レビュー
» 2008年05月20日 00時00分 公開

アオイシロ――神秘的な伝奇物語と少女たちの恋愛に感じる妖しい魅力に悶えるべし!「アオイシロ」レビュー(2/3 ページ)

[雛見沢秀一,ITmedia]

梢子×ナミ(ときどき保美)の愛の日記

 バッドエンドでは梢子や他の誰かが死んでしまったりと、なにかとサスペンス色の強い本作。筆者も本作を遊んでいて何度バッドエンドを見せられたか……。そんなバッドエンドを踏み台にして培った梢子×ナミ(ときどき保美)の、これこそ百合! と思わせる萌えエピソードをちょこっと紹介。

女の子同士だから許される距離感

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 練習に入る前に、マネージャーの保美と梢子が入念なストレッチに取り組むシーン。耳元で聞こえる息づかい押し当てられる胸太ももに添えられた両手など、ただのストレッチ運動なのにニヤニヤさせられるとはどういうことか

 このように、異性同士ならばヘタしたらセクハラ行為として受け取られる光景も、女の子同士なら大丈夫というボーダーラインの低さが、百合の魅力のひとつ。

 余談だが、このイベントの直前で練習相手として、保美か汀のどちらかを選ぶことになる。汀を選んだ場合の保美のリアクションもひそかに萌えポイント。芸が細かいです。

吸血という行為のエロさと、どちらにも萌えられるというお得感

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 夜中、赤い花を咲かせる椿の木のある場所へ訪れた梢子とナミ。とある出来事がきっかけで、梢子は腕を切ってしまい血を流す。それを見たナミがおもむろに梢子のケガをした腕をつかみ、傷口を舐め出す、というシーン。頬を赤らめてただじっと見守る梢子や、潤んだ瞳で何度も舐め続けるナミ。乙女の柔肌を破った先から血が流れ出るワケですよ。たぶんこんな場所を傷つけるなんて、梢子も初体験のハズ。そしてその裂け目に舌先を入れるんです。コンシューマーゲームでこの表現は大丈夫なのかと錯覚してしまうほど扇情的なシーンが、このほかにも随所に見られたり……。筆者もこの部分の原稿を書いていて、なぜかものすごく綱渡りをしている感覚に捕らわれます。

 傷口を舐めているナミに萌えながら、舐められて恥ずかしがる梢子にも萌えられるという。両者に萌えられるシチュエーションで成り立っている。そう考えると百合ってお得だと思わないだろうか? 筆者なんかはこのシーンを見ていてヘヴン状態なワケです。

夏合宿の定番(?)怪談&海水浴イベント!

 夏といえば、怪談や海水浴イベントがあるのはお約束。色とりどりの可愛らしい水着に身を包む少女たちがきゃっきゃと水に戯れる姿は、目の保養になります。主人公が一番大胆な水着を着るという、あまり例のないシチュエーションも萌えポイント。このルートでは葵先生の水着姿が拝めないのは少々残念だが、ルートによっては、保美に日焼け防止のオイルを塗ってあげるというおいしいシーンが拝める。

 そして、夜はお寺の一室に集まっての怪談話。伝承や昔話に詳しい汀や葵先生といった、妖怪や幽霊の話に事欠かない人物が揃っており、怪談話に花を咲かせる。どうでもいいが、この空間だけものすごくいい匂いがしそうと思った変態は筆者だけでないはず。

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