繁栄するか滅亡するかはマップ次第?――「ポピュラスDS」

エレクトロニック・アーツが2月21日に発売するニンテンドーDS用ソフト「ポピュラスDS」の新規マップが公開された。

» 2008年01月25日 17時48分 公開
[ITmedia]

 エレクトロニック・アーツが2月21日に発売を予定している「ポピュラスDS」について前回、神々と悪魔との関係に触れた。今回はスーパーファミコン版の初代ポピュラスに登場したマップをリメイクしたものなど、新たなマップ10種が公開された。

 「ポピュラス」は1990年に誕生したリアルタイムシミュレーションで、本作「ポピュラスDS」は、その1作目に新規要素を追加した復刻版となる。プレイヤーは神となり、さまざまな神技を使用して自分を崇拝する民族を繁栄させ、敵対勢力を滅亡させることを目的としている。フィールド上の民族は、常にリアルタイムで行動しており、同じステージでも毎回違った展開で進行する。ステージ数は70種類を予定しており、攻略を続けるたびに新しいステージが解除されていく仕組みだ。

草原
緑豊かな世界。すべての要素が標準的。最初に登場するもっともノーマルなマップで、土地の広さや高さは平均的。なお、海に落ちた信者はおぼれる
溶岩
暑さが厳しい溶岩世界。海が溶岩で落ちると即死してしまう。信者は増えやすいが死にやすい特性がある
大江戸
和風文化の世界。信者が増えやすく減りづらいが、サイコパワーがたまりにくい。江戸時代の街をイメージしたマップ

ペルシャ
ペルシャ文化の魔法の世界。信者はじゅうたんに乗っているので、海や沼、泉に落ちることはなく、おぼれない。サイコパワーもたまりやすい
ホラーショウ
ゾンビがうろつく洋風なホラー世界。ゾンビは家の外を歩き回っても元気を失って死ぬことがない
火星
乾いた世界でサイコパワーが増えづらい。海がなくすべてが陸地。サイコパワーが増えにくい。岩が多く、海がないのでおぼれることはない。そのため、津波の奇跡は効果を発揮することはできない。信者の減少率は高い

空中庭園
空中に浮かぶ庭園世界。陸から落ちると即死。サイコパワーがたまりやすい
ビットプレーン
コンピューターの世界。歴代ニンテンドーゲーム機が建物になっており、信者が増えやすい上級者向けのステージ

ゲームウォッチからファミコン、そしてディスクシステムを経て、ゲームボーイ、スーパーファミコンと進化していく

NINTENDO64やゲームキューブと進化していくビットプレーンの建物は10段階に進化していく。そしてDSが登場し、最後はWiiが乱立!

 ほかにも以下のマップがある。

  • 雪原:寒さが厳しい永久凍土の世界。信者が増えにくく、死にやすい。雪に覆われたマップなので、効率的に家を確保する必要がある。
  • メルヘン:おとぎばなしの世界。信者が増えにくく死にやすいが、サイコパワーがたまりやすい。岩が多いのも特徴的だ。
  • ギリシャ:バビロニア風世界。空中に浮いている世界であり、土地の周囲が空として扱われるため、落ちると即死する。
戦士は上記のマップごとに異なり、それぞれの神によって見た目も変化する。全50種類ほどが登場し、使用した戦士はリストでコレクションし閲覧することができる

厄災の卵やワイヤレス対戦など

 不確定要素として、本作には「厄災の卵」が用意されている。厄災の卵が割れると中からモンスターが出現し、地割れ、雷、毒沼などさまざまな厄災をもたらす。時にはプレイヤーに有利な働きをする場合もある。卵は土地の造成で高いところから低いところに転がすことができる。この特性を利用し自陣に出現した場合、割れるまで時間内に地面を隆起させ、敵陣に送り込むことが可能だ。

 本作はワイヤレス通信で最大4人で対戦することが可能だ。同じ神を選ぶこともできるほか、ゲームのクライマックスとなる「ハルマゲドン」もいやがおうにも盛り上がる仕掛けが施されている。最終決戦は戦士もリーダーも信者に戻り、どちらかの信者が滅亡するまで合体を繰り返し戦い続ける。ベートーヴェンの交響曲第9番より「喜びの歌」をはじめとする、属性ごとに異なるクラシックの名曲がハルマゲドン発動時に奏でられる。

「ポピュラスDS」
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルリアルタイム・シミュレーション
発売予定日2008年2月21日
価格(税込)4980円
人数1人(ワイヤレス4人対戦)
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