「ポロリもあります」――映画「お姉チャンバラ」製作発表記者会見

ディースリー・パブリッシャーから発売されている「お姉チャンバラ」が、実写映画としてスクリーンに登場。製作発表記者会見では、監督・出演者が壇上に並び、本作の魅力を語ってくれた。ポロリ……あるんですか?

» 2008年02月05日 17時26分 公開
[加藤亘,ITmedia]

「ポロリも、チラリもあります」

出演者はゲームから飛び出たかのように、衣装を完璧に着こなしての登場となった。左からレイコ役の橋本愛実さん、彩役の乙黒えりさん、咲役の中村知世さん

 水着を着たお姉さんが日本刀を持ってバッタバッタと血を浴びながらゾンビたちを切り刻む剣劇アクション「お姉チャンバラ」が映画になった! 本日、4月下旬に公開を予定しているセクシー&バイオレンス映画「お姉チャンバラ」の製作発表記者会見が、新宿京王プラザホテルで行われた。

 シリーズ累計30万本を販売した「お姉チャンバラ」は、タムソフトが制作し、ディースリー・パブリッシャーから発売している人気シリーズで、2月7日にはシリーズ6作目となる最新作「お姉チャンバラRevolution」が、Wiiで発売されることになっている。

 製作発表記者会見には、彩役の乙黒えりさん、咲役の中村知世さん、レイコ役の橋本愛実さんと出演者のほかに、映画監督の福田陽平氏が登場。その魅力について語った。


マイクをWiiリモコンに見立て、実際にプレイした感覚を体全体で表現してくれた乙黒さん

 まず、最強のお姉ちゃん・彩を演じることになったことについて乙黒さんは、アクションをやりたかったということもあり、単純にうれしかったと、テンションが上がったのだそうだ。最初衣装が水着と聞いて戸惑ったが、実際の衣装を見たらかわいくてすぐに気に入ったと語る。乙黒さんは今週発売の「お姉チャンバラRevolution」をすでにプレイしており、初心者でも楽しめるゲームとしてオススメしていた。

 同じく、出演が決まったことに関して最強の女子校生であり彩の妹役を演じた中村さんは、原作のイメージを崩さないよう演じることへのプレッシャーを口にする。お色気担当、28歳シングルマザーのレイコ役を演じた橋本さんも、初めての映画出演をうれしく思いながらも、アクションの経験がなかったので不安に思ったと、両名とも緊張して撮影に臨んだとのこと。


 撮影で気をつけたことについて乙黒さんは、「彩として生き、アクションすることをテーマに、体調管理と集中力を乱さないよう心がけました」と自信たっぷり。ただし、撮影が冬だったこともあり、水着はかなりこたえた様子。しかし、「仲間がいたから頑張れたし、撮影しているとだんだん気持ちよくなってきました」とのこと。第一、衣装そのものはかっこいいし、寒い時には同じくほとんど裸の小島よしおさんの「そんなの関係ねぇー」に励まされたと会場を笑わせる。

 中村さんもやはり、、アクションでのケガにもっとも注意したのだそうだ。アクションはヒーローものを経験しているだけに慣れてはいたが、刀でのアクションは初体験だったので特に気をつけたのだそうだ。橋本さんは、実年齢よりも高い設定だっただけに、表情などで包容力を出すのに苦労したと答えてくれた。あとは「胸を寄せるのを頑張りました」と、衣装からあふれそうなバストを強調してみせた。

 最後に見どころについて聞かれると、乙黒さんは「キャラクターの深みと体を張ったアクション」、橋本さんは「ゾンビの特殊メーク」と答える中、中村さんは「見どころはやっぱりかわいい女の子が、こんな薄着をして戦っているところですね。あと、ポロリもあります。この3人ではないのですが。あと、チラリもあります」と、大胆発言。「そういうところがヒットにつながると思うんです」と、ある意味しっかりとした意見を披露してくれた。お見それしました。

福田陽平監督

 監督の福田陽平氏は、実はディスリー・パブリッシャーの「地球防衛軍」シリーズが世界一好きなゲームと答えるほどのゲーム好き。ゲームのキャラクターにインパクトがあるので、撮影するにはかなりのプレッシャーがあったと語る。しかし、出演者がしっかりと役柄について理解してくれ、キャスティングもはまり、アクションのこだわりなども含め、自信のある作品となったと福田氏。働く強い女性にぜひ見てもらいたいのだそうだ。

ストーリー

戦乱の世、世界は狂乱の渦に飲み込まれ、街には謎の科学者・杉田によって作られたゾンビがあふれかえっていた。その中で、妹をさらわれた勝治、娘を殺されたレイコ、そして最強のお姉ちゃん・彩が杉田を倒すために並みいるゾンビをなぎ倒す。

そんな3人の行く手に突如現れた最強の女子高生・咲。

「忌血」の種族の末裔“彩”と、腹違いの妹“咲”、宿命を背負った姉妹の一騎打ちが今はじまる……。




 記者会見では「ポロリもある」とのことだが、映画に関して特に年齢制限は設けられていない。ゾンビが登場することでホラー作品とひとくくりにされがちだが、本作品は剣劇アクションを主としているので、血しぶきも満載ながら、爽快感を味わえるものとなっている。キャストも毎回血ノリをあびて、汗もかいて、さわやかに演じたとのこと。

 映画は4月下旬、渋谷Q-AXシネマ・シネマート新宿ほか全国で順次公開の予定(配給:ジョリー・ロジャー)。ゲームから飛び出したお姉ちゃんの勇姿をとくと見よ!

「お姉チャンバラRevolution」

「お姉チャンバラRevolution」
対応機種:Wii
ジャンル:アクション
発売予定日:2008年2月7日
価格(税込):5800円
プレイ人数:1〜2人(2人同時プレイ可能)
CERO:D(17歳以上対象)
(C)2008「お姉チャンバラ」製作委員会
(C)2008 TAMSOFT (C)2008 D3 PUBLISHER

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」