この冬遊びたいゲーム特集(後編)
後編となる今回はニンテンドーDS、PSPのゲームを集めた携帯ゲーム機編。こたつで寝っ転がりながら、またはどこかに出かける途中の空き時間にプレイしてみてはいかがでしょうか。
(→この冬遊びたいゲーム特集(前編)はこちらへ)
それでは「この冬遊びたいゲーム特集」の後編をお届けしよう。前編ではWii、プレイステーション 3、Xbox 360のゲームを紹介したが、“実際はニンテンドーDSやPSPなどの携帯ゲーム機が活躍している時間が長い”という人も多いだろう。そのような方のために、ちょっとした時間でもプレイできる、ニンテンドーDSおよびPSPタイトルをご紹介しよう。
まずはニンテンドーDSのタイトルから。シリーズ最新作となる「ファイナルファンタジーXIII」が待ち遠しい人もいるとは思うが、今年は携帯ゲーム機向けに、「FF」シリーズの関連作品が多く発売された年。まずおすすめしたいのが「ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア」だ。“イヴァリース”の世界での冒険がより楽しめるようになった本作は、クエストの数も膨大で、やりこみ要素も多い。長く楽しめる作品としてまずはお勧めしたい。ところで忘れてはならないのが、PSPとなるが「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」。シリーズの中で一番の人気を誇るといってもいい、「ファイナルファンタジーVII」の関連タイトル第4弾だ。ザックスを中心に、クラウドやセフィロスの過去が描かれた本作は、ファンであればプレイしない手はないだろう。そしてこちらもシリーズ最新作となる、「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」。本作はやりこみ要素も多く、1人でプレイしてもじっくり遊べるし、同じソフトを持っている友達がいるなら、協力プレイにはぜひチャレンジしてほしい。「お前そっちじゃねえよ!」とか言いながらケアルをミスったりするのも、マルチプレイならではの楽しみなのだ。
ところで、みんなで遊んで楽しいといえば、その定番はパーティソフト。そしてそのパーティソフトの定番とも言える「マリオパーティ」が、ニンテンドーDSプラットフォームにも登場した。「マリオパーティDS」がいいのは、ソフトが1本あれば最大4人でプレイできること。家族旅行の時に「マリオパーティDS」があれば、お父さん、お母さん、それと子ども2人で、新幹線の中でも遊べることだ。お正月に里帰りするというあなたのお供にいかがだろうか。
いやいや正月は実家に帰りません。とりあえず1人でゆっくりしますというあなたにお勧めなのは“ナゾ解き”。そう、「レイトン教授と悪魔の箱」だ。シリーズ第2弾となる本作の舞台は、走る豪華客船ことモレントリー急行。ナゾ解きやナレーションのボリュームは前作の2倍となっており、「悪魔の箱」をめぐるファンタジーアドベンチャーをじっくり楽しんでみよう。
じっくり楽しむといえば「タシテン +たして10にする物語+」もお勧め。“足して10にする”のがゲームの基本だが、これほどのバリエーションがあるとは思わなかった。ガイド役の不思議な妖精・ナムナムに導かれるままに、「タシテン国」にいる9人の「タシテンマスター」と出会ったあとは、きっとあなたも「タシテン山脈」の山々をすべて登り切っていることだろう。
ニンテンドーDSで最後に紹介するのは「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」。古くは「パックマン」から始まり、「ゼビウス」や「ギャラガ」などなど、何であんなにゲームで遊んだんだろう……。でもいまはそんなにゲームしないんだよね、という人には、昔を思い出すためにもこのソフトは必携。ITmedia +D Gamesでも連載を持つゲイムマンによる本作のレビューを楽しんでもらえればと思う。
さて次はPSP。9月に発売された新型「PSP-2000」を手に入れてた人も多いとは思うが、ワンセグ放送やムービーを楽しむだけでなく、ゲームで遊んでみてはいかがだろうか。先ほど紹介した「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」のようなRPG以外にも、PSPで発売されているゲームジャンルは数多い。冬の夜長にPSPでミステリーを読みたいなら、「アナタヲユルサナイ」はお勧め。縦持ちでプレイするというユニークなスタイルだが、そのストーリーにどんどん引き込まれていくことは間違いない。そしてラストに待っているものは……? 「FF」シリーズを手がけた植松伸夫氏が担当した楽曲にも注目してこの作品をプレイしてみよう。
ところで今月は、DVD「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」が発売されるのをご存じだろうか。「そんなの言われなくてももう予約したぜ!」という“ジークジオン”なあなたには「ガンダムバトルクロニクル」。「機動戦士ガンダム」が描く1年戦争から、「機動戦士Zガンダム」のグリプス戦役までをプレイできるソフトだ。本作がユニークなのは、時代が変わるときに所属組織を選び直せること。まずは地球連邦軍に所属してそのあとティターンズに移り、生涯を全うする“魂を重力に引かれた人々プレイ”もよし、ジオン公国軍からスタートして最後はエウーゴに所属し、“まだ終わらんよ!”とつぶやきながらこのゲームのエンディングを迎えるのもよし。ただしその通りでプレイ後もまだ終わりはなく、公式サイトのパスワードを入力すると、「EXTRAミッション」もプレイ可能なのだ。真の“ガンダムマイスター”を自称するならば、約140種類すべてのモビルスーツを登場させるまで頑張ってみるのもいいだろう。
ニンテンドーDS
「ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア」
前作より4年、待望の続編がニンテンドーDSで登場。手軽に遊ぶことができながらも、ボリューム満点の本格シミュレーションRPGで、異世界“イヴァリース”での冒険を楽しもう。
「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」
1人でもみんなでも遊べるFF――クリスタルを巡る楽しいマルチプレイをニンテンドーDSで
最大4人同時にプレイできるアクションRPGとして好評を博した「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」。その続編がニンテンドーDSで登場した。DSを持ち寄れば4人で冒険することができ、やり込み要素も多い!
