野生に戻れ! 平和ボケした日本人に「世界を知れ」と叫ぶ
「ランボー 最後の戦場」大ヒット公開記念イベントがお台場の東京ジョイポリスで開催され、ゲストの藤岡弘、さんとファン代表の優木まおみさんが最新ガンシューティングゲームでランボー体験した。
怠惰に生きる日本人に喝!
セガが運営するアミューズメント・テーマパーク東京ジョイポリスにおいて5月29日、公開中の映画「ランボー 最後の戦場」大ヒット記念イベントとして、藤岡弘、さんと優木まおみさんをゲストに招き、「ランボー」3部作をモチーフとした最新ガンシューティングゲーム「RAMBO/ランボー」の体験&トークショウが催された。
ゲーム「RAMBO/ランボー」は、シリーズ1作目となる「ランボー」、2作目「ランボー 怒りの脱出」、3作目「ランボー 怒りのアフガン」をモチーフとしたガンシューティングで、実写映像をふんだんに使用しつつも、シューティング部分との融合に成功しており、臨場感あふれる内容となっている。筐体には62インチモニターと軽量化されたマシンガン型コントローラが採用されている。
イベントに登場した藤岡さんと優木さんは、ひと通り説明を受けたあとさっそくゲームを体験。今回は2人での協力プレイとなった。2人ともランボーとなってストーリーに沿い敵を掃討していく。藤岡さんは世界中の紛争地域を旅したこともあり、銃を持つと真剣そのもの。優木さんのフォローをしながらカラダ全体を使って遊んでいた。
ゲームでは、怒りシステムを搭載しており、マックスの状態で発動すると無敵状態となる。藤岡さんは怒りゲージもしっかり使いこなしプレイに夢中に。コメントを求められてもひと言「おもしろいね……」と言葉少なに銃を撃ってはリロードを繰り返し、進行の都合上ゲームを中断されるその時まで戦闘をやめようとしなかった。
映画「ランボー」の1作目が公開された時、2歳だった優木さんは、テレビで初めてランボーを見てファンになったのだそうだ。劇場ではまだ「ランボー」を見ていないので、改めて見直したいと語っていた。ちなみに、優木さんの父親がちょうど主演のシルベスター・スタローンと同世代で、親近感を感じつつもその若さに驚いていると、藤岡さんも同世代と知り、改めて藤岡さんの若さと強さが強調された形となった。
腰をかがめ、我を忘れて没頭していた藤岡さんは、ゲームについて聞かれると、ストレス発散にはなるし、リアルで「はまりそう」とかなり気に入った様子。反射神経や動体視力、判断力や洞察力など、さび付いた神経を蘇らせるのにはもってこいだと、「怠惰な世の中には必要」と、たまにはこうしたゲームで野生に戻ることを推奨していた。
映画「ランボー 最後の戦場」は、軍事政権下のミャンマーを舞台に、圧政を敷き民衆に銃を向けるエリート殺戮軍を相手に、5人の傭兵部隊と案内役となったランボーとの生還率0%の救出作戦が描かれる。日本では5月24日に全国東宝洋画系にて上映されているのだが、藤岡さん自身も過去ミャンマーに入国し1カ月ほど滞在したことがあるのだとか。
「映画に描かれていることはどれもリアルで、現実に行われていること。メッセージ性も含めて映画作りへの信念のようなものを感じた」と藤岡さん。当地のことを目で見て肌で感じ知っているだけに、映画を見て考えることも多いし、胸が痛んだのだそうだ。同世代の俳優でもあり、こうして世界の現実を突きつける表現者として共感するし、親近感もあると、スタローンの生き方や使命感にかなり感じ入ったようだった。優木さんもスタローンのそういうストイックな生き方に魅力を感じており、メタボリック・シンドロームで悩んでないで、奮い立ってほしいと世の中年男性に喝を入れた。
FIRST BLOOD & (C) 1982 StudioCanal S.A.
FIRST BLOOD PART II & (C) 1985 StudioCanal S.A.
RAMBO III & (C) 1988 StudioCanal S.A. All Rights Reserved.
Rambo is a Registered Trademark owned by StudioCanal S.A.
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