スクロールを制する者は「デビルワールド」を制すゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/2 ページ)

連載第54回は、このたびWiiのバーチャルコンソールで配信される「デビルワールド」を取り上げてみました。ランダムで方向が変わるスクロールにつぶされないように、迷路を動き回るゲーム。2人同時プレイでは、協力も妨害も可能です。

» 2008年01月16日 00時00分 公開
[ゲイムマン,ITmedia]

Wiiは2013年まで持つ?

画像 任天堂東京支店の最寄り駅の1つ、秋葉原駅近くで撮影。ホントは京都本社の近くで撮りたかったが、京都まで行く暇がなかった……

 ニンテンドーDSといいWiiといい、ここ2、3年の任天堂の勢いはホントすごかった。

 ファミコンが発売されたのが1983年。プレイステーションは1994年末。でWiiが2006年末だから、据え置き型ゲーム機のメーカーは、だいたい12年ごとに政権交代している。

 そして、1機種目(ファミコンとプレイステーション)が6〜7年、2機種目(スーパーファミコンとプレイステーション2)が5〜6年持っている。

 ということは、Wiiは2012年か2013年までゲーム界を引っ張り、その後はWii2に移行、2018年まで持つということだろうか?

 特殊なゲーム機という感じのするWiiが、7年持つかなあという気もしていたが、Wii Fitが売れているのを見ると、こういう新しい仕掛けを逐次投入していけば、7年持ちそうにも思えてきた。

 もっとも、これまでゲーム業界では、前例に当てはまらないことがよく起こってきた。私も今までよく予想をはずした(特に、初代のプレイステーションがあんなに売れるとは思わなかった)。だから今回も、プレイステーション3の巻き返しや、あるいはXbox 360の躍進も十分あり得ると思う。

気まぐれなスクロールに振り回される

 さて、そんなWiiのバーチャルコンソールでこのたび配信されるゲームの1つに、1984年に任天堂から発売された「デビルワールド」がある。

 基本的には「ヘッドオン」(セガ)や「パックマン」(ナムコ)のような、いわゆるドットイートタイプのゲームなのだが、これらのゲームとは違う、大きな特徴がある。フィールドが上下左右にスクロールするのだ。

 しかもただ一方向に動くのではない。敵のボスであるデビルが、常にどこかの方向を指示していて、手下がその方向にスクロールを動かす。さらに、ある程度の時間が経つごとに、このスクロール方向がランダムで変わるのだ。敵が主人公を妨害するために、画面のスクロールを使うというアイデアが斬新だった。

 主人公の怪獣が、敵に接触したり、画面の端と壁の間に挟まれたりすると、ミスとなってしまう。迷路の形を把握し、敵の動きを見極めて、ドット(ボワボワという名前がついている)を取っていく必要がある。頭を使うアクションゲームだ。

 ちなみに、この怪獣の名前はタマゴンというが、これは出現するときに卵から生まれるから。なんでも解決する怪獣の卵を産んだりはしない。

画像 上のデビルが向いている方向に、画面がスクロールする。これは右へのスクロール
画像 こうなると下へスクロール。このポーズがビートたけしさんの“コマネチ”に似てると一部で話題に
画像 画面の端と、スクロールで迫ってくる壁に挟まれてしまうとミスになる

 もう1つユニークなのが、「タマゴンが十字架を持っていないとドット(ボワボワ)を取ることができない」というシステム。十字架はフィールド上に散らばっていて、取ってから一定時間が経つと消えるが、同じ場所から何度でも取れる。

 また、十字架を持っている間、タマゴンは炎をはいて敵を攻撃できる。巨大な目玉が目立つ敵・メダマンを炎で攻撃すると、なんと目玉焼きになる。小さなデビルは炎でも倒せないが、炎に当たると進行方向が変わる。

 十字架を持ってない状態のタマゴンは、ボワボワも取れない上、敵に追い詰められても攻撃できない。ということで、なるべく常に十字架を持っている状態で動くのが望ましい。十字架が消えることを見越して、フィールド上にある次の十字架がすぐ取れる位置に移動しておくのがベスト。

