喜屋武さん、ココロの中を見つめ直してみませんか?――「音声感情測定器ココロスキャン」編:「喜屋武さん、これできますか?」(その4)(2/3 ページ)
喜屋武さん、本当はどう思っているんですか?
言ってませんでしたっけ? もちろん、喜屋武さんが「きみのためなら死ねる」や「赤ちゃんはどこからくるの?」が好きなのは知ってましたよ? きっと喜んでくれているもんだとばかり思っていました。あぁ、自分のココロが分からない。とまぁ、これは単なる失念ではありますが、本作ではアバウトながらその人のココロの中身を垣間見ることができるソフトとなっています。
「そろそろ皆さん、ココロも知りたいかなと思いましてゲーム化を考えたんです。それからココロに関する技術を調べていたところ、声から感情を読み取るという技術があることを知りまして、今回DS用にゲームに落とし込んだわけです。こうして我々の会話をひろって波形として表示できるように、実際テレビの声からもひろえたりしますので、さまざまな楽しみ方があるのではないでしょうか。感情を使った遊びなども入っているのでゲームとしても楽しめます」(吉永氏)
では、喜屋武さんが上記であえてすっ飛ばしたと思われる、ココロスキャンの結果をさらしてみましょう。
今回、喜屋武さんにはまず「ココロの健康チェック」を受けてもらいました。これは、質問に答える声を分析してココロの状態をはかるというもの。例えば「あなたは子供ですか? 大人ですか?」という設問があるとして、喜屋武さんが「子供です」と選択したのならば、それを実際声に出して読み上げ、声に隠れているココロの声を読み取ろうというのだ。こうした質問→選択→発声を繰り返していき、現在のココロの健康状態を探ってみました。結果は116/200とバランスの取れている状態と判明。
喜屋武さん曰く「こうした診断系のものをやってまともな結果になったことがないのでうれしい」とのこと。喜屋武さん、普段どんな結果なんですか?
それにしてもひとつひとつの設問に対する診断もあるのですが、素直度がレベル8と幼児レベルってのはいいとして、願望度がレベル2と修行僧並な悟りようってのは腑に落ちません。気になったのは不快度。レベル8と高く、全体を通して「怒り」の感情が多いとの結果。なんでしょう。ITmediaの仕事になにかご不満でも?
この診断を毎日続けていくことで、ココロの状態がグラフで表示されるようになり、最近の傾向などを知ることができるとのこと。
次に喜屋武さんはココロ年齢チェックを試してもらいました。自分の感情をコントロールできるかでココロの成熟度を測るといった内容で、こちらも毎日継続的に意識していくことで成熟度を上げていくことができるという。「怒り発散ゲーム」と「ガッカリ軽減ゲーム」、「平常心キープゲーム」の3つで、ココロの成熟度を測ります。
喜屋武さんがマイクに向かって「だめじゃないか!」と怒ってみたり、「もうだめだー」とため息ついたり、「ぼくはやってません」としらばっくれたりしてココロの動揺を計測した結果は! ……7歳!? え? な、ななちゃい? 喜屋武さんのココロの成熟度は「コドモの人気者」レベルと、若いにもほどがあると突っ込まざるをえない結果に。
喜屋武さんはその後、「実はコーフンするもの」を探るべく、自分の知らないココロへと迫る。「めがね」、「エプロン」、「くつした」、「ねこみみ」、「ハイヒール」、「ロープ」、「皮製品」のイラストを見ながら声に出してみると……。1位は「エプロン」、同率で「革製品」、続いて「めがね」がランクイン。喜屋武さんは、皮製品のエプロンをした眼鏡の人がいれば興奮することが判明しました。喜屋武さん、かなりのフェチっぷりっすね。
続いて、「コーフンする恋愛」に挑戦。「純愛」、「略奪愛」、「アニメキャラとの恋」、「ずっと片思い」、「禁断の関係」、「大人の関係」、「先生と生徒」を同じように声に出して入力してみました。結果は1位が同率で「純愛」と「略奪愛」、続いて「アニメキャラとの恋」とランクイン。純愛しながら略奪するというアニメがお好きということでしょうか?
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