「RO」の進化した姿を目の当たりにしてきました――「ラグナロクオンライン2」先行体験リポート「ラグナロクオンライン2」先行体験リポート(2/2 ページ)

» 2007年08月29日 00時00分 公開
[網野三平,ITmedia]
前のページへ 1|2       

ボリューム満点の3種のクエスト

 戦い方を覚えたら、いよいよ本格的な冒険の始まり。NPCから次々とクエストの依頼を受け、どんどんクエストをこなしてサクサクとレベルを上げていった。本作では、エピッククエスト、オフィシャルクエスト、プライベートクエストという3種類のクエストがあり、これをこなしていくことが目的の1つとなっている。クエストの種類の違いは、おおまかに以下のようになっている。

クエストの特徴

画像 掲示板は、街中やフィールドなどいたるところに設置されている。街の外でも依頼を受けられるので便利
  • エピッククエスト……「RO2」のメインのストーリーを追いかけるクエスト(ただし、本稿執筆時は未実装)
  • オフィシャルクエスト……掲示板に掲載されているクエスト
  • プライベートクエスト……NPCから直接依頼されるクエスト。特定のオフィシャルクエストを達成してからでないと発生しないものもある。


 各クエストは、それぞれ1つずつしかオファーを受けることができず、依頼を達成する前にほかの依頼を受ける場合は、進行中のクエストを破棄しないといけない。また、中には依頼を達成したあとに続けてクエストが発生する“連続クエスト”もある。クエストの数はかなり多く、報酬でナイスな性能の装備がもらえることもあるので、クエストをこなしていくだけでキャラクターを育てることもできそうだ。

 クエストの内容は、メニューのクエストノートにて確認できる。ガイドも記載されているので、クエストノートを見ながら進めていけば、何をすればいいのかすぐにわかることだろう。街に住んでいるNPCの人間関係などがわかるクエストも多く、筆者はクエストをこなしていくうちに、どんどん「RO2」の世界に引き込まれていった。

画像 頭上に緑やオレンジの吹き出しが出ているNPCに話しかけると、クエストの依頼を受けられる
画像 NPCは、個性的でかわいらしいキャラクターが多いのも魅力のひとつだ

未知なる世界に待つものは

画像 すぐに自爆するマリンスフィアーは、手出し厳禁どころか近寄るな、とすら言われた海の暴れん坊。でも、ホードミメス近海にいるマリンスフィアーはかなり温和でした

 「RO2」では、「RO」で登場したモンスターやNPCも多数登場する。カナトゥスやマリンスフィアーなど、「RO」ではそこそこのレベルがないと倒せなかったモンスターが最初の街・ホードミメスのすぐ隣のフィールドで出現するのだ。「いきなりそいつはキツイんじゃない?」と思いながらも、再会のあいさつとばかりに攻撃を仕掛けたら、なんとあっさり倒せてしまった。どうやら「RO」と同一のモンスターでも、強さはまったく変わっているようだ。

画像 ポリンはホードミメスから船で渡った先のフィールドにいる。初めて転職したばかり程度のレベルだと、苦戦は避けられない強さなのだ

 「RO」のマスコットキャラクターであるポリンも、しっかり登場している。「RO」では弱いモンスターの代名詞だったが、「RO2」では結構パワーアップ。ルーキーキラーといわんばかりに、かわいらしい見た目にだまされて攻撃してくる冒険者たちを次々と返り討ちにしているようだ。筆者も何も考えずに攻撃して、あっという間にぶっ飛ばされてしまいました。

戦闘とクエスト、総合的なの満足度はかなり高い

 クローズドβテスト段階としては、かなり高い完成度となっている本作。ただし、クエストガイドの翻訳が調整中とのこともあり、でクエストの終わらせ方が分からないものがある、というような、改善点はまだあるが、クエストの数が充実していたり、キャラクターが予想以上にかわいらしかったりと、内容そのものはかなり楽しめた。狩りに関しては、体力や精神力の自然回復するスピードが早く、体力回復に時間を取られないので、ストレスなく戦えたのはうれしいポイントだ。まだ最初の村であるホードミメスから出られないので、早くほかの世界を巡ってみたくてしょうがない。

 クローズドβテスト段階としては、かなり高い完成度となっている本作。8月31日午後3時からはオープンβテストも予定されている(ネットカフェは8月30日から)。興味のある人やクローズドβテストにはずれてしまった人はぜひ参加してみてほしい。

(c)2007 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved.
(c)2007 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/16/news016.jpg 結婚式で乾杯音頭をとる3歳息子、口癖になるほど練習して…… 大好きなおじのために頑張る姿が580万再生「天才!」「可愛い過ぎて涙出ました」
  2. /nl/articles/2404/15/news025.jpg 悪さばかりする猫に小型カメラを装着→映像を確認してみたら…… 衝撃の光景に「ヤバい最高」「こういうの見たかった」
  3. /nl/articles/2404/16/news014.jpg 築54年団地の狭いキッチン、洗った食器はどこに置く? プチプラ&すっきり片付くアイデアに「私の理想!」「そのセンスが欲しい」
  4. /nl/articles/2404/16/news015.jpg 8歳娘が描いた“志村けん”に「うますぎてびっっっっくり」「間違いなく天才」と絶賛の嵐 才能あふれるペンさばきが128万再生
  5. /nl/articles/2404/16/news006.jpg 元野良猫たちの家の庭に野良猫が現れた→ガラスを隔てた熱い攻防戦が…… それぞれの反応と予想外のオチに爆笑
  6. /nl/articles/2404/15/news081.jpg 【今日の計算】「13+8×2−11」を計算せよ
  7. /nl/articles/2404/15/news156.jpg 豊田章男会長、マクドナルド「ハッピーセット」のおもちゃに大喜び→「天下のトヨタ会長がハッピーセットって」「ほんとお茶目で好き」と話題
  8. /nl/articles/2404/16/news033.jpg 小麦粉を変えてクッキーを作ってみたら…… 5種類の焼き比べが100万表示「こんなに変わるのねぇ〜〜〜」「みんな違ってみんな良い!」
  9. /nl/articles/2404/15/news132.jpg 「仮面ライダーゼロワン」出演俳優、脳梗塞の後遺症続き活動休止 「右半身の麻痺が回復せずこの度の決断に」
  10. /nl/articles/2404/03/news161.jpg 橋爪淳、大河ドラマ出演終了で「大腸に5センチ程のガン」公表 “病院嫌い”だったと明かし「命を繋いで頂きました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」