レビュー
» 2007年12月03日 16時53分 公開

レイトン教授と夢の超特急モレントリー急行で出発「レイトン教授と悪魔の箱」レビュー(1/2 ページ)

大人気となったナゾトキ・アドベンチャー「レイトン教授」の第2弾が早くも登場。今度の舞台は、走る豪華客船ことモレントリー急行だ。優雅な旅にもうウットリしていたハズなのだが……!?

[ツネヤカズヒロ,ITmedia]

豪華キャストが熱演する、新たなナゾトキ×ストーリー

 なぞなぞ、パズル、迷路といった“ナゾ”を解き明かして物語を進めるアドベンチャーゲーム「レイトン教授」。そのシリーズ第2弾が、ついに登場した。プレーヤーは、考古学者エルシャール・レイトンと助手を自称する少年ルークとともに、レイトンに依頼された怪事件を究明していく。

 ナゾの制作には「レイトン教授と不思議な町」と同様、ベストセラー「頭の体操」の著者、多湖 輝氏が監修。「頭の体操」らしい創造力を刺激する“ひらめき”を重視したナゾは、つい時間を忘れて何問でも解いてしまう楽しさがある。定番とも言えるおなじみのナゾから、本作独自のナゾまで、アタマを悩ます問題が続々と登場する。

 キャラクターの声も前作に引き続き、レイトンに大泉洋、ルークに堀北真希を起用。さらに今作の新キャストとして、映画やドラマで活躍中の俳優、大沢たかお、大後寿々花が起用されている。

 前作「レイトン教授と不思議な町」は大人から子供まであらゆる世代に売れ、大ヒットを記録した。その要因となったのは、多湖輝教授によるナゾトキの面白さや、キャラクターにぴったりの豪華なキャスティングも手伝ってはいるが、これまでのアドベンチャーゲームの常識をひっくり返す思い切ったシステムの採用が大きかったように感じる。

 これまでアドベンチャーゲームといえば、「話す」、「調べる」といったコマンド形式でゲームを進めていくものが一般的で、時にはわずらわしい場所移動を何度も繰り返し、すべてのコマンドを試して、道を切り開かなくてはならなかった。ところが、本シリーズはそうしたわずらわしさを一切排除し、ゲームの進行に関わるのはすべて、メインとなるナゾトキにゆだねている。そのためプレーヤーは、ナゾを解くという小さな目的をクリアしていくだけで、大きな謎であるミステリー部分(ストーリー)の真相にもたどり着くことができるようになっているのだ。この点こそが、本作の最大の魅力といえるのではないだろうかと思う。

呪いの箱の行方を追って、モレントリー急行の旅へ

レイトン教授とルーク少年は誘われるように事件に足を踏み込んでいく

 ストーリーは、前作にて「不思議な町の事件」を解決したレイトン教授のもとに、一通の手紙が届くことからはじまる。差出人は、レイトンの友人であり、恩師でもあるアンドルー・シュレーダー博士。その手紙には、シュレーダー博士が「蓋を開けたら必ず死ぬと言われる“悪魔の箱”を手に入れた」ということが書かれていた。

 何か悪い予感を感じたレイトンは、急ぎ博士の家を訪れる。だが、そこにはすでに絶命した博士の姿が……。部屋から消えた悪魔の箱と、代わりに見つけられたモレントリー急行の切符。レイトンとルークは、手がかりを求めて超豪華列車モレントリー急行に飛び乗る。

 大陸横断鉄道のミステリーといえば、アガサ・クリスティの名作「オリエント急行の殺人」や映画「007」シリーズに登場するオリエント急行が思い出されるわけだが、今作に登場するモレントリー急行も、本物に負けない夢の超特急っぷり。ホテルの一室のようなキャビンに、超一流の食堂車と、“陸を走る豪華客船”というふたつ名にふさわしい作りだ。

 乗り合わせた客や、列車で働く人々はみんな個性的で、疑い出すと誰もが怪しく見えてしまう。その中には、前作に登場した、無愛想でレイトン教授を邪魔者扱いするチェルミー警部や、「不思議な町」の住人、アロマの姿も。チェルミー警部は相変わらずレイトン教授に非協力的で、捜査に重要な情報は回してくれない。彼から情報を聞き出すのは今作でもかなり苦労することだろう。一方、アロマは、レイトン教授と行動をともにすることに。ルークと同じく助手として一緒にナゾトキに参加するキャラクターとなっている。

 博士のもとから悪魔の箱を持ち去ったのはいったい誰なのか。そして箱にかけられた呪いの正体とは? ミステリー好きの筆者は、この設定を聞いただけでワクワクしっぱなしだった。ミステリーファンなら、「開けた者は必ず死ぬ」という箱の謎もいろいろ想像して、すでに楽しんでいるのではないだろうか。

 田舎町に伝わる不気味な伝説が絡んでくるなど、ちょっぴりホラーテイストも盛り込まれている。レイトン教授を待ち受ける冒険と驚きの真相に期待してもらいたい。

そういえば、ルーク少年は動物の言葉が理解できる特技がありました。彼の能力が活かされる場面も多々ある。うん、成長しました
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