野生に戻れ! 平和ボケした日本人に「世界を知れ」と叫ぶ

「ランボー 最後の戦場」大ヒット公開記念イベントがお台場の東京ジョイポリスで開催され、ゲストの藤岡弘、さんとファン代表の優木まおみさんが最新ガンシューティングゲームでランボー体験した。

» 2008年05月29日 16時41分 公開
[加藤亘,ITmedia]

怠惰に生きる日本人に喝!

優木まおみさんと藤岡弘、さん

 セガが運営するアミューズメント・テーマパーク東京ジョイポリスにおいて5月29日、公開中の映画「ランボー 最後の戦場」大ヒット記念イベントとして、藤岡弘、さんと優木まおみさんをゲストに招き、「ランボー」3部作をモチーフとした最新ガンシューティングゲーム「RAMBO/ランボー」の体験&トークショウが催された。

 ゲーム「RAMBO/ランボー」は、シリーズ1作目となる「ランボー」、2作目「ランボー 怒りの脱出」、3作目「ランボー 怒りのアフガン」をモチーフとしたガンシューティングで、実写映像をふんだんに使用しつつも、シューティング部分との融合に成功しており、臨場感あふれる内容となっている。筐体には62インチモニターと軽量化されたマシンガン型コントローラが採用されている。


実際に体験プレイ。さすが世界の紛争地域を渡り歩いた日本のランボー(?)なだけに、コントローラの反動がないことが残念と藤岡さん。もう少し、撃っている感触がほしいと注文を出していた

 イベントに登場した藤岡さんと優木さんは、ひと通り説明を受けたあとさっそくゲームを体験。今回は2人での協力プレイとなった。2人ともランボーとなってストーリーに沿い敵を掃討していく。藤岡さんは世界中の紛争地域を旅したこともあり、銃を持つと真剣そのもの。優木さんのフォローをしながらカラダ全体を使って遊んでいた。

 ゲームでは、怒りシステムを搭載しており、マックスの状態で発動すると無敵状態となる。藤岡さんは怒りゲージもしっかり使いこなしプレイに夢中に。コメントを求められてもひと言「おもしろいね……」と言葉少なに銃を撃ってはリロードを繰り返し、進行の都合上ゲームを中断されるその時まで戦闘をやめようとしなかった。

 映画「ランボー」の1作目が公開された時、2歳だった優木さんは、テレビで初めてランボーを見てファンになったのだそうだ。劇場ではまだ「ランボー」を見ていないので、改めて見直したいと語っていた。ちなみに、優木さんの父親がちょうど主演のシルベスター・スタローンと同世代で、親近感を感じつつもその若さに驚いていると、藤岡さんも同世代と知り、改めて藤岡さんの若さと強さが強調された形となった。


藤岡さんとセガという組み合わせといえば、せがた三四郎。今回は道着ではなく、サバイバル風。優木さんはおみあしがまぶしい

 腰をかがめ、我を忘れて没頭していた藤岡さんは、ゲームについて聞かれると、ストレス発散にはなるし、リアルで「はまりそう」とかなり気に入った様子。反射神経や動体視力、判断力や洞察力など、さび付いた神経を蘇らせるのにはもってこいだと、「怠惰な世の中には必要」と、たまにはこうしたゲームで野生に戻ることを推奨していた。

 映画「ランボー 最後の戦場」は、軍事政権下のミャンマーを舞台に、圧政を敷き民衆に銃を向けるエリート殺戮軍を相手に、5人の傭兵部隊と案内役となったランボーとの生還率0%の救出作戦が描かれる。日本では5月24日に全国東宝洋画系にて上映されているのだが、藤岡さん自身も過去ミャンマーに入国し1カ月ほど滞在したことがあるのだとか。

 「映画に描かれていることはどれもリアルで、現実に行われていること。メッセージ性も含めて映画作りへの信念のようなものを感じた」と藤岡さん。当地のことを目で見て肌で感じ知っているだけに、映画を見て考えることも多いし、胸が痛んだのだそうだ。同世代の俳優でもあり、こうして世界の現実を突きつける表現者として共感するし、親近感もあると、スタローンの生き方や使命感にかなり感じ入ったようだった。優木さんもスタローンのそういうストイックな生き方に魅力を感じており、メタボリック・シンドロームで悩んでないで、奮い立ってほしいと世の中年男性に喝を入れた。

グラフィックがリアルで、つい撃たれるんじゃないかとよけてしまったと、藤岡さん。優木さんも今はついネコをかぶってしまったが、実際ゲームセンターでは奇声を上げながら夢中で遊んでしまいそうと感想を述べていた

映画「ランボー 最後の戦場」

「RAMBO」(ランボー)
ジャンル:ガンシューティング
プレイ人数:1〜2人
基板:LINDBERGH RED ex
稼働開始予定時期:2008年
(C)SEGA
FIRST BLOOD & (C) 1982 StudioCanal S.A.
FIRST BLOOD PART II & (C) 1985 StudioCanal S.A.
RAMBO III & (C) 1988 StudioCanal S.A. All Rights Reserved.
Rambo is a Registered Trademark owned by StudioCanal S.A.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」