 途中、BGMが変わると、ボーナスアイテムのソフトクリームが出現する。取ると得点が入るが、画面の外周近くを回っているので、ソフトクリームに気を取られて、壁につぶされてしまうことがよくある。

画像 目玉焼きを食べると得点になる。目玉焼きも動き回るので、深追いして壁に挟まれないよう注意
画像 子デビルに炎をはいて、追い払おうとしているところ。遠ざかっているときにうっかり炎をぶつけると、反転してタマゴンに向かってくる
画像 ソフトクリームは、画面の端で待って取るのが有効だが、途中でスクロール方向が変わってピンチになることも
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/27/news133.jpg 「虎に翼」、ヒロインの弟役が初登場 演じた人物のギャップに驚き「同一人物なのか?」「朝ドラにも出るの凄いな」
  2. /nl/articles/2405/27/news038.jpg 誰にも懐かないボス犬を、1歳娘が散歩へ連れて行くと…… 従えて歩く驚きの光景に「あの狂犬が…」「凄い…凄すぎる」
  3. /nl/articles/2405/28/news118.jpg 小林麻耶&國光吟、600万円超する“新型外国車”購入に「中古で売る時の値段は考えてません」 高額iPadもゲットで生活フルエンジョイ
  4. /nl/articles/2405/27/news130.jpg 「声出して笑った」「あかんw」 メロンパンを半分こしようとしたら…… “衝撃のビジュアル”への変貌に5万いいね
  5. /nl/articles/2405/28/news131.jpg 「誰かわからなかった」 香川照之、“激変”したワイルドな姿に周囲も「髪型それでいいんですか」「なんか自由な感じ」
  6. /nl/articles/2405/28/news052.jpg 最新のガンプラに10年前のパーツを付けると……? 「覚醒状態」への変身が「激アツすぎる」と話題
  7. /nl/articles/2405/28/news101.jpg 「くたばれクソメディア」 マイファスHiro、「性加害巡る誤報」伝えかけた週刊誌に中指突き立て “音声暴露”し「覚悟持ってやってこい」
  8. /nl/articles/2203/29/news111.jpg 小林麻耶、元夫・あきら。と「愛の再婚」を報告 駆け落ち理由は“父と縁を切り、母は洗脳にかかっている”ため
  9. /nl/articles/2405/27/news012.jpg 「リノベは正直無理」 絶望的なボロボロ築50年超物件を改装→信じられない変貌に「元の家の面影なし」
  10. /nl/articles/2405/28/news146.jpg 「まさかの本人」 JR東の各駅放送と新幹線の車内放送の中の人が夢の競演 「黄色い線の内側の人だ」「親の声より聞いた声」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「これを見つけたら緊急事態」 農家が恐れる“生えると危険な雑草”の繁殖力に「悪いやつだったんですね」「よく食べてました」
  2. 「虎に翼」、ヒロインの弟役が初登場 演じた人物のギャップに驚き「同一人物なのか?」「朝ドラにも出るの凄いな」
  3. 【今日の計算】「9−9×9+9」を計算せよ
  4. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  5. YUKI、大胆なスリット入った近影に驚きの声 「52歳なの意味わからんな」「ここまで変わらないって本当凄い」
  6. 誰にも懐かないボス犬を、1歳娘が散歩へ連れて行くと…… 従えて歩く驚きの光景に「あの狂犬が…」「凄い…凄すぎる」
  7. 晩酌中、ふと机の下をのぞいたら…… 背筋が凍える光景に反響続々「皆様は覗かないようにしてくださいね」
  8. 小林麻耶&國光吟、600万円超する“新型外国車”購入に「中古で売る時の値段は考えてません」 高額iPadもゲットで生活フルエンジョイ
  9. 真田広之の俳優息子、母・手塚理美と“超大物司会者”に対面 最新ショットに「ご立派な息子さん」「似てる雰囲気」
  10. 「トップバリュを甘く見てた」 ジョブチューンで審査員大絶賛の“マストバイ商品5選”に反響 「買ってみよ」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評