「マリオパーティDS」
とりあえず4台のDSを持ち寄ろう そこがパーティ会場でありスターを巡る戦場だ!
「マリオパーティ」シリーズ最新作のプラットフォームはニンテンドーDS。複数の本体が簡単につながるワイヤレス環境、多彩なミニゲーム向きのインタフェース、これらを考えれば「マリオパーティ」とニンテンドーDSは非常に相性がいいように思える。そして実際に相性がよかったね、ってのが、まさにこの「マリオパーティDS」なのです。
「レイトン教授と悪魔の箱」
大人気となったナゾトキ・アドベンチャー「レイトン教授」の第2弾が早くも登場。今度の舞台は、走る豪華客船ことモレントリー急行だ。優雅な旅にもうウットリしていたハズなのだが……!?
「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」
1984年にアーケードから移植された「コズミックゲート」や、1985年の「からくり忍者ハグルマン」など、ゲーム史を彩った人気作品。これらのゲームが生まれた歴史的背景をひもといていく(注:これらは「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」のゲーム内ゲームです)。
「タシテン +たして10にする物語+」
タイトルだけ見ると、エデュテイメントソフトに思えるかもしれない。確かにその一面もないではないが、実際のところ、その比重はかなり少ない。重視されているのは教育性ではなく娯楽性。タッチペンというインタフェースと数字が作り出した、ユニークなエンターテイメントをご賞味あれ。
PSP
「ガンダムバトルクロニクル」
ガンダムを題材にしたPSP用アクションゲーム「ガンダムバトル」シリーズの第3作。カバーしている原作シリーズ作品の数、登場MSの種類、扱っているシチュエーションなどは、もちろんこれまでで最大級。手軽さとボリュームを合わせ持った1本だ。
「アナタヲユルサナイ」
縦持ちプレイで“ミステリーを読む”感覚でプレイできるアドベンチャー
「アナタヲユルサナイ」はPSPを縦に持って遊ぶスタイリッシュな探偵アドベンチャー。探偵業を仕事と割り切れない、まっすぐな女探偵・竹内理々子になって、浮気調査や奇妙な暗号文の真相を探る。そして次第に明らかになる所長失踪の謎……。感動のラストは必見だ。
「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」
10年の歳月を経て描かれる、ファイナルファンタジーVIIにつながる“コア”な物語
PSPで発売された「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」は、「FFVII」の発展的作品群・コンピレーション オブ ファイナルファンタジーVIIの最新作。「FFVII」10周年にあたる今年、本編の7年前の出来事を描く本作では、ソルジャーのザックスを中心に、クラウドやセフィロスの過去が描かれる。
関連記事
- この冬遊びたいゲーム特集(前編)
まもなくクリスマス! そして、正月がやってまいります。早いもので、今年もあとわずか。寒さも身に染みる季節ですし、おウチでゲームなんていかがですか? ITmedia +D Gamesでは、これまで掲載したレビューの中から、“この冬に遊びたいゲーム”をピックアップ。あなたはどのゲームをプレイしますか? - ITmedia +D Gamesレビュー記事一覧
関連リンク
- Amazon.co.jpで「ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア」を購入する
- Amazon.co.jpで「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト」を購入する
- Amazon.co.jpで「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト ジェミニ エディション(ニンテンドーDS Lite同梱版)」を購入する
- Amazon.co.jpで「マリオパーティDS」を購入する
- Amazon.co.jpで「レイトン教授と悪魔の箱」を購入する
- Amazon.co.jpで「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」を購入する
- Amazon.co.jpで「タシテン +たして10にする物語+」を購入する
- Amazon.co.jpで「ガンダムバトルクロニクル」を購入する
- Amazon.co.jpで「アナタヲユルサナイ」を購入する
- Amazon.co.jpで「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」を購入する
- Amazon.co.jpで「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」を購入する
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」