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2008年01月16日 17時53分 更新

「ダレットワールド」は野望であり夢の実現と稲船氏――ダレット事業戦略記者発表会 (2/2)

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オンラインゲーム展開について

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 ダレットでは前述したとおり、各種オンラインゲームの運営・課金代行・コミュニティ支援を行っている。昨年7月に開始した「モンスターハンター フロンティア オンライン」をはじめ、「アミーゴ・アミーガ」、「フルハウスキス2〜恋愛迷宮〜」ほか、今年1月には韓国でナンバー1FPSゲーム「サドンアタック」のサービス開始も予定されている。このラインアップに、対戦型格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」が春から加わることになった。

 その名も「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」(以後、SFO)。マウスだけで操作可能で、よりカジュアルに向けた仕様となっている。このマウスジェネレーションはシリーズ化され、本作が第1弾となる。

 「SFO」は、マウス操作による簡単かつ軽快なアクションによる対戦(基本無料)に加え、オンラインならではのさまざまなユーザーカスタマイズ機能やコミュニケーション機能を実装している。

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wk_080116daletto30.jpg 金庸氏のオリジナルキャラクター採用には、中国でのサービスインが視野にある

 ユーザーが操作するキャラクター(アバター)は、「ストリートファイター」シリーズのキャラクターのほか、中国の小説家・金庸氏の作品登場人物のオリジナルキャラクターなどを用意。衣服やアクセサリー、キャラクターパーツなどを、アバターアイテムとして購入(一部有料)し、自在にカスタマイズするというもの。

 キャラクターのコンセプトは「リボルテック」、いわば“フィギュア”だ。リボルテックは海洋堂から発売されているアクションフィギュアシリーズの総称で、ラチェット機構を内蔵した関節「リボルバージョイント」を使用しているおり、広い可動範囲、好みのポーズへの固定、容易なパーツの組み替えを実現している。

 このコンセプトを受け継ぎ、SFOのキャラクターは各部位ごとに組み替えが可能となっている。技などはその各部位に由来しているという考えのもと、部位を組み替えることで、リュウの腕で波動拳、チュンリーの脚で竜巻旋風脚などを繰り出せるようになる。

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wk_080116daletto29.jpg もう誰がなんだか……

 また、ユーザーカスタマイズとして、アクション時や必殺技の発動時に、任意にコメントや画像などを表示できる「カットインシステム」を実装している。これはプレイ参加前にマイルームで設定可能で、セリフは元より、取り込んであった画像をカットインで差し込むことができるというもの。チーム戦を行うためのグループ結成システムや、リプレイデータの保存と再生、コメント挿入などのコミュニケーションツールも充実している。上記の機能のほかにも、「オートマッチング対戦モード」や「ミッションモード」、「トーナメント対戦モード」、「CPU対戦モード」、「吹き出しシステム」、「フレンド対戦モード」、「協力戦モード」、「チーム対戦モード」など実装されていく予定だ。

 2008年2月よりクローズドβテストを予定しており、1月からテスター募集の開始が行われる。なお、タイアップ企画として、海洋堂からSFOのリボルテックが発売されるほか、サンワ サプライから専用のマウスの販売も予定されている。

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 「ダレットで何をするのかと思っていた方も多いと思いますが、ダレットワールドのようなものにチャレンジしたかった。1人でやるゲームから複数で楽しめるものへと発展させていくに従って、コミュニティをゲームにしたいと思うようになりました。カプコンだけでなく、日本中のゲームをここに取り込んでいくのが野望であり夢です。ダレットワールドは、完成されたものではなく、サービス開始から未完成を楽しんで完成形に一緒に近づけていくものという認識でいます。今あるインターネットの世界をすべて内包できると自信を持っていますし、情報を得たいならダレットワールドとなればと期待もしています」(稲船氏)

wk_080116daletto40.jpg 会場ではLOOX Uシリーズをはじめとした対応PCによる試遊コーナーが設置されていた

 ダレットは、ヘブライ語の「dalet=扉」と、英語の「to=〜へ」を融合した造語であり、「扉の向こうの新たなエンターテインメントへユーザーをいざなう」事業を展開していきたいという思いが込められている。「ぷらっと、ダレット」と、ダレットのキャッチコピーにあるように、気軽に誰でもぷらっと訪れることができる、敷居の低いサービスと充実したコンテンツで、ユーザーを新たな扉の向こうへと導えるかに注目したい。

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[加藤亘,ITmedia]

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