レビュー
» 2007年07月31日 15時01分 公開

リモコンを振りかぶり、群がるスライムを一閃――Wiiでキミも勇者になれる! 「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」レビュー(1/3 ページ)

「ドラゴンクエスト」シリーズから派生した体感アクションRPGがWiiで初登場。Wiiだからこそ実現した独自の操作方法で、リモコンを振るプレーヤーと主人公が絶妙にシンクロする。自在に剣を操り、おなじみの敵たちをバッサバッサとなぎ倒せ!

[仗桐安,ITmedia]

続編ではないけども……思い出すのは「剣神ドラゴンクエスト」

 「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」は、Wiiで発売された体感アクションRPG。タイトルの通り「ドラゴンクエスト」関連作品ではあるが、正式なナンバリング続編ではなく、“ドラゴンクエストソード”という新機軸タイトルの第1弾だと言っていいだろう。タイトルに“ソード”とつくのにはワケがある。ご存知の方も多いかとは思うが、本作ではWiiリモコンを剣に見立てた新感覚の体感アクションが実現しているのだ。

 「ドラゴンクエスト」の世界で“剣を振る体感アクション”と言えば、ファンならまず想起するタイトルがあるはず。それが2003年に発売された「剣神ドラゴンクエスト」だ。「剣神ドラゴンクエスト」は家庭用ゲームでありながら、どの家庭用ゲーム機にも属さず、専用のハード(「剣神ドラゴンクエスト」のソフトを内蔵)と専用の剣型コントローラを購入することで、すぐにテレビにつなげて遊べる、独自路線の製品だった。

 テレビの上もしくは下に本体を設置し、その本体のセンサー部分が剣型コントローラの動きを感知するという仕組みは、Wiiの到来を予見したかのようなインタフェースだった。当時は先進的だった剣を振る操作、敵を斬った時の何とも言えない爽快感、長時間やったあとの腕の疲れ……、その新感覚に筆者も一時夢中になってハマったものだ。Wii発売前にWiiリモコンによるポインティングができるという情報が発表された時に、筆者の脳裡に真っ先に思い浮かんだのが「剣神ドラゴンクエスト」だった。

Wiiで始まる新たなドラゴンクエストの世界で、冒険の旅へ!

 だから、本作が発表された時には「やはり来たか」と思うと同時に素直にうれしかった。大のお気に入りだった「剣神ドラゴンクエスト」は、ハード=ソフトという構造上、続編を作りにくいだろうとは思っていたが、Wiiなら難なくあのプレイを実現できる。しかもより美麗なグラフィックで、より内容や機能を盛り込んであのアクションができるのだ。これは期待せずにはいられない。Wiiリモコンをシュッシュと振り回しつつ、本作の発売を待ちわびた筆者であった。

リモコンの振り=主人公の剣さばき!

 まずは本作独特の操作方法について触れておこう。本作ではヌンチャクなどの周辺機器は一切必要とせず、Wiiリモコンのみで操作をすることになる。

 本作での移動は十字ボタンで行う。上を押せば前進、下を押せば後退する(王国の中では左右のボタンで左右に向きを変えることができる)。また、Bボタンでも前進する上に、上ボタンとBボタンを同時に押せば走ることができるのは基本中の基本だ。

ステージは洞窟、森、塔などさまざまな場所が用意されている
アルソード王国内は入り組んでいるので、最初は何がどこにあるのか分かりにくいかもしれない。表示されるマップを頼りに移動感覚をつかもう

 戦闘画面ではWiiリモコンを横に振れば横斬り、縦に振れば縦斬り、斜めに振れば斜め斬りが繰り出せる。Wiiリモコンを画面に向かって突き出すことで“突き”を出すことも可能だ。このあたりはかなり感覚的なので、操作には慣れが必要だろう。

スライムが横一列にやってきた。ここは迷わず横斬り一閃!
油断をしていると敵の攻撃をくらうことになる。隙のない攻撃と防御で倒していこう

 また、特殊な操作としてポインターロックというものがある。これは画面上のどこを基点として斬るのかを指定できる操作で、画面上の任意の点にポインタを持っていきAボタンを押すことでロックができる。例えば画面左寄りに縦にドラキーが並んでいる場合、通常の縦斬りでは一刀両断できない。ポインターロックを使えばドラキーが並んでいる画面左寄りのラインをロックし普通に縦斬りを繰り出すことでドラキー全員を斬ることができる。

ドラキーが左側に縦一列になっている。こういう局面ではポインターロックだ
ドラキーとタホドラキー、6匹同時に登場!効率よく攻撃できれば爽快感を感じられるはずだ

 Bボタンによる盾の構えも重要な操作だ。敵の攻撃は遠距離からの飛び道具的なものもあり、敵によっては相手の攻撃を防御したときでなければ攻撃のチャンスが得られないものもいる。盾による防御とポインターロックによる狙い斬りをうまく使い分けることができれば初級者脱出と言えるのではないだろうか。

オークは基本的に槍で身を防いでいる。攻撃をこちらが防御した後に必ずスキができるので、そこを素早く攻めよう

 事実、筆者も慣れないうちは、ポインターロックしたいのに盾で防いでしまったり、盾で防御したいのにAボタンを押してしまったりというイージーミスが目立った。ただ、やればやるほど慣れるもので、確実にミスが減っていくことと思う。アクションゲームにおけるトライアンドエラーの楽しさを感じることができるはずだ。操作そのものの爽快感が元々あるので、巧みに敵を狙って自在に斬ることができるようになれば、気分は勇者そのもの。テレビの前で思わずWiiリモコンをシャキーンと構えている自分がいるかもしれない。


盾には耐久度があり、プレイが進行していくとだんだんボロボロになっていく。盾の中心で防御すれば劣化することがないので、精度の高い防御をしていこう
タホドラキーのルカナンをくらうと盾が小さくなってしまう!逆にバイシルドという本作オリジナルの呪文で盾を大きくすることもできる
敵の攻撃をもろにくらってしまうとノックバックという状態に。後ろに吹き飛ばされて、しばらく硬直してしまう…。こうならないためにも防御が肝心だ

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2112/08/news015.jpg 大好きな飼い主に、元保護猫がダイナミックハグ!! 「おかえりー!」と飛びつく姿に「かわいすぎる」の声
  2. /nl/articles/2112/08/news122.jpg ビジュアル系バンド「nurie」小鳥遊やひろさん、追突事故に巻き込まれ逝去 他メンバーも病院へ搬送
  3. /nl/articles/2112/07/news156.jpg 渡辺直美、NYで運転免許取得も「絶望」 “不意打ち”顔写真採用に困惑「どんな表情でどんな髪型なの?」
  4. /nl/articles/2112/06/news051.jpg お風呂に呼ぶ父に息子が「行けるわけなかろーもん」 猫さまとラブラブな光景に「息子さん正しい」と賛同の声
  5. /nl/articles/2112/06/news149.jpg 47都道府県の「県章」を仮面ライダーにアレンジ 各地の特色を宿した空想ヒーローに全国特撮ファン大盛り上がり
  6. /nl/articles/2112/08/news086.jpg 【その視点はなかった】常に丁寧口調の同僚に、評判の悪い人への印象を聞くと「こちらも親指が下がる思い」と低評価
  7. /nl/articles/2112/08/news100.jpg 井上和香、6歳娘と“笑顔いっぱい”温泉旅行2ショット 「娘との関係がうまくいかない」と育児に悩んだ過去も
  8. /nl/articles/2112/08/news024.jpg 猫「え……それ私のおやつでは??」 困惑の表情で風呂場に立ち尽くす猫ちゃん、かん違いする姿がかわいい
  9. /nl/articles/2112/07/news029.jpg 「キッチンから落ちゆく猫」 ペットシッターさんがとらえた決定的瞬間の写真に「動画で見たい!」「犬神家みたいw」
  10. /nl/articles/2112/08/news081.jpg 矢田亜希子、豊川悦司とのドラマ「愛していると言ってくれ」兄妹2ショット ファン「これはエモい」「私の青春だ」

先週の総合アクセスTOP10

  1. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  2. 高嶋ちさ子、ダウン症の姉とさだまさしのコンサートへ 笑顔あふれる3ショットに「姉妹で素敵」「癒やされました」の声
  3. 「キレッキレ!」「何回見ても笑えるwww」 白柴犬の激しすぎる後ろ足の動きに国内外から大反響
  4. 45キロ減のゆりやんレトリィバァ、劇的変化の“割れたおなか”に驚きの声 「努力の賜物」「昔を思い出せない」
  5. 46歳と18歳の内田有紀、“2人そろって”『STORY』表紙へ 「自分の妹と撮影しているみたい」
  6. ダレノガレ明美、“痩せすぎ”指摘する声に「体絞っていました」 現在は4キロの増量 「ご安心ください」
  7. 渡辺美奈代、公開した自宅リビングが広すぎて“お姫様のお部屋” ゴージャスな部屋へファン「センスまで抜群」
  8. アイドルが「虚偽の発言」「繋がり行為」など複数の違反行為 ファンのため“卒業”を提案するもブロック→解雇へ
  9. 「美男美女の一言」「これぞベストカップル」 高橋英樹&小林亜紀子、“48年前の夫婦ショット”が絵になりすぎる
  10. ゴマキの弟・後藤祐樹、服役中に死去した“母との約束” 「1000万円企画」朝倉未来の計らいで首のタトゥー除去

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」