「東京ジョイポリス」の新アトラクションにAKB48が挑戦! 絶叫! 涙!

セガは本日、東京ジョイポリスに今夏導入される新アトラクションの体験会を行い、AKB48の3人を迎え、そのうちのひとつである「忌火起草 胎動編」を使用しての実況生中継を実施した。

» 2007年07月26日 18時17分 公開
[加藤亘,ITmedia]
左からAKB48の大島麻衣さん、板野友美さん、河西智美さん

 セガは7月26日、東京お台場にあるアミューズメントテーマパーク・東京ジョイポリスに今夏、新アトラクションが3種導入されたことを紹介する体験会を催した。この体験会では「AKB48」から大島麻衣さん、板野友美さん、河西智美さんの3人を迎え、PS3で今秋発売を予定しているサウンドノベル「忌火起草」(いまびきそう)をモチーフにしたホラーアトラクションを絶叫生中継! 身を張ってその怖さをアピールした。

 今回導入されたアトラクションは、“音”にこだわったお化け屋敷「忌火起草 胎動編」、人気連載中のコミック「頭文字D」の世界を体感できる「頭文字D ARCADE STAGE 4 LIMITED」、冒険アクションガンシューティングアトラクション「レッツ ゴー ジャングル! スペシャル」の3種。

すべてのアトラクションを体験することもできた。「忌火起草 胎動編」ももちろん内部に潜入してみたが……誰かいる! こ、怖い……

 「忌火起草 胎動編」は、前述したとおり2007年秋に発売予定のプレイステーション 3用ソフト「忌火起草」の世界観を活かした最恐サウンドホラー・ウォークスルーアトラクション。サウンドノベル最大の特性であるリアルな音にこだわり、コードレスヘッドフォンを装着して歩いて進む。ゲームの「PREQUEL(前の話)」をアトラクションのストーリーとして設定しており、ゲームのキーアイテムとなる“ハッピードラッグ”をアトラクションの導入部に登場させている。

  • 料金(税込み):600円
  • 所用時間:約10分
  • 定員:4人

ライドは3種類あって、右からFD3S RX-7 Type R、AE86 スプリンタートレノ GT-APEX、インプレッサ WRX type R STi Version V GC8と並んでいる

 「頭文字D ARCADE STAGE 4 LIMITED」は、アーケードゲーム「頭文字D ARCADE STAGE 4」をアトラクション化させたもので、原作に登場するクルマのリアルな挙動が体感できるというもの。視界いっぱいに広がる大画面ワイドスクリーンに映し出される迫力ある映像がよりいっそうプレーヤーの気分を盛り上げてくれる。

  • 料金(税込み):600円
  • 所用時間:約8分
  • 定員:2名×3台

ジャングルで凶悪な生物や巨大な昆虫と戦っていく。専用のガンコンで撃ち続けるだけでいいので、特に難しい操作は必要としない

 「レッツ ゴー ジャングル! スペシャル」は、ジャングルから当然襲いかかる巨大生物をマシンガンで撃って倒す冒険アクションガンシューティングアトラクションで、アーケードで展開している「レッツ ゴー ジャングル!」に多彩なギミックが加えられている。ボックス型の筐体には可動式のペアシートと、前後に100インチの大型スクリーンが設置され、進行に合わせてシートが回転する仕組みとなっている。ダメージを受けると左右に振動したり、エアーが噴射されるなどの体感ギミックも施されている。

  • 料金(税込み):500円
  • 所用時間:約5分〜15分
  • 定員:2名×3部屋

こちらは8月4日より導入される人気ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」をモチーフとした新アトラクション「24 CTU -ザ・ミッション-」の紹介。与えられたミッションをクリアしていくインタラクティブ回遊型アトラクションとなる

 普段のステージ衣裳で登場した3人は、みんな遊園地好きとのことだったが、東京ジョイポリス経験者は大島さんのみ。「暑い夏でも、屋内施設のここなら涼しいし、こういう季節には最適ですね」と魅力を語る。3人は「忌火起草 胎動編」以外のアトラクションを事前に体験しており、大島さんのお父さんが「頭文字D」のファンで家族を連れてきたいということや、「レッツ ゴー ジャングル! スペシャル」がけっこう怖くて、板野さんには難しかったことなど感想を述べる。

 そうこうしているうちに「忌火起草 胎動編」の体験会の時間となり、入口まで移動することに。3人とも怖いものが苦手で、入口を見ただけで手が震えてくるほどなのだとか。実際、3人ともスタート前から泣きそうで、事実、入口でヘッドフォンを装着するなり悲鳴をあげる。我々取材陣のために、その様子が暗視カメラでライブ中継されていたのだが、すでに全員涙目。途中、恐怖のあまりヘッドフォンを外したり、腰が抜けてしまった河西さんが途中リタイアしたりと、その怖さを存分に見せつけてくれた。最後は走り込むように出口に飛び出して来て体験会は無事(?)終了した。


これから頑張って突入しますと意気込むも、この数分後に大絶叫が待っていた
通常数分で出口へと進むはずなのだが、なかなか入口付近から踏み出せず……。こちらは暗視カメラでの様子
戦い終えて、すっかり焦燥しきっている3人は、気丈にポーズを取ってくれる

 途中、「遅い方が怖いから早く行こう」と意外に冷静なところを見せた大島さんは、「怖くてなかなか動けませんでした。すごく怖いので、暑い夏には最適です」とコメント。ヘッドフォンを外しながらもなんとかゴールした板野さんは、しゃべるのも大変なほど息を荒げながら「もう入れないです。お化け屋敷自体入ったことなかったので、こんなんでしたけど、きっと皆さんなら楽しめると思います」と話す。残念ながら途中リタイアの河西さんは「無理でした。もう入った瞬間に無理って分かって、音もお化けも仕掛けも怖くて……。特に音が本当に近くに誰かいるように聞こえて、かなり追いつめられました」と語ってくれた。


中村氏も恐怖するほどの出来

 続いて、「忌火起草」の開発を行うチュンソフトの中村光一氏が登場し、同じく本アトラクションを体験することになった。

 「ゲームソフトよりも前にアトラクションとして設置されるのは業界初のことではないでしょうか? こちらのアトラクションを体験してもらうことで、ゲームの内容がどんなものか分かってもらえるようになっています。聞く話によるとかなり怖いとのころで、びびってますが楽しみです」(中村氏)

 中村氏は4人でアトラクションを体験したのだが、これまたAKB48の3人と同様に、いい大人が悲鳴をあげるほど恐かったようで、出口からは引きつった笑いで中村氏が飛び出す姿を見ることができた。

 体験会を終えた中村氏は「怖くてやばすぎです。1人だったら戻って来ることはできなかったですね。今もドキドキしています。ヘッドフォンの効果も抜群で、サラウンドで聞こえて来るんです。ゲームとのリンクも相当あって、このアトラクションを体感してもらうと、いざゲームをやった際にはあのシーンがこれなのかと分かるようになっています。とにかく怖くて、中をよく見る余裕すらなかったですね」と、興奮も醒めやらぬ様子。


 中村氏は、本アトラクションが製作されるにあたり、「忌火起草」での設定などを事細かく指示を出したとのこと。ゲームの「忌火起草」もサウンドノベルの新境地を開くべく、セリフと心情とでメッセージ分けをして、目と耳の両方からの恐怖を演出しようと試みている。アトラクションでもそのヘッドフォンを使用して歩くことで、十分恐怖は演出されている。それは、AKB48の3人はもちろんのこと、ゲームの開発に携わる中村氏の顔を見れば理解できるだろう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた