最新ゲーム機をすべて分解展示!――CESA企画ブースリポート:東京ゲームショウ2007(1/2 ページ)
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA)が、昨年、東京ゲームショウ開催10周年を記念して企画・実施した「テレビゲームミュージアム」が今年も帰ってきた!今年は過去の日本ゲーム大賞受賞作品をすべて展示するとともに、全最新ゲーム機の分解展示も行っていた。
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA)が、昨年の東京ゲームショウ2006で、東京ゲームショウ開催10周年を記念して企画・実施した「テレビゲームミュージアム」。昨年は、過去に販売されたハードなどを多数展示し好評を博したことから、今年も引き続き実施されることになった。
今回のテレビゲームミュージアムに展示されているのは、表に示している、日本ゲーム大賞(1996〜98年は「CESA大賞」、2002〜2005年は「CESA GAME AWARDS」)の年間作品部門(GAME AWADRS部門)で大賞または最優秀賞を受賞した全作品。しかも、「ファイナルファンタジー XI」を除き、すべてプレイできる状態での展示であった。ファイナルファンタジー XIが映像のみの展示だったのは、受賞当時と現在とで内容が大きく変わっているためで、かわりに受賞当時のプロモーション映像が流されていた。当時実際にこれらタイトルをプレイしていたという人は当時を懐かしく、プレイしたことがないという人も、過去の大賞受賞作がどういったものだったのか体験するいい機会になったはずだ。
さらにブース奥には、任天堂の「ファミリーコンピュータ」が発売された1983年から現在に至るまでの、日本でのゲーム業界年表も展示されていた。年ごとに、発売された主なハードやソフトが羅列されるとともに、ニュースやヒット曲、流行語、日経平均株価なども併記されている。ファミコンが発売されて今年までの25年間に、日本のゲーム業界がどのように変遷してきたのか手に取るようにわかるため、資料的価値も高いといえる。
| CESA大賞 '96 作品賞 | サクラ大戦 | セガ・エンタープライゼス | セガサターン |
| CESA大賞 '97 大賞 | ファイナルファンタジー VII | スクウェア | プレイステーション |
| 第3回 CESA大賞(1998年) 大賞 | ゼルダの伝説 時のオカリナ | 任天堂 | NINTENDO64 |
| 第4回 日本ゲーム大賞(1999年)大賞 | どこでもいっしょ | ソニー・コンピュータエンターテインメント | プレイステーション |
| 第5回 日本ゲーム大賞(2000年)大賞 | ファンタシースターオンライン | セガ | ドリームキャスト |
| 第6回 CESA GAME AWARDS(2002年) 最優秀賞 | ファイナルファンタジー X | スクウェア | プレイステーション 2 |
| 第7回 CESA GAME AWARDS(2003年) 最優秀賞 | 太鼓の達人 タタコンでドドンがドン | ナムコ | プレイステーション 2 |
| ファイナルファンタジー XI | スクウェア | プレイステーション 2/PC | |
| 第8回 CESA GAME AWARDS(2004年) 最優秀賞 | モンスターハンター | カプコン | プレイステーション 2 |
| 第9回 CESA GAME AWARDS(2005年) 最優秀賞 | ドラゴンクエスト VIII 空と海と大地と呪われし姫君 | スクウェア・エニックス | プレイステーション 2 |
| 日本ゲーム大賞2006 最優秀賞 | 東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修脳を鍛える大人のDSトレーニング | 任天堂 | ニンテンドーDS |
| ファイナルファンタジー XII | スクウェア・エニックス | プレイステーション 2 |
第9回CESA GAME AWARDSおよび日本ゲーム大賞2006の大賞・最優秀賞受賞作品「ドラゴンクエスト VIII 空と海と大地と呪われし姫君」、「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修脳を鍛える大人のDSトレーニング」、「ファイナルファンタジー XII」また、同じくCESA企画の「ゲーム博物館」と名付けられたブースの内容は非常に濃いものであった。まず、ゲームの内部構造を紹介するために、プレイステーション 3やWii、Xbox 360、ニンテンドーDS、PSPなど、据え置きから携帯機まで現行最新機種を全てほぼ完全分解し展示していた。しかも、SIXAXISやWiiリモコン、ヌンチャクなどのコントローラ、発売されたばかりの新型PSPまでも分解されており、かなり気合いが入っているといった印象だった。
また、Wiiリモコンに内蔵されているモーションセンサー(3次元加速度センサー)の仕組みを解説するコーナーでは、センサーの仕組みを文章で解説するとともに、モーションセンサーが関知した動き画面にグラフでリアルタイム表示させることで、より直感的に紹介するといった配慮もされている。さらに、ゲームが出来るまでの過程を解説するために、フリップでゲーム開発の流れを紹介するとともに、キャラクターのモデリングや背景制作、キャラクターのモーション付けなどを行うソフトのデモも行うなど、こちらも非常にわかりやすく、また濃い内容だった。
最後に「TGS MUSIC SQUARE」と名付けられたブース。こちらもCESA企画ブースで、ゲームと関連するミュージックやアニメのプロモーション映像など展示し、自由に視聴できるようになっていた。ただ、実際に展示されている楽曲や流されている映像を見る限り、ゲームというよりはアニメに関連したものが多数を占めていたように思う。東京ゲームショウなのだから、できればゲームミュージックのみでやってもらいたかったところだ。
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