可能性にあふれたモスコビアの樹林「ラグナロクオンライン」新アップデート先行体験リポート(1/3 ページ)

2008年5月27日。「ラグナロクオンライン」の大型アップデート、モスコビアが幕を開けた。今回は、そのモスコビアで新たに追加される要素を、ひと足はやくチェックさせてもらった。果たしてどんな冒険が待ち受けているのだろうか。

» 2008年05月30日 15時00分 公開
[ねぎ,ITmedia]
※テスト環境でのプレイのため、特別なキャラクターを使用しています。画面表示・名称・仕様など、実際とは異なる場合があります。

 かわいらしい2Dのキャラクターや、高い自由度を持つシステムが人気を呼ぶ、代表的なMMORPG「ラグナロクオンライン」(以下、RO)。ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営する本作は、3月に大型アップデート「名もなき島」を実装したばかりだというのに、早くも次なる大型アップデートが実装された。まだユーザーの間では、「名もなき島」の興奮が冷めやらぬ現状、ハイペースなアップデートに嬉しい悲鳴をあげる人もいるかもしれない。

 今回は、その次なるアップデートモスコビアを先行体験させてもらえるということで、新たな街モスコビアとモスコビアダンジョンを冒険してきました。体験プレイではかなり強いロードナイトをお借りできたうえ、担当者の方にハイプリースト、ハイウィザードでガイドしてもらい、準備は万全。昨年10月の「ベインス」、今年3月の「名もなき島」と、ハイレベルなマップの実装が続いていたが、モスコビアはこれまでと比べ、難度は抑え目の様子。強敵にボコボコにