ネクソンジャパン「カウンターストライクオンライン」を初公開

ネクソンジャパンは、「G★2007」内で「カウンターストライクオンライン」の開発状況と新規コンテンツを初公開。中国、台湾とのパブリッシング契約が発表され、来年夏を目標にアジア4カ国で展開することを目標にしていると発表した。

» 2007年11月08日 16時55分 公開
[ITmedia]

 ネクソンジャパンは11月8日、韓国で開催されているゲーム展示会「G★2007」内において、「カウンターストライクオンライン」の開発状況と新規コンテンツを初公開した。

 「カウンターストライクオンライン」は北米のゲームソフト開発会社バルブより提供されているFPS「カウンターストライク」を元にしたオンラインゲームで、今年7月に本作の開発およびアジア4カ国(日本、韓国、中国、台湾)でのライセンス契約をバルブと締結していた。

 ネクソンとバルブが出席した発表会では、ネクソンの開発室長 パク・ギョンミンが「カウンターストライクオンライン」の紹介と開発戦略や特徴、使用開発エンジンなど、現在の開発状況を初公開。基本的なゲーム性やバランス等、既存の「カウンターストライク」が持つ要素は継承しつつ、現在までに武器約8種、マップ2種、キャラクター8種などが新たに追加され、オンライン用の新コンテンツを開発中であることを明らかにした。

 また、同じく発表会において、中国の世紀天成、台湾のGamania Digital Entertainmenとそれぞれ調印式を行い、「カウンターストライクオンライン」の中国および台湾でのパブリッシング契約を締結した。

 これでアジア4カ国(日本、韓国、中国、台湾)でのパブリッシング権を確保したネクソンジャパンは、2008年の夏頃までに、4カ国すべてにおいて順次サービスを行うことを目標にしていると発表した。

 調印式に出席したネクソンジャパンのデビッド・リー代表取締役は「『カウンターストライクオンライン』がアジア地域で多くのユーザーから高い関心を集めているタイトルであるという点もあり、ご期待に沿えるよう開発に注力しております。ネクソングループは、『カウンターストライクオンライン』のサービスを通じてグローバルエンタテインメント企業としての更なる飛躍を目指して参ります」とコメントしている。

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