レイトン教授と夢の超特急モレントリー急行で出発:「レイトン教授と悪魔の箱」レビュー(1/2 ページ)
大人気となったナゾトキ・アドベンチャー「レイトン教授」の第2弾が早くも登場。今度の舞台は、走る豪華客船ことモレントリー急行だ。優雅な旅にもうウットリしていたハズなのだが……!?
豪華キャストが熱演する、新たなナゾトキ×ストーリー
なぞなぞ、パズル、迷路といった“ナゾ”を解き明かして物語を進めるアドベンチャーゲーム「レイトン教授」。そのシリーズ第2弾が、ついに登場した。プレーヤーは、考古学者エルシャール・レイトンと助手を自称する少年ルークとともに、レイトンに依頼された怪事件を究明していく。
ナゾの制作には「レイトン教授と不思議な町」と同様、ベストセラー「頭の体操」の著者、多湖 輝氏が監修。「頭の体操」らしい創造力を刺激する“ひらめき”を重視したナゾは、つい時間を忘れて何問でも解いてしまう楽しさがある。定番とも言えるおなじみのナゾから、本作独自のナゾまで、アタマを悩ます問題が続々と登場する。
キャラクターの声も前作に引き続き、レイトンに大泉洋、ルークに堀北真希を起用。さらに今作の新キャストとして、映画やドラマで活躍中の俳優、大沢たかお、大後寿々花が起用されている。
前作「レイトン教授と不思議な町」は大人から子供まであらゆる世代に売れ、大ヒットを記録した。その要因となったのは、多湖輝教授によるナゾトキの面白さや、キャラクターにぴったりの豪華なキャスティングも手伝ってはいるが、これまでのアドベンチャーゲームの常識をひっくり返す思い切ったシステムの採用が大きかったように感じる。
これまでアドベンチャーゲームといえば、「話す」、「調べる」といったコマンド形式でゲームを進めていくものが一般的で、時にはわずらわしい場所移動を何度も繰り返し、すべてのコマンドを試して、道を切り開かなくてはならなかった。ところが、本シリーズはそうしたわずらわしさを一切排除し、ゲームの進行に関わるのはすべて、メインとなるナゾトキにゆだねている。そのためプレーヤーは、ナゾを解くという小さな目的をクリアしていくだけで、大きな謎であるミステリー部分(ストーリー)の真相にもたどり着くことができるようになっているのだ。この点こそが、本作の最大の魅力といえるのではないだろうかと思う。
呪いの箱の行方を追って、モレントリー急行の旅へ
ストーリーは、前作にて「不思議な町の事件」を解決したレイトン教授のもとに、一通の手紙が届くことからはじまる。差出人は、レイトンの友人であり、恩師でもあるアンドルー・シュレーダー博士。その手紙には、シュレーダー博士が「蓋を開けたら必ず死ぬと言われる“悪魔の箱”を手に入れた」ということが書かれていた。
何か悪い予感を感じたレイトンは、急ぎ博士の家を訪れる。だが、そこにはすでに絶命した博士の姿が……。部屋から消えた悪魔の箱と、代わりに見つけられたモレントリー急行の切符。レイトンとルークは、手がかりを求めて超豪華列車モレントリー急行に飛び乗る。
大陸横断鉄道のミステリーといえば、アガサ・クリスティの名作「オリエント急行の殺人」や映画「007」シリーズに登場するオリエント急行が思い出されるわけだが、今作に登場するモレントリー急行も、本物に負けない夢の超特急っぷり。ホテルの一室のようなキャビンに、超一流の食堂車と、“陸を走る豪華客船”というふたつ名にふさわしい作りだ。
乗り合わせた客や、列車で働く人々はみんな個性的で、疑い出すと誰もが怪しく見えてしまう。その中には、前作に登場した、無愛想でレイトン教授を邪魔者扱いするチェルミー警部や、「不思議な町」の住人、アロマの姿も。チェルミー警部は相変わらずレイトン教授に非協力的で、捜査に重要な情報は回してくれない。彼から情報を聞き出すのは今作でもかなり苦労することだろう。一方、アロマは、レイトン教授と行動をともにすることに。ルークと同じく助手として一緒にナゾトキに参加するキャラクターとなっている。
博士のもとから悪魔の箱を持ち去ったのはいったい誰なのか。そして箱にかけられた呪いの正体とは? ミステリー好きの筆者は、この設定を聞いただけでワクワクしっぱなしだった。ミステリーファンなら、「開けた者は必ず死ぬ」という箱の謎もいろいろ想像して、すでに楽しんでいるのではないだろうか。
田舎町に伝わる不気味な伝説が絡んでくるなど、ちょっぴりホラーテイストも盛り込まれている。レイトン教授を待ち受ける冒険と驚きの真相に期待してもらいたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
-
「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
-
友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
-
後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
-
毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
-
「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
-
「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
-
余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」