正しい刻を取り戻せ――「シグマ ハーモニクス」

スクウェア・エニックスは8月21日にミステリーRPG「シグマ ハーモニクス」を発売する。価格は5490円(税込)。正しい推理でバトルを有利に展開せよ。

» 2008年05月28日 19時43分 公開
[ITmedia]

 「シグマ ハーモニクス」は、推理を核に据えたミステリーアドベンチャーに、スクウェア・エニックスが得意とするRPG要素を加味したミステリーRPGを標ぼうする。パラレルワールドの東京を舞台に、行く手に待ち受ける数々の困難の中、推理を駆使して謎を解き、バトルを駆使して道を切り開く、新たなゲームシステムを構築したのだとか。

 主要スタッフに、歴代「FINAL FANTASY」シリーズを手がけた北瀬佳範氏をはじめ、「FINAL FANTASY VII」の関連作品を手がけたメンバーが集結している。

ストーリー

物語は東京区の地下にある「黒上の館」から始まる。

その館にある大時計は、はるか昔より「逢魔(おうま)」と呼ばれる魔物が封印され、「音使い」と呼ばれる力を持つ、黒上一族によって護られている。

一族の次期頭首である黒上シグマは、学生として平穏な日常を送っていた。しかし、刹那の後、世界はすべてを失う───。

世界は廃墟と化し、逢魔が空を覆い、人々の存在が消えていた。残されたのはシグマと、「札使い」である月弓ネオンだけ。

「過去が書き換えられた」

何者かが過去を書き換えたために、世界が一変したと考えたシグマたちは、未来を取りもどすため、時を越え調査に赴く。そこで次々と繰り返される凄惨な殺人事件。見覚えの無い過去。一体世界に何が起こったのか?

真実を知るための物語が今、始まる───。



ゲームシステム

 過去にさかのぼり殺人事件の手がかりを探していく「アドベンチャー」パートと、そこで集めた手がかりを元に推理を行う「推理」パート、そしてその結果が敵の強さに影響する「バトル」パートと、大きく3つに分けられたパートを繰り返すことになる。正しい推理を行えば敵が弱まり、適当な推理だと敵が強くなるなど、それぞれのパートの結果が互いに影響し合っているのが特徴だ。


アドベンチャーパートでの会話の様子

 本作の「推理」パートでは、探索で得た数々の手がかりを碁石のようにアイテム化し、思考の盤面に配置することで答えを導き出す方法をとっている。その配置が正しくても間違っていても推理は完了してしまうので、細心の注意が必要になるというわけだ。

「推理」の導き方がキモ

 なお、「バトル」パートでは、「ファイナルファンタジー」でも採用された「アクティブ・タイム・バトル」を踏襲したシステムを搭載。半リアルタイムの緊張感の中、「式札」と呼ぶカード群から行動方法を選んで進行していく。

敵の強さは推理のいかんにかかっている

「SIGMA HARMONICS」(シグマ ハーモニクス)
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルミステリーRPG
発売予定日2008年8月21日
価格(税込)5490円
CEROB(12歳以上対象)
(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:YUSAKU NAKAAKI


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」