レビュー
» 2007年10月16日 00時00分 公開

ポケモンになって探検と救助に明け暮れる日々――ボリュームアップした「ポケモン不思議のダンジョン」「ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊」レビュー(4/4 ページ)

[仗桐安,ITmedia]
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倒れたらいざ救助 「たすけてメール」はPCにも、ケータイにも、Wiiにも

画像 倒れたら救助してもらおう。そして友達が倒れたら救助に向かおう。助け合いの精神が大切だ

 長い冒険の途中では、ダンジョンの中で志半ばにして力つきてしまうこともある。どんなにポケモンのレベルが高くても、どんなに強力などうぐを持っていても、どんなにプレーヤースキルがあっても、倒れる時には倒れてしまう。そのシビアさが不思議のダンジョンの魅力でもあったりするのだ。

 とは言っても、いいところまで来て倒れてしまったがために再度ダンジョンをやり直すのはつらい、せっかくいいどうぐを手に入れたのだからどうしても持って帰りたい、という時もあるだろう。そんな時には前作同様“救助”してもらえばいい。

 救助はDSワイヤレス通信でもできるほか、パスワードやニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して日本中の誰かに依頼することも可能。逆にWi-Fi通信を駆使してどこかの誰かを救助することもできる。ワイヤレス通信およびWi-Fi通信では「チームこうかん」(ガラガラどうじょうの訓練相手として自分のチームを送ったり相手のチームを受け取ること)や「ふしぎなメール」(自分が受けている依頼を送受信できるメール)なども楽しめる。

画像 友達の救助に向かう時は、ペリッパーのしまに行くことになる。準備万端整ったらいざ救出プレイだ!

 さらに本作で可能な面白い要素がある。Eメールアドレスを設定しておけば、ともだちコードを交換し合っている友達がWi-Fi通信でたすけてメールを出したときに、それを知らせるEメールを受け取ることができるのだ。このEメールアドレスはPCのアドレス、携帯電話のアドレスはもちろんのこと、なんとWiiのアドレスにも送ることができる。たすけてメールによる友達との密な連絡が、お互いの救助をより迅速により効率よくしてくれることだろう。

 また、なにげにかゆいところに手が届いているなと感心したのが、救助を待っている間もプレイできるという点だ。従来の「不思議のダンジョン」作品であれば、救助を待っている間はただひたすら待つしかなく、プレイが中断される形となっていた。本作では「きゅうじょまちちゅうのぼうけん」を選択すると、今までに行ったことのあるダンジョンのいくつかを探検できる。ただ、この探検では途中の中断ができず、クリアしてもポケモンのステータスはダンジョンに入る前の状態に戻ってしまう。あくまでも待ち時間用のプレイだと割り切る必要はあるだろう。

 ちなみに、持ち帰ったどうぐを倉庫に預けておけば、後で引き出して冒険に役立てることができるので、これも活用しよう。

システムはそのままにボリュームアップと改良がなされた、正統なる新作

 本作は、前作のシステムをしっかりと踏襲している。基本部分が変わらないのは、元々「不思議なダンジョン」というシステムそのものの完成度が高いからだろう。この安心感は大きい。そして何より評価したいのは、システムはそのままに全体的にボリュームアップが図られている点だ。

 ポケモンの数が100近く増えたのもそうだし、通信要素もEメールによる「たすけてメール」など新たな要素が追加されている。本編の寄り道的なみはりばんのミニゲーム(足型を見てどのポケモンかを当てるクイズ形式のゲーム)が追加されているのだが、これもなかなか楽しい。前作より数が増えた伝説のポケモンを捜し求めて仲間にする楽しみもある。新たな物語も非常にやり応えのあるものに仕上がっている。

画像

 前作を楽しく遊べた人ならば、間違いなく“買い”の1本だ。前作を未プレイの人でもポケモンもしくは「不思議のダンジョン」、いずれかのファンであれば手に取る価値は十分にある。プレイしてハマってしまったら、何十時間、いや、人によっては何百時間は費やしてしまうだろう。忙しくてそんなにプレイできない! という人でも、1つ1つのダンジョンはそんなに長くないので(クリア後には長いダンジョンも待っているけども……)、移動中に1ダンジョン、寝る前に1ダンジョン、という風にまったりプレイする楽しみ方もある。大前提としてはやはりポケモンの世界を楽しめるかどうかだろう。そこさえクリアできているなら、ぜひともプレイしてみてほしい。490種類以上のポケモンが、あなたとの探検で出会うのを心待ちにしているはずだ。

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(C)1993-2007 CHUNSOFT.
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「不思議のダンジョン」はチュンソフトの登録商標です。


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