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2007年07月18日 06時26分 更新

PLAYSTATION PREMIERE 2007(パート2):

PSPは第二次成長期という認識で、PS3は再びローンチする意気込みで――「PLAYSTATION PREMIERE 2007」後編 (2/2)

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コーエー――装いも新たに「真・三國無双5」がPS3に登場

wk_070718sce204.jpg 「真・三國無双+戦国無双」シリーズは、ワールドワイドで1500万本、国内だけでも1000万本出荷していると松原氏

 コーエーからは、代表取締役執行役員社長COO 松原健二氏が登壇し、「BLADESTORM 百年戦争」(8月30日発売)を紹介。PS3本体との同梱版や、7月末から始まるPLAYSTATION Storeでダウンロード配信される体験版の情報を開示。すでに既報の「Fatal Inertia」や「NioH 仁王」が開発順調であることなどが告げられた。

 そして、サプライズとしてPS3で「真・三國無双5」が発表された。松原氏は、プロデューサーの森中隆氏を紹介し、本作が従来からさらに進化していることが明かされた。


wk_070718sce205.jpg 「真・三國無双5」のプロデューサー森中氏は、意外に早い発売日のため鋭意開発を進めている。近日中に最新情報が公開されるだろう

 まず、キャラクターの全面見直しがなされ、キャラクターのデザインが変更されている。また、それに伴い武器も大幅に変更がなされていた。事実、今日のために製作されたというムービーでは、趙雲の衣裳が変更されており、呂布には顔にペインティングがなされたような化粧が施され、武器も十字の回転させて飛ばせるものへと仕様変更されているようだった。

 映像には、より増量していると思われる董卓やより華麗になった貂蝉の姿だけでなく、張遼や司馬懿、さらには大幅にイメージ変更がなされた孫堅、孫権、孫策、そして孫尚香の姿が確認できた。また、長坂らしきところでたたずむ劉備、関羽、張飛や、より戦闘的になった諸葛亮の姿も確認。これらは少なくともプレイアブルで遊べるとものと思われる。

 作品のコンセプトは「究極のアクション、究極の戦場」となっており、それを実現すべき、一騎当千の爽快感のさらなる極みを目指すとしている。なお、戦闘システムでは新たに「連舞システム」を採用しており、単発で終わる攻撃をどこまでもつなげていけるようになるとのこと。

 ステージの移動も壁を登ったり、水中を立ち泳ぎしてみたりと、活動範囲が増えている。従来作品とはまた違った戦略の組み立てが必要になるのかもしれない。発売予定日は2007年秋を予定。東京ゲームショウでは、プレイアブル出展を予定している。

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スクウェア・エニックス――「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」同梱版を買うとひと足早く新型PSPが入手できる

wk_070718sce206.jpg 橋本氏は、東京ゲームショウで最新映像を公開すると約束

 最後となったスクウェア・エニックスからは、コーポレート・エグゼクティブの橋本真司氏が登壇する。まず橋本氏は、5月の「PRE-CONFERENCE MEETING」で発表された「THE LAST REMNANT:ラスト レムナント」を紹介する。

 「THE LAST REMNANT:ラスト レムナント」は、日米同時に発売する戦略ソフトで、開発の効率化を図るため最新のゲームエンジン「Unreal Engine 3」を使用している。新たなブランドタイトルとして期待されている旨を説明すると、その圧倒的物量で戦う様を収めたムービーが上映された。70人以上での戦闘などについての詳細は、もう少し先になるそうだ。

 また、PS3でもっとも待望されているタイトルともいえる「FINAL FANTASY XIII」と「FINAL FANTASY Versus XIII」の2作品についても触れ、最新映像については東京ゲームショウで公開することなどが発表された。なお、本作はスクウェア・エニックス独自のホワイトエンジンを使用しており、現在鋭意製作中とのこと。

 橋本氏は最後に「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」の紹介する段で、新型PSPとの同梱版が9月13日(木)に発売されることを発表した。こちらの同梱版は新型PSPが発売される9月20日から1週間早く、いち早く新型を入手できる機会となるという。この同梱版は7万7777個限定で発売される。価格は税込み2万5890円。

wk_070718sce219.jpgwk_070718sce220.jpgwk_070718sce221.jpg 「THE LAST REMNANT:ラスト レムナント」

wk_070718sce222.jpgwk_070718sce223.jpgwk_070718sce224.jpg 「FINAL FANTASY XIII」

wk_070718sce225.jpgwk_070718sce226.jpgwk_070718sce227.jpg 「FINAL FANTASY Versus XIII」


 第1部と同様に、映像のみだが紹介されたその他タイトル群は以下のとおり。

  • 「BLADESTORM 百年戦争」(コーエー)
  • THE EYE OF JUDGMENT BIOLITH REBELLION 〜機神の叛乱〜 SET.1」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
  • 「Railfan 台湾高鉄」(音楽館)
  • 「ヴァンパイア レイン ーアルタードスピーシーズー(仮)」(AQ インタラクティブ)
  • 「マーセリナーズ 2: ワールド イン フレームス(仮)」(エレクトロニック・アーツ)
  • 「アンチャーテッド エルドラドの秘宝(仮)」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
  • 「ティアーズ・トゥ・ティアラ−花冠の大地−」(アクアプラス)
  • 「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ディズニー・インタラクティブ・スタジオ)
  • 「Dark Sector」(ディースリー・パブリッシャー)
  • 「魔界戦記ディスガイア3」(日本一ソフトウェア)
  • 「HAZE」(スパイク)
  • 「スタントマン:イグニッション」(THQジャパン)
  • 「ラチェット&クランク FUTURE(仮)」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)

総括

 3時間30分にも及んだ発表会はパート1、パート2ともに冒頭、新型PSPであったり「PLAYSTATION Home」の詳細なりの発表はあったものの、大幅にソフト紹介に偏ったものとなった。北米で断行された値下げについて、日本でもなにかしらの対応をするのかと注目されたものの、そちらについては言及されることはなかった。

 今回はSCEの代表取締役社長兼グループCEOに就任した平井一夫氏が、日本でスピーチする最初の機会として、その動向が注目されていた。平井氏は、本イベント終了後にグランドハイアット東京で開催された、2006年度のヒットタイトルを表彰する「PLAYSTATION AWARDS 2007」において、「プラットフォームホルダーとしての原点回帰」を提唱し、ソフト重視である点を強調していた。

 「PLAYSTATION PREMIERE 2007」の締めで佐伯氏は、「最新のプラットフォームが、今作り上げようとしている新しい世界に向けて披露した、幅の広い、あるいは新しく楽しいクリエイティブをみんなで盛り上げていきたい。PSPは第2次成長期という認識で取り組んでいき、PS3は再びローンチするという意気込みでマーケットに繰り出していきたい」と語っている。

 その際、最後にスクリーンには「SEE YOU TO TGS」と映し出されていた。PS3に関して残念ながら現状苦戦しているのは否めない。その状況を打破するために模索しており、東京ゲームショウに向けて、そして年末商戦を見込んだPS3、そしてプレイステーションファミリーの巻き返しが期待される。

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[加藤亘,ITmedia]

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