連載
» 2007年07月27日 01時15分 公開

電脳世界に潜り込め!「パルスマン」ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)

TVに出たことで、アクションゲームが苦手というのが全国に知れ渡ってしまったゲイムマンさんです。一部で「偽ゲームマニア疑惑」まで浮上してるみたいなんで、最近バーチャルコンソール入りした「パルスマン」(セガ)で、疑惑を晴らしてみようと思います。

[ゲイムマン,ITmedia]

アクションゲーム克服大作戦

 こないだ「『ぷっ』すま」に出たときの、視聴者の反響を知りたくて、検索エンジンで自分の名前を検索してみた。

 さすが「ぷっ」すま効果というか、多くのブログがヒット。番組の感想とか、「ゲイムマンの中の人を初めて見た」とか書かれていて、番組の人気(とストリートファイターIIの人気)ってすごいなあと思った。

 ただ、中には「うそっぱちのゲームマニア」とか、「TVゲームを冒涜している」とか書いてるブログもあって、かなりショック。

 わたしの今までやってきたことを、(この連載も含めて)何ひとつ知らないゲームファンも多いんだなあとあらためて認識。もっと精進が必要だと感じる。

 ……まあ、でもわたしも、去年の東京ゲームショウのイベントを見て、日経エンタテインメントの品田編集長のことをブログでボロクソ書いてたんで、人のことは言えないんだけど。

 「うそっぱちのゲームマニア」と書かれても、あんまり反論できないのがつらい。何しろわたしには、ゲームマニアぶりを証明できるような、数値で示せる実績や、明確なアピールポイントがほとんどないのだ。

 持ってるゲームの本数が500本というのも中途半端だし、大手専門誌でのライター経験もほとんどないし。何よりも、ゲームがうまくないというのが致命的。

 アクションゲームの腕をもっと鍛えれば、「うそっぱち」と書かれることもないだろう。そこで今回は、昔プレイして早々に挫折した「パルスマン」に再トライして、アクションゲームを克服したいと思う。

画像 「パルスマン」を開発したゲームフリークのある下北沢にて。下北沢には小劇場やライブハウスが多く、新しい文化を作り続けてきた町といえる
画像 パルスマンは2001年生まれの14歳。コンピュータのメモリ空間内で暮らしているが、現実の世界にも実体化できる

13年前から見た8年後の世界

 「パルスマン」(セガ)は、1994年に発売された、メガドライブ用アクションゲーム。開発は、後に「ポケットモンスター」(任天堂)を作ったゲームフリークだ。

 主人公のパルスマンは、学者の好山博士と、コンピュータのメモリ空間内に生息する人工生命体「C-Life」との間に生まれた少年で、現実の世界とコンピュータの中を自由に行き来できる。

 彼の敵は、ドク・ワルヤマ率いるG・G。ワルヤマは、C-Lifeを実体化させる装置「EUREKA」を使って、TV局を占拠したり、カジノのお金を盗み出したりと、世界を混乱におとしいれようとしている。

 ちなみにG・Gというのは「ギャラクシィ・ギャング」の略であって、「じじくさいからG・G」というわけでも、「ジェレミーもゴンザレスも既にいるからG・G」というわけでもない。

画像 自分で作ったC-Lifeと結婚した数理生物学者(マニュアルでは数理物理学者)の好山錫兵(よしやますずへい)。ギリシャ神話のピグマリオンを思わせる
画像 ドク・ワルヤマの目的も今ひとつはっきりしない。一応、宇宙征服の野望はあるみたいだが、それよりも悪事を働いて人を驚かせるのが「キモティー!」らしい

 このゲームの発売が1994年、舞台となっているのは2015年。

 気がついてみたら、ゲームで描かれている“近未来”の方が、ゲームの作られた年より近い時代になってしまった。1994年ってもう13年も前なのか。

画像 コンピュータ内の空間という、目に見えない世界をそれらしく表現した、イマジネーションが素晴らしい

 インターネットが一般に普及し始めたのは1995年から1996年頃で、「パルスマン」が発売された頃にはまだ、文字ベースでのパソコン通信が一般的だった。

 そんな時代に、「コンピュータのネットワークによって世界は結ばれ、国家という枠を越えた“地球人”という意識が高まりつつある時代」という、現代のネット社会を先取りした設定がなされている。

 わたしが2002年に出した「すばらしきゲームたち」という本(オンデマンド出版で、販売冊数が約30冊という希少本)でも書いたのだが、「パルスマン」と「ポケモン」には、奇妙な関係がみられる。

 例えば、「パルスマン」の世界でネットワークを統括するコンピュータの名前が、「ポケモン」に出てくる豪華客船と同じ“サント・アンヌ”。また、「パルスマン」に登場するアナウンサーの梨沙・ハットフィールドは、後にポケモンのサイトで案内役を務めた。

画像 ニュースキャスターの梨沙・ハットフィールド。共同TVの某有名アナウンサーさんに似てるような気が。あちらは2000年入社なので、まったくの偶然だけど

 現実世界とコンピュータ内の空間を行き来できるという設定も、パソコンから通信ケーブルで送受信できるポケモンに近いものがある。

 だからわたしは、「実はポケモンもC-Lifeなんじゃないか?」というふうに推測したことがあるのだが、今日までこの説は誰にも支持されていない。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!