「Angel Love Online Season6〜緑の聖域〜」を体験してきました(2/2 ページ)

» 2008年05月23日 12時00分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]
前のページへ 1|2       

虫&爬虫類嫌いのプレイヤーには少々つらい!? 新エリア「密林」

 次に、インスタンスダンジョンを含む10個の新エリアのうち、9個をスクリーンショットとともにご紹介しよう。10個目の「天空聖域」は推奨レベルが115以上とかなり高く設定されているため、今回のアップデートでは実装されず、後日追加となる。

 亜熱帯気候のこの新エリアは、既存マップ「月隠れの沼」からつながっている。半獣人族や昆虫、植物系のモンスターが数多く生息しており、レベルもかなり高くなっている。ゴリラやカメレオン、森の妖精ドライアードをイメージしたようなモンスターはともかくとして、このエリアにはとにかく昆虫と爬虫類がやたらと多い……。ハチかと思えば大量のハエ型モンスターが飛び交い、暗いダンジョン内部には蜘蛛型モンスターがうようよしていて、この手のものが苦手なプレイヤーにはちょっと精神的に辛そうな気がしないでもない。木の上から、遥か下界を見下ろせる「巨木の回廊」のように美しいマップもあるが、出現するモンスターも非常に強力なため、できればパーティプレイをお勧めしておく。

風林の谷

画像画像

隠遁洞

画像画像

ジメジメ雨林

画像画像

巨木の回廊

画像画像

 本アップデートと同時に実装されるインスタンスダンジョン「無限の塔」は、フィールドで普通に狩ができる程度のキャラクターでなければ、到底クリアは望めない厳しい場所だ。また最低2名からのパーティを組まなければ中には入れないシステムとなっている。フロアは非常に狭く、そこに強力なモンスター達が待ち構えているため難易度は高い。

 無限の塔のクリア条件は、全てのモンスターを倒す、ボスモンスターを倒す、マップ内の仕掛けを解除するなど複数あるので、ユーザー同士で情報を交換しつつクリアを目指してほしい。もちろん難易度が高い分、報酬としてレアアイテムが入手できる。

画像画像

期待の新機甲はパイン&メロンとオオハシ?

 「Angel Love Online」と言えば外せないのが、騎乗ペットとは別に乗り込める「機甲」というロボットのようなアイテムだ。これまでにもネコ型機甲「Tama」、イヌ型機甲「Pochi」、コアラ型機甲「KOAWOO」、アヒル型機甲「Gaco」などが登場しており、どれもかなりのかわいらしさで人気を博している。「Angel Love Online」のデザイン担当者は、この機甲デザインに全力を注いでいるのでは、と筆者個人としては密かに勘ぐっているほど、毎回力が入っているように思える。

 今回もそんなユーザーの(筆者の?)期待を裏切らず、実装されるのはパイナップル型機甲「Ponchi Toropi」、メロン型機甲「Ponch Melo」、そしておそらく南国の鳥オオハシをベースにしたと思われる「Toriシリーズ」が投入される。機甲のラブリーさはその見た目だけではなく、実際に乗り込んで採集活動をする際のアクションも秀逸。今回のPonchiシリーズは口代わりに配置された輪切りパインと櫛型メロンが伸び、Toriシリーズはくちばしで突付くと思わせておきながら、くちばしが根元から折れるという意表をついたアクションで楽しませてくれる。

画像画像画像 左から「Ponch Melo」、「Ponch Toropi」、Toriシリーズの中の「Sai Tori」

画像画像

 キューエンタテインメントによれば、今後もAngel Love Onlineでは半年に一度を目安に、大規模アップデートを行うスケジュールとのこと。ただし日本のプレイヤーが好むハウジングシステムの実装については、開発元のUserJoy Technologyが乗り気なので話そのものは進んでいるものの、実装については全く未定という残念な話であった。

 また、2008年夏と告知されているプレイステーション 3版の「Angel Love Online」については、すでにプレイアブルなものが出来上がっており、現在は細かい部分を調整中。開発が当初より遅れてしまった原因は、開発機材の輸出に時間がかかってしまったこともあるらしいが、夏にはどうやらプレイステーション 3のコントローラーでエンジェル学園に降り立つことができそうだ。プロモーションやキャンペーンも現在企画中ということなので、現役ユーザーは今のうちから、PCゲームにあまりなじみはないが、プレイステーション 3は持っているという友達を誘ってみてはいかがだろうか。

(C)2006-2008 Q Entertainment Inc.
(C)2006-2008 UserJoy Technology Co., Ltd.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/23/news076.jpg ウソだろ…… フリマに5000円で売っていた“信じられない商品”に思わず二度見 「やっぱり寂しい」
  2. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/23/news080.jpg ブックエンドの“じゃない”使い方が200万再生 驚きの発想に「痒いところに手が届く」「参考にします」
  5. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  6. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  7. /nl/articles/2412/23/news036.jpg 「イブの日って空いてますか?」 ドキドキのメッセージ送付→“まさかの返信”が590万表示 「今日一番笑ったw」
  8. /nl/articles/2412/21/news092.jpg 【編み物】カラフルな毛糸で四角いモチーフを作り、一気につなげると…… 太陽のような輝きの完成品に驚き
  9. /nl/articles/2412/23/news115.jpg 「最強でしょ」 佐々木希、作った“我が家のクリスマスディナー”がすごすぎる! 料理上手で「こんなお母さんになりたい」
  10. /nl/articles/2412/23/news077.jpg これは気づかない! バーガーキングでもらった「大入袋」→よく見ると…… まさかの仕掛けに「天才」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」