不正な手段で実績を解除すると……? マイクロソフトが行った、ちょっと変わった不正対処:日々是遊戯
Xbox 360ユーザーならご存知の“実績”システム。これを、チートや改造といった不正な手段で解除しようとすると、マイクロソフトから「キツいお仕置き」がなされるとのことだが……?
“ごまかし行為者”の生き恥に耐えられるか
少し前の話題になるが、マイクロソフトが先日「Xbox.com」にて発表した「ゲーマースコアの修正に関して」というアナウンスが、一部のXbox 360ユーザーの間で注目を集めていた。
この見出しだけだとよく分からないが、要するに「不正な手段で実績を解除すると、ペナルティを課しますよ」ということらしい。一応、知らない人のために補足しておくと、Xbox 360用ソフトにはやり込み度合いをスコアで表示する“実績”というシステムがあって、タイトルごとに決められた「シングルモードをクリアする」、「オンラインで5連勝する」といった条件を達成するとその“実績”が解除され、内容に応じたポイント(ゲーマースコア)が入る仕組みになっている。獲得したゲーマースコアは他のフレンドにも公開されるため、自分がどれだけゲームが上手かをアピールできる、一種のステータスになるというわけだ。それだけに、中にはチートや改造など不正な手段で実績を解除しようとした人たちもいて、今回ペナルティの対象となったのはそういう人たちである。
面白かったのは、そのペナルティの内容。こちらも要約すると、主な処罰内容は「これまで獲得したゲーマースコアが0にリセットされる」、「ステータスに“ごまかし行為者”と表示されるようになる」の2点。あまり“実績”システムに馴染みのない人からすると、「……え、それだけ?」と思えるかもしれないが、普段から“実績”解除に情熱を傾けている身からすれば、これはなかなか絶妙にしてハードなお仕置だ。
確かにスコアがリセットされても、今までどおりゲームはプレイできるし、アカウントやセーブデータが抹消されるわけでもない。しかし、そもそも不正行為を働いてまでスコアを稼ごうとした人にとって、肝心のスコアがリセットされ、しかも不名誉な称号まで付与されてしまう――というのはかなりの痛手になるはず。少なくとも自分なら、“ごまかし行為者”の札をぶら下げたまま、堂々とオンラインでプレイする勇気はない。せっかく何時間、何十時間と費やして解除した実績が「なかったこと」にされてしまうショックに至っては言うに及ばずだ。
まだまだ始まったばかりの試みとあって、“誤審”はないのか、実際に不正抑止につながるのかなど、現時点で単純には評価を下せない部分もあるが、不正対処のひとつの方法として、面白い試みであるのは確かだろう。ちなみに筆者のフレンドには、今のところ“ごまかし行為者”は1人もおらず、ひとまずホッと胸をなでおろしたのでした。
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