さらに精巧に直感的に生まれ変わった――「Logicool Driving Force GT」記者説明会および体験会開催
ロジクールは4月30日、「グランツーリスモ」オフィシャルステアリングコントローラに関する記者説明会と、抽選で選ばれた一般参加者を対象にした体験会を、アムラックス東京で開催した。
ロジクールは、「グランツーリスモ」シリーズの開発元であるポリフォニー・デジタルと協力して開発した「Logicool Driving Force GT」の説明会と体験会を、東京・池袋にあるトヨタ オートサロン アムラックス東京において開催した。
「グランツーリスモ」オフィシャルステアリングコントローラとして、6月12日に全国のプレイステーション 3取扱店およびロジクールストアにおいて発売される「Logicool Driving Force GT」(価格は税込み1万7800円)は、強力なフォースフィードバック機能に加え、ブレーキバイアス、トラクションコントロールのすばやい制御を可能にする画期的なリアルタイムアジャストメントダイヤルを装備しているのが特徴。より快適にきわめて精巧でリアルな操作感覚を実現している。
説明会ではまず、ロジクール代表取締役社長のケン・オーバーマン氏が登壇し、「ロジクールでは毎年新しい商品をいくつも世に送り出しているが、『Logicool Driving Force GT』は大変重要視しているものであり、大きな意味がある」と挨拶。続いて自身もレーシングファンとして熱意を持って開発に当たったと説明するLogitech ゲーミング ビジネスユニット プロダクトマーケティング ディレクターのルーベン・ムカジー氏が、本製品の概要について紹介した。
ロジクールは過去、2001年に発売されたプレイステーション 2用ソフト「グランツーリスモ3」で「GT Force」を、2003年の「グランツーリスモ4プロローグ」と2004年の「グランツーリスモ4」対応として「GT Force Pro」を発売している。
前述したとおり、「Logicool Driving Force GT」ではフォースフィードバックステアリングで初めて、ロジクールとポリフォニー・デジタルが共同で開発した独自のリアルアジャストメントダイヤルを搭載している。このダイヤルを用いることで、ブレーキバイアスやトラクションコントロールを調整し、車体のバランスのチューニングを行うことができるようになっている。プレイヤーはより車の性能を引き出すことができ、路面の状況を身をもって感じることができるようになったわけだ。
リアルを追求したレーシングシミュレーションゲームを家庭に持ち込みたいというビジョンの元、約2年をかけての開発期間を要したリアルアジャストメントダイヤルでは、細かくラップタイムを刻むためのパラメーター調整を行うことができる。「グランツーリスモ4プロローグ」では、「トラクション・コントロール」(TCS)、「4WDトルク配分」、「アクティブ・スタビリティ・マネジメント」(ASM)、「アンチロックブレーキング」(ABS)、「ブレーキバランス フロント」(BRK.F)、「ブレーキバランス リア」(BRK.R)の調整が可能だ。
「TCS」
「TCS」は、エンジンの出力を制御することによって、タイヤの空転(スピン)をしないようにするためのもので、実際にスタート時などに重宝する。大出力のクルマの場合、往々にしてタイヤから煙が出るほどスピンして前に進まないことがある。そこでTCSをオンにしメモリを上げていくことで、タイヤが空転することなくスタートしてくれるようになる。スタートしたら、TCSのメモリを落としていくと、エンジン出力を落とすことなくレース運びをすることが可能というわけだ。
「ASM」
「ASM」は、クルマを安定させる制御のこと。例えば「グランツーリスモ4プロローグ」を遊んでみて難しいなと感じるプレイヤーがASMをオンにすると、走りやすくなるという便利な機能となっている。当然、オフにするとクルマを自分の思うようにコントロールしている感が得られる。
「ABS」
「ABS」をいじると、ブレーキが効き過ぎタイヤがロックされ制動距離が伸びてしまうのを防ぐことが可能だ。ABSを操作することによって、ブレーキをある程度クルマ側で制御し、ロックしないように走らせることができる。例えばオフにするとアンダーぎみにコーナーにふくらむところを、オンにして運転しやすくするといった具合だ。
「BRK.F」と「BRK.R」
「BRK.F」と「BRK.R」を調整することによって、クルマの動きを制御できる。例えばブレーキングでアンダーステアの傾向がある場合、フロントよりもリアを効かせる、もしくはフロントを弱くすることが曲がりやすくする。
リアルアジャストメントダイヤルと並んで新しい機能として、フォースフィードバックステアリングでは、アンダーステア、オーバーステア、そしてトラクションロスを驚異的な精度で再現している。特に注力したのが、ステアリングホイールに生の感触を戻すことだったとムカジー氏は説明する。実際クルマが制限ギリギリで走る時、路面やギアの感触を生の体感することが、レースをするにあたり非常に重要な情報となるからだ。
本製品では、高性能のスポーツカーでは標準的なサイズということで、リムにラバー加工を施した11インチ(27.5センチ)のステアリングを採用されている。使いやすさと耐久性は当然として、新機能を追加することで「グランツーリスモ」の新基準を提案したというわけだ。
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