デモクラタイズなゲーム業界へ!――2008年のGDCを総括:くねくねハニィの「最近どうよ?」(その21)(1/8 ページ)
北米サンフランシスコで開催されたGame Developer Conferenceから1カ月。ようやくハニィが帰って参りました〜。とりあえず総括してみましたのでよろしこ〜。というか、なんで翻訳されているの?
やっほ〜。Game Developer Conference(以下、GDC)から帰国してからというもの、たまってた仕事を片付けてたらあっという間に3月になってましたね〜。日に日に暖かくなってきたこともあり、ハニィもようやく原稿を書いてみるぞと。え? ちゃんとしろ? はぁい……。21回目のくねくねハニィの「最近どうよ?」、いろんなニュースは次回にまわすとして、今回はGDC特集とさせてもらいまする〜。
題して「2008年のGDC@サンフランシスコ! デモクラタイズなゲーム業界へ!」。珍しく前置きなしでいってみよ〜!
突然ですが、ここで編集からのお知らせです
さぼっていたくせにかる〜い感じで始まった「くねくねハニィの『最近どうよ?』」ですが、第1回目から読者の皆様から共通して“あるお願い”がメールで届いておりました。それは、「ハニィの話言葉が読みづらい」という由々しき問題。「なんとかなりませんか?」、「味だとは分かっているのですが」と、皆様の中にはどうしても相容れないという方もいると理解していました。そこで、今回、画期的な試みを行ってみようと思います。翻訳です。ハニィの原稿を翻訳機(人力)にかけ、なるべく無味乾燥化させたものを通常の原稿のあとに掲載してみました。話し言葉がどうしても肌に合わないという方は、こちらからささっと飛んでお読みください。お暇な方は、ハニィの方を読んだあと、比較しながら再読のほど。引き続き、本編をお楽しみください。お邪魔しました。
お約束ですがGDCって何じゃい?
「Game Developer Conference」はゲーム開発者のための講演会、勉強会の名称ですな。実は世界各地で行われてるんですが、サンフランシスコで行われるのが規模が最大なので、ついGDCって一言で言ってしまうんですな。パリ、ロンドン、オースティンなど、かなりの回数が各地で行われておりますね。この「最近どうよ?」でいうGDCとはあくまでもサンフランシスコのMoscone Convention Centerで2月18日〜22日まで行われたもの。混乱なさらぬように。
5日間に渡ってゲームデベロッパーに向けた勉強会が行われるわけだけど、前半2日間はモバイルゲームをフィーチャーしてました。あわせてシリアスゲーム(ノンゲームのエンタテインメント)サミット、カジュアルゲーム(ライトユーザー向けのカジュアルゲーム)サミットなども行われ、後半3日間はコンソール、PCその他が混じってくる。ちょっとひっそり感のあった週はじめから一転、水曜からはそりゃもう、たくさんの人が来ていたんだね〜。GDC事務局からの発表で、今年は史上最多の1万8000人の参加があったとのこと。
参加費が高いことで有名なこのカンファレンス、すべてのセッションに参加できるパスが1人当たり1995ドル(約21万円)、メインカンファレンスパス(後半の水曜〜金曜のみ)が1395ドル(約14.6万円)、モバイルカンファレンスのみが1045ドル(約11万円)などなど、とてつもない金額。渡航費をかけて出かけて行って、さらにこんだけ参加費がかかると、そんなに簡単にたくさんで出かけていくわけにはいきませんな……。
GDCは大きく分けて、キーノートスピーチ(基調講演)、セッション(座学)、ラウンドテーブル(パネルディスカッション)などに分かれてるんですな。この他にイベントとしてIGF(Independent Games Festival)アワードなどがあったりも。また、EXPOと言われる展示場も若干ありましたね。ゲーム自体の展示もありましたけど、ミドルウェアやエンジンを展示したりして、ゲームショーではなくゲーム開発ショーなんだなと、あらためて納得したりして。それに今年はCareer Pavilionと言って「転職フェア」みたいなイベントもやってたからちょっとおったまげた〜。会社のお金でカンファレンスに来ている輩が転職活動をして帰るってどないなっとんねん?(笑) ま、アメリカらしいっちゃアメリカらしいんですけど、日本だったらありえないよね? しかも盛況でしたな……。
講師&お題別に時間と部屋が割り振りされていて(60分がメイン、基調講演は90分)、1つの時間帯に複数のセッションが平行して走っていて、スケジュール表を見ながら、大学の授業のように「1時限目はWestホール3階の3031でこの話、2時限目はノース1階の135であの話」と移動して回るわけです。会場も意外に広いので(Moscone Centerのウエスト、ノース、サウスの3ホール)、これが結構ひと苦労なんですわ。
それにしても、天気がホントに悪くて嫌になるくらい雨ばっかり。サンフランシスコ市内は、霧の街って言われるくらいなのでデフォルトでこうなんでしょうけど、寒さから逃れてカリフォールニア! に出かけていったハニィには、ちょっと悲しくて寂しかったわん。イベント自体が参加者最多とうたってたのに反比例して日本人の参加者が少なめに感じたのも、天気のせいかしら?
キーノートスピーチ(基調講演)
毎年水曜日と木曜日に1件ずつの基調講演が行われるのですが、今年もスケジュール的には順当で、2月20日(水)にマイクロソフトのコーポレート バイスプレジデント、ジョン・シャパート氏による「A Future Wide Open:Unleashing the Creative Community(未来は広く開かれる:クリエイティブコミュニティを解き放て)」、21日(木)にはインベンター兼フューチャリストのレイ・カーツウェル氏による「The Next 20 Years of Gaming」(ゲームの今後20年)と2本立てでしたの。
昨年の「SCE VS. 任天堂」とは大きく異なる形だったですよ。去年なんかは任天堂とSCEがプラクティカル(えーと、実務的というか、現実的というか)な戦略とか方針とかを明確に打ち出すものって認識があったんだけど、今年は特にカーツウェル博士の未来志向のお話については、ゲーム業界という枠を外れて「生命や科学の進化」という大きな視点からのコンセプチュアル(概念的な)アプローチってとこが、ものすごく考えさせられたわ〜。日本だったらこの手のカンファレンスではありえない展開だもん。純ジャパニーズのハニィは文化的に不思議なショックを覚えたわ。あ、一緒にいたB型の日本人の方にはしっくり来ていたみたいですけど(爆)。
詳しくは記事があがってるのでそちらを読んでいただきたいんだけど、ハニィ視点でのまとめを書いてみるね〜。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」