Wii初のギャルゲーは戦隊モノ!? カワイイ女の子たちがコスってキレイにしちゃいます今日は何の日? 萌え曜日! 「お掃除戦隊くりーんきーぱー」ミニレビュー

萌え萌えな少女たちがお掃除戦士となって悪の軍団をお掃除するという、画期的(?)な内容のゲームが発売。果たして本作はWiiへの萌えゲー進出の先駆けとなるか?

» 2008年05月21日 00時00分 公開
[雛見沢秀一,ITmedia]

お掃除戦隊、出動せよ!

 アイディアファクトリーから4月に発売されたWii用ソフト「お掃除戦隊くりーんきーぱー」。本作は、Wii初の恋愛アドベンチャーゲームであり、お掃除をテーマにした戦隊モノに萌えをミックスするという斬新なネタで、萌えゲーマーの間ではひそかに注目された作品だ。

 物語は、美化委員長であり主人公の源九朗がお掃除精霊・まりーとともに、お掃除精霊のパートナーとなる生徒を見つけながら、悪の組織・ゴワルスキーと戦い、学校の美観を守るという内容。本作では、物語が楽しめるアドベンチャーパートと、敵との対決を行うバトルパートに分かれており、バトルパートでは、Wiiリモコンを使って、敵がばらまくバイ菌を“お掃除”するミニゲームが楽しめる。

画像 バトルパートで勝利すると、萌えな“ご褒美CG”がもらえる。物語とはまったく関係ない萌えシチュエーションの数々を堪能すべし
画像 ミニゲームでは、時間が経過することでバイ菌がヒロインにどんどんまとわりついていく。バイ菌にまとわりつかれるヒロインたちは苦悶の表情を見せる。……このときほどバイ菌になりたいと思ったことはないです

 ネタ要素の高いゲームだが、キャラクター1人1人がとても魅力的。特に、お掃除戦士となる秋葉瑠璃と倉木ふみえは筆者イチオシ! 本作は4〜5時間ほどでクリアできる内容なのだが、キャラクターに魅力を感じる分、個別のシナリオをもっと充実させてほしかった。また、バトルパートでの難易度がほとんど一定で物足りなさを感じたり、立ち絵とイベントCGの絵の違いに違和感を感じてしまう部分も気になるところ。

 しかし、Wiiリモコンを使った新感覚の萌えゲーであったり“お掃除+萌え+戦隊モノ”という新たな萌えシチュエーションに試みたりと、萌えゲー的にはチャレンジ精神旺盛な意欲作。Wiiでギャルゲーが遊びたいという人や、魔法少女モノや萌え系の戦隊モノに弱い人は、手にとって遊んでみてはいかがだろうか?

 最後に、筆者が萌えたヒロインについてと、本作の萌えポイントを紹介しよう。

秋葉瑠璃 (CV:中原麻衣)

画像

 無口で物静かな後輩。しかし、カワイイものには目がなく、パートナーである精霊のらぴすに対しては「らぴらぴ〜!!」と、デレデレな態度に急変する。そのギャップに萌えます。また、お掃除戦士の中では一番グラマー。唯一立ち絵で制服の胸元から谷間が見えるという、まったくけしからんボディの持ち主である。余談だが、秋葉の画像を見てまず皆さんはどこを見るだろうか。胸? 太もも? いやいや、ぽんぽん(お腹)に目がいった読者は筆者と同じ属性の持ち主。

倉木ふみえ (CV:高橋美佳子)

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 人見知りが激しくつかみ所のない口数の少なめな後輩。秋葉といいふみえといい、この時点で筆者の性的指向がバレてしまうが、まぁそれは置いといて。机の下や誰もいない屋上など、狭かったり静かな場所が好きな彼女。おいおい、そんな人気のない場所で、一体何をしようってんだい仔猫ちゃん? なんて言葉が浮かんだ自分に対して、気持ち悪さを通り越して殺意を覚えます。でも、あぁ、ふみえと一緒に2人だけの火災訓練できないかなぁ

◆このゲームのココが萌えポイント!

  • お掃除戦士とお掃除精霊のコンビっぷり
  • ヒロインたちが魔法少女モノのようにお掃除戦士へと変身するシーン
  • バトルで勝つと貰える“ご褒美CG”
  • どこか憎めない(むしろ萌える)敵の女王と下っ端1号2号
  • 田村ゆかりさんや中原麻衣さんなど、実力派な声優陣が声を担当

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