ほしのあきさんが「Paper Man」で対決――サイカンゲームズ プレスカンファレンス:東京ゲームショウ2007
韓国法人も設立が予定されているサイカンゲームズ。今回はプレイアブルタイトル1作品のみで、あとは映像出展だが、日・韓・中を中心としたサイカンブランドの浸透とさらなる展開を進めて行くと同社。
サイカンゲームズは9月20日、同社ブースにてプレスカンファレンスを実施した。カンファレンス前半では代表取締役/CEO 丹波利隆氏が今後の事業展開を発表した。
丹波氏によれば、サイカンゲームズコリアの設立を2007年10月に予定しており、サイカンゲームズはマーケティングと企画、プロデュース、ライセンス展開を、サイカンゲームズコリアは新規タイトルの開発、韓国内での運営、日本市場以外へのサービス展開を担当し、日韓協力体制のもとで日・韓・中を中心としたサイカンブランドの浸透とさらなる展開を進めて行くと語った。
また、同社が開発・運営を手がけるアクションゲームの「R-MAN」、競走馬育成シミュレーション「Derby Park」、犬を育てながらユーザー同士のコミュニケーションが図れる「Puppy on」、オンラインシューティング「Paper Man」を加えた計4タイトルがムービーとともに紹介された。
続く後半でタレントのほしのあきさんがゲストとしてステージに登場し、同社のシューティングゲーム「Paper Man」に挑戦。サイカンブース周辺は突如、ビジネスデイ初日とも思えぬ人だかりを見せていた……。ほしのさん自身は「基本的にゲームは上手くないので、新しい物が発売されても次々手を出す方じゃないんです」とのこと。スタッフの指導に従い女性キャラクターの衣装を選択(女子高生風の制服をチョイス)し、WASDでの移動、マウス左クリックで攻撃といった初歩的な操作を、おぼつかない手つきで試していた。
当初の進行予定をだいぶ過ぎていたため、ほしのさんはあわただしい中、お笑いコンビの丁半コロコロとの「Paper Man」対決に突入。もちろん2対1では分が悪い。両チームとも1人が移動操作を、もう1人が射撃を分担するルールで、ほしのさんチームのサポートに入ったのは、FPS好きプレーヤーの間では有名なプロゲーマー、Sion氏だ。ほしのさんは“動く物をみたらひたすら乱射”しすぎて、途中弾切れを起こすハプニングもあったが、Sion氏が体の向きや距離を合わせることで、何とか丁半コロコロの2人にストレート勝ちを収めた。対戦を終えてほしのさんは、「これを1人で、両手で操作すると思うと大変です!」と感想を述べていた。
試遊機は「Paper Man」1タイトルのみ。その他タイトルはムービー出展と少し寂しげ
昨年開催された「東京ゲームショウ2006」のサイカンブースには、「Fishing on(国内サービスは「釣りパラダイス!」)、「Paper Man」、「Puppy on」などのカジュアルゲームを中心とするデモ機が多数用意されており、一般公開日には来場者の多くが足を止めていたのだが、今年のサイカンブースでプレイ可能だったのは「Paper Man」の1タイトルだけで、その他のタイトルはムービーのみ公開という、やや寂しい状況であった。
「Paper Man」はキャラクターが紙のように薄っぺらいボディを生かし、体を横にすることで弾が当たりづらくなったり、火に触れれば燃えてしまうなど、ちょっとユニークなオンラインシューティングゲームだ。同社の戦略企画部部長 朝倉修登氏に話をうかがったところ、韓国ではネットカフェでの人気ランキングトップ10を維持しているが、他社のFPSタイトルほどのユーザー数には届いていないとのこと。日本国内では年内にクローズドβテスト実施を予定しているが、見た目の可愛らしさに反してシューティングゲームとしての難易度が高いこともあり、初心者向けのチュートリアル実装や戦闘バランス調整について開発元と話し合っている段階ということだ。
デモ機のクライアントは韓国版に比べるとやや古いバージョンのものだが、東京ゲームショウ2007限定の特別マップとして「新宿」、「京都」の2マップが遊べるので、シューティングゲーム好きはこの機会にお試しプレイをしてみてほしい。
この他、主に女性や小さな子どもに昨年は人気だった、愛犬を育てながらプレーヤー同士がコミュニケーションを図れるオンラインゲーム「Puppy On」についても、朝倉氏に質問をぶつけてみた。朝倉氏によれば残念ながら「Puppy On」は犬のAIに関する部分を大幅に修正中であり、開発状況は振り出しに戻ったとのこと。完成度も30%程度で、とてもユーザーにお目にかけられる状況ではないという。
東京ゲームショウ2006では選べる犬種がシベリアンハスキーだけと選択肢はなかったが、お風呂にいれたり芸を仕込んだり、公園で散歩しつつ他の飼い主=プレーヤーとチャットも楽しめるというゲーム内容については、日本でも十分受け入れられると思っていただけに、この話は非常に残念である。今後はハウジングシステムの強化、犬同士が勝手にじゃれあうようなAI、最低でも6〜8タイプの犬種を実装すべく開発中。韓国では早ければ2008年春頃のβテストが予定されているらしいので、ワンコ好きの読者は我慢強く「待て」ということらしい。
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた