「実は麻雀が弱かった」と告白する和田アキコさん――「朝青龍はジェロを見習え」(2/2 ページ)
発表会終了後は和田さんのカコミ取材も。本作に関する話題だけでなく、芸能関係の話題についても和田さんはコメントしてくれた。
「ほんっとに麻雀弱いんですよ」
――「アッコでポン! 〜イカサマ放浪記〜」が登場しますね。
和田アキコさん(以下、敬称略) うれしいよね。自分の暇な時間や待ち時間に楽しみが増えました。
――アッコさんはニンテンドーDSは持ってるんですか?
和田 いま「脳トレ」やってるんですよ。でもこっちをやりたいですね。こっちのほうが鍛えられそう。もうそろそろあっち飽きてきたから(笑)。
――アキコさんのキャラクターでこういうソフトがつくられるという話が来たときには、どう思われましたか?
和田 いや、ここのところ「ヤッターマン」でも「和田アッコ」で出ていたりしてるんで、今年、わたし乗ってるのかな? と思いますよね。使いやすいんじゃないですか。何というか“強力”というイメージがあるじゃないですか。
――パチンコは別として、ゲームのキャラクターとしては初ですね。
和田 そうですね。ゲームは初めてです。何か強くなった気分です。“わたしは伝説の雀士だ”と言うのをすごく感じて。これから麻雀をするときにみんなに言って、先制“口撃”をかけたほうがいいかなと(笑)。
――プライベートでは月何回くらい麻雀を打つんですか?
和田 いまは忙しいんで、月に1回できればいい方ですかね。
――どんなときに……?
和田 暇なときですよ!(爆笑)
――「アッコでポン! 〜イカサマ放浪記〜」では12名のタレントさんが登場しますが、この方とは麻雀をやるんですか?
和田 ないですねぇ……。芸能人では、中村玉緒さんとか、森光子さんとか。あとタケちゃん(ビートたけしさん)は昔よくやりましたね。それに昔は石田順一さんとか、川合俊一さんとか。
――先ほども言われてましたが、麻雀、弱いんですね。
和田 昔大阪にいたときに、飛び入りで“ジョーヤ(バンドの手伝いをする女性)”をやっていたんですね。その待ち時間に先輩たちとやったこともあるんですが、点数の付け方が分からない。役満だけ4倍だというのは分かるんです。ただ“符”ってのが分からないので、1人だけ正直なヤツを必ず入れておかないと……(笑)。強いとは言えないですね。カモみたいですよ。秋元康さんとかに言われたんですが、牌をツモってくるときに、自分では隠してるつもりが相手にみんな見えてたんですって。あとは自分の待ちを右端にするクセがあるんで、「あ、萬子待ち」とか「索子待ち」とか分かっちゃう。川合俊一にこの間聞いたんですけど、20年間あいつは黙ってたそうです(笑)。
――麻雀がお好きでしたら、上達するんじゃないですか?
和田 上達するんですけど、言っちゃうんですよ、テンパイすると「タバコだ!」とか(笑)。だから「あ、テンパイした」って分かっちゃう(爆笑)。それに最近視力が落ちてきてしまったので、二萬と三萬が分からないときがあって。二萬が出て「あっ」とか言っちゃうと「三萬と間違ってる」とかでみんなにばれちゃって(苦笑)。この間も秋元康さんに指摘されました。
――アッコさんは負けてくるとどうなるんですか?
和田 負けてくると? しつこくなりますよ(笑)。いまはそれほどでもないですけど、昔は「勝つまでやめない」とかありましたね。
――丸2日間やったりとか?
和田 ありましたねー。そのときは川合俊一がメンバーでした。あいつがバレーボールの全盛時代(笑)。
――芸能界で唯一、この人に勝てる、という人はいますか?
和田 この人に勝てるというのはないですけど……。中村玉緒さんなんて、麻雀の時だけサウスポーなんですよ。それに渋い打ち方しますね。かっこいいですよ。
――イカサマ麻雀をやったことはないですよね?
和田 そんなことはないですよ(爆笑)。だから、このゲームでちょっと覚えたいですよね。ただいまは全自動ですからねー。昔は手積みだったからね……。(「麻雀放浪記」の)阿佐田哲也さんとか読んだことありますけど、ちょっと難しいと思いますよね。(明石家)さんまが「麻雀好きや」って言ってたから、あいつと対戦してみたいですね。
――メンツのそろえ方にも気を遣われるということですが。
和田 女性はあまり入れないですね。スポーツ選手でも、お相撲さん入れるとバスケット入れないとか、バスケット入れると野球入れないとか……。割と考えてますけど。
――いままで対戦した中で「強いなあ」という人はいますか?
和田 うーん。秋元さんは渋いですね。よく考えるし。くだらないしゃれを言いながら(笑)。余裕がある人はいいんじゃないの?(爆笑)。わたしはちょっと勝っても喜ぶけど、負けるとすごく落ち込むから(笑)。
――台を壊したり、牌を投げたりします?
和田 おい!(笑)。台は壊しませんよ。牌も投げません。それだったら鉄拳のほうがいいじゃないですか(爆笑)。
そして芸能界ネタに……
――来週、山田まりやさんが結婚されますね。
和田 いいですねー。人が幸せになるのは大好きなんですよ。彼女はほんとに、小さいころから苦労してるし、ご両親が離婚なさったりして。弟さんの面倒をよく見てるし。昔はよく一緒に仕事してたので……。いいことですよ。うらやましい。大拍手ですね。お祝いしてあげてください。
――たびたび聞いてしまうんですけど、朝青龍さんですね。
和田 あれはおかしいね。あいつに誰か送ってやってよ。「おとなの叱り方」(爆笑)。わたしが言うのも横柄かも知れませんが、こうやって記事になる、ならない。話題になる、ならない、というのも(記者を見て)皆さんのおかげで、わたしはやってきてるわけです。わたしも話題は提供しますけど。そういう、書かれてナンボ、書いてもうてナンボの人間が、あんな暴言を吐くのは沢尻(エリカ)の「別に」と同じですよ。横綱って品格が必要なんでしょ? 1回落として1から教えないと。なってないですよね。わたし、新聞読んで手が震えた。「こいつは直んないな」って。あたし、もうちょっと強かったら挑むんだけどねー(爆笑)。体力的にはねー。
(朝青龍とは)話す機会がめったにないんで。そのときはいい人という印象だったんですけど。性根が悪いね。それにこの前の自衛隊の事故だって、大臣が辞任するまでになってるんですよ? サラリーマン世界だったら大変なことです。自分たちの会社の人間がそういうことをやったら、上司は責任を取らなきゃ行けないのに、あそこの世界だけああいうことがあるってのはおかしいですね。わたしは、皆さんの前でどんなに腹が立つことがあったとしても、(暴言は)言えないですよ。言うあいつもあまりよくないんじゃない? もっと勉強し直せと。なんならわたしの所に1カ月預けろと(笑)。ほんとに。
――黒人演歌歌手のジェロさんについてどう思われますか?
和田 この前「アッコにおまかせ!」でも言ったんですけど、わたしは洋楽、それもレイ・チャールズが好きで、R&Bを歌ってるわけです。ちょっとでも(黒人の)魂に近づきたいと思っているんですが、なかなか行けないのね。黒人であそこまでやられると、演歌というのは、いい意味で誰でも歌えるんだと思いますね。
お相撲にも昔いたらしいですし、オリンピックもそう。黒人の人って能力がいっぱいあるんだと思うんですよ。彼の場合は、話題作りとかそういうのならともかく、ちゃんとした日本語を話せて、敬語も使えて、字も書ける。ある意味わたしにとっては、強力なライバルですよね。あいつに日本人の心が歌えて、何であたしが黒人の心を歌えないんだという。
――ジェロさんはアッコさんの歌を歌われてるそうですね。
和田 らしいの。「抱かれ上手」とか「だってしょうがないじゃない」とかが好きらしいんですよ。そういうヨイショもうまいじゃないですか。朝青龍、見習えっていうの。ジェロを(爆笑)。
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