お姉ちゃん、それは革新的すぎです――「お姉チャンバラ Revolution」

ディースリー・パブリッシャーが東京ゲームショウ2007で発表したWii用アクション「お姉チャンバラR(仮)」の正式タイトルが明かされた。本作もお姉ちゃんは、肌もあらわにゾンビを斬り捨て御免!

» 2007年10月31日 15時13分 公開
[ITmedia]

 ディースリー・パブリッシャーが東京ゲームショウ2007のブースイベントで発表したWii用アクション「お姉チャンバラR」(仮)の正式タイトルが「お姉チャンバラ Revolution」であることが明かされた。そのタイトルに冠するとおり、最新作はさまざまな革新的試みがなされている。

 「お姉チャンバラ」シリーズは、2004年8月にプレイステーション 2にて「THE お姉チャンバラ」として、SIMPLE2000シリーズの第61弾目としてリリースされ、その後Xbox 360用の「お姉チャンバラ vorteX 〜忌血を継ぐ者たち〜」まで特別編を含めて5タイトル制作されている血みどろ剣劇アクションである。やけに露出度が高い衣裳が印象的な美女「彩」を主人公とし、彼女を「お姉ちゃん」と呼び行動をともにする「咲」など、登場人物も魅力となっている。


 最新作では、Wiiでの発売となったことで、Wiiリモコンを積極的に使用するようになった。すでに東京ゲームショウにおいてプレイアブル出展されていたので、触ったことがあるユーザーもいると思うが、単純にWiiリモコンを振るだけではなく、ヌンチャクとのコンビネーションによってさまざまな剣技が発動していくようになっている。シリーズの代名詞である連続攻撃「クールコンビネーション」や「狂乱艶舞刃」、彩の二刀攻撃、咲の撲殺攻撃などによって爽快感を体現した。

 また、回避アクション(バク宙や、側転など)とは別に、「お姉チャンバラvorteX」より追加された「見切り」も引き継がれている。見切りは、敵の攻撃に合わせて回避アクションをタイミング良く行うことで敵の攻撃を見切る事ができるというもの。見切りが成功するとその間、世界はスローモーション状態となり、敵の攻撃をかわすことができる。この時に素早く攻撃を入力することで、強力なカウンター攻撃が発動する必殺アクションも可能だ。

 もちろん、シリーズお約束も健在。ゾンビの群れに飛び込みバッサバッサと斬りまくることで、飛んでいくゾンビの部位と飛び散る血しぶきや、「忌血」などの設定はそのままだ。彩や咲は、ゾンビを斬り捨て穢れた返り血を浴びていくほど、体内に眠る「忌血」の力が解放され暴走状態へと突入する。暴走状態となった彩は、攻撃力、スピードともに上昇するが、暴走中は徐々に体力が減少するという負荷もかかる。状況により、暴走状態をコントロールすることが攻略のカギというわけだ。


CV:甲斐田 裕子
日本人
身長:168センチ
3サイズ:86/58/88
誕生日:2月14日
剣術の達人にして、“暴走する血”を宿す美貌の女剣士。その類稀な剣技により、暗殺を生業として生きている。都内某所で発生した屍霊事件(前々作:「姉1」)の首謀者であった咲とは、腹違いの姉

相も変わらぬその露出度の高さは健在。自らゾンビの血を浴び暴走状態へと持っていきやすいように、肌をあらわにしているのだとか。「べ、別に見せるのが好きなわけじゃないんだからね!」とかツンデレなことを言ったか言わないとか。いや、言わないな……


CV:高森 奈緒
日本人
身長:156センチ
3サイズ:78/56/84
誕生日:12月14日
一見、普通の学生でありながらも、バイト感覚で殺人を請け負う暗殺者であった。腹違いの姉である彩と同じく“暴走する血”を宿すがその血の影響は姉である彩よりも濃い。そのためか、直向きな性格と凶暴な一面を併せ持ち感情表現の仕方を知らない血を目にしたり鋭利な刃物を手にすることで我を忘れる程に残虐となる

「お姉チャンバラ Revolution」では、つかみからの投げ攻撃に新たなバリエーションが加わった。そして剣を鞘に収めての無慈悲な撲殺攻撃(ぶん殴り)は必見。まさにゾンビをフルボッコ

「お姉チャンバラ Revolution」
対応機種Wii
ジャンルアクション
発売予定日2008年
価格未定
(C)2007 TAMSOFT (C)2007 D3 PUBLISHER

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