オレとオマエではさみうち!――2人の傭兵を操る新感覚アクションが登場:「アーミー オブ ツー」レビュー(1/2 ページ)
古今東西アクションゲームは数あれど、協力プレイに特化したゲームは珍しいのではなかろうか。というわけで、2人のマッチョを操作して戦争でお金を稼ぐ、なんとも濃いゲーム「アーミー オブ ツー」を遊んでみました。
主人公はオレとオマエ!
戦いと言ったら漢(オトコ)の世界、なまっちょろい青二才の出番なんかないぜ! なーんて濃ゆい世界が大好きな硬派ゲーマーの皆様、刮目せよ! ガチムチのアニキ2人組がドンパチを繰り広げるという、聞いただけで血湧き肉躍るドハデなアクションゲーム「アーミー オブ ツー」が登場したのだ。
舞台は現代、主人公は民間軍事会社SSCに所属する傭兵・リオスとセーレムの2人。上司の命令で2人一緒に戦場へおもむき、ハデに戦って大金を稼ぐ……というのが大きな目的だ。そう、主人公は傭兵だから、お金のために戦う戦争のプロといえる。
ゲームジャンルは、プレイヤーキャラクターが見える三人称視点のアクションシューティング。最近増えてきたおなじみのタイプなので、ゲーマーであればすんなり遊べるだろう。ちなみに本作はプレイステーション 3版とXbox 360版がリリースされているが、今回はXbox 360版で遊んでみた。
敵からの狙われやすさを表す“アグロ”システム
まずゲーム開始時に、どちらの主人公を操作するかを選択する。性能的な違いは無いと思われるため、単純に好みで選択していいだろう。ちなみにリオスは絵に描いたようなガチムチな兄貴で、セーレムは若干イケメンだ。操作キャラはオプションで変更することもできる。
ゲーム中は、常に2人で行動する。なお、ここでは便宜上、直接操作するキャラクターを主人公、もう1人をパートナーと呼ぶことにする。パートナーはコンピューターが自動的に操作するが、「前進」、「再編成(主人公の近くで行動する)」、「現在地確保」といった、簡単な命令を下すことは可能だ。また、各命令は、より攻撃を激しく行う「アグレッシブモード」が用意されている。
本作では、2人で戦うことが密接にゲームシステムに絡んでいる。それが「アグロ」だ。これは、各々がどれだけ敵から狙われやすくなっているかを表すもので、ゲーム画面上部にメーターで表示されている。より激しく攻撃したり、派手な武器を使うと、敵の注意を引きつけやすくなり、そのキャラクターが敵から集中攻撃を受ける形になるのだ。
片方に攻撃を集中させるのが戦闘の基本
本作は敵の攻撃が激しく、また主人公らの体力は若干少なく感じる。そのため、数秒間攻撃を受け続けると、あっというまに倒されてしまうこともしばしばだ。幸い、マップにはそこかしこに障害物があり、これに隠れて戦うことができる。物陰に隠れつつパシパシ撃ちまくるのが基本だ。
物陰に隠れられるのは、なにも主人公だけではない。敵も物陰に隠れて戦闘を行うのだ。物陰に隠れた敵には攻撃を当てにくく、かといってそのままノソノソと歩いていっては、いい敵の的だ。そこで、先ほどのアグロシステムを活用した戦いが必要となってくる。
例えばパートナーに「現在地確保」という命令をアグレッシブモードで下した場合、パートナーはその場に留まって、激しく戦う。いわば、敵を引きつける役目を負うわけだ。
パートナーのアグロが上がれば、主人公は敵からほぼ攻撃されなくなるため、敵の横または背面に楽に移動できる。あとは、無防備な敵を撃ちまくれば、比較的簡単に倒せるというワケだ。マップによって戦い方を変える必要はあるが、全編通して、この戦い方が基本となる。
ただし、物陰に隠れて戦っても、ダメージは受けてしまう。パートナーが倒されそうになったら、先ほどのアグレッシブモードを解除し、今度は主人公が激しく攻撃してアグロを上げ、パートナーを安全な状態にする、という戦略も重要になる。敵の攻撃をどちらに集中させるか、または分散させるか、といった戦術が重要になってくるのだ。
パートナーと協力して難関を突破せよ
各ステージには、敵との戦闘以外に、パートナーと協力しなければ突破できないトラップなどがある。例えば手の届かない高い足場へ移動する場合は、ステップジャンプというアクションで突破する。これは、片方のキャラクターが手で足場を作り、もう片方がその手に乗って登る、というものだ。登ったキャラクターは、上から手をさしのべて、階下にいるもう1人を引き上げる。
四方八方から敵が攻めてくる場面では、バック・トゥ・バックで対処することになる。これは、二人が背中合わせで立ち、とにかく撃ちまくって現れる敵を倒しまくるアクションだ。いつでも発動できるわけではなく、決まった場所に進むと自動的にこのモードに切り替わる。ちなみにバック・トゥ・バック中は弾薬が減らないので、撃ちまくる爽快感もバッチリ味わえる。
また、あるスイッチを1人が操作して道をつくり、もう1人が離れた場所へ行ってもう一つのスイッチを操作する……といったトラップも登場する。何にせよ、2人で協力しなければ突破できない場面はかなり登場するわけだ。
また、どちらか片方がアグロを上げ続けると、より敵に狙われやすくなるヒートアップ状態になる。この状態で一定数の敵を倒せば、一定時間攻撃力が2倍になるオーバーキルモードを発動できる。オーバーキル状態のとき、パートナーは敵から全く発見されないステルス状態となるのだ。大量の敵が現れる場面で活躍しそうなアクションだが、実はオーバーキル状態は移動速度が遅く、またしゃがむこともできないため、イマイチ使い勝手が悪く感じた。
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