富士山頂にゲーム無く?

夏の暑さも和らいだ昨今、皆様ゲームしてますか? 私はしています。それが標高3700メートル超の富士山頂であっても……。

» 2007年08月29日 00時00分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 前回の+D QUICK POLLで「携帯ゲーム機、いつも持ち歩いている?」と、約7000人の方からアンケートを取ってみると右のような結果となりました。ご協力ありがとうございます。現在は、「新型『PSP-2000』、買うとしたらどの色?」というアンケートを取っておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。

 さて、筆者が意外だなと思ったのは、ニンテンドーDSよりもPSPを普段から手放さないという方が多いということ。その差はわずかながら、PSPの底力を見せつけたものとなりました。もちろん時期やタイトル次第なのでしょうが、確かにPSPもDS同様、通勤途中で見かけることも多い。皆さん普段何をして遊んでいるのか興味が沸きます。

 「そもそも持っていない」という選択肢は言わずもがなですが、携帯ゲームを普段は「持ち歩かない」と答えた方が3割に達したことからも、恒常的になにかしらのゲームを遊んでいるわけではなく、“遊びたいゲーム次第”で持ち歩くという、当たり前の結果を導き出してくれました。

 言われなくてもそのまんまなのですが、これは重要なことなのです。DSやPSPは持っているが、常に持ち歩いていないということは、家で遊んでいるということでしょうか? もちろん、そういう方もいるでしょうが、普段携帯ゲームを持ち歩かない方は、家でもたぶんたまにしか立ち上げないのではないか……。たまに気が向いた時に電源を入れ、寝転がりながらちょっとだけ遊ぶ。しかも同じタイトルをちょこちょこと。これって、ライトユーザーと呼ばれるユーザー層によくある行動ではないでしょうか。

 購入したゲームは数タイトル。ヘタすると、話題になったタイトルとともに購入し、そのタイトルを終えてしまうと、あとはひっそりと部屋の隅でホコリをかぶる携帯ゲーム機……なんてことも。もったいない。その点、両方持って歩いているという剛の者はアッパレです。かさばるでしょうに。

 こうしたライトユーザー層にゲームを購入させる動機づけとなる魅力的なタイトルが増えることを切に願います。昨今、ゲームとは判断できないタイトルも増えてきましたが、こういうタイトルが増えたのも、ライトユーザーの選択肢を広げようとした結果なのかもしれません。

 さて、かくいう筆者はというと、最近はDSが常にカバンに入っている状態です。ちょっとした空いた時間にちょちょいと遊んでいたわけですが、ついには極所での使用にも挑戦してみました。そこは日本一の山、富士山。しかも目指すはてっぺん!

 DSミーツ富士山! 富士登山のお供に連れていき、山頂で起動実験。標高3700メートルでも無事起動することを身をもって確認いたしました。任天堂さん、いまさらですが、富士山頂でも使用できましたー。あ、余計な報告でしたね。

好奇の目にさらされながら、ニンテンドーDSで「えいご漬け」と「太鼓の達人DS」に興じる筆者。酸素の薄い中で英語検定を落とし、太鼓で「天国と地獄」を朦朧としながらプレイ。後ろに見えますのが富士火口でございます。夏でも5度くらいしかないので、こんな格好

 ちなみに、ピクトチャットを起動してみましたが、当然誰も入ってきませんでした。かなり目立ってはいたのですが、大体は希有な目をされるだけで……。そりゃそうですよねー。持っていく場所を選べというものです。TPO大事。御来光目当てで、深夜からの登山だったのですが、今思うとPSPのGPSレシーバーを利用しての位置測定や、星座確認なんてやれたんじゃないかと、帰ってきてから後悔しています。ワンセグとか入るんすかね? 富士山でも。

 あ、ランキングにひと言も触れていない……。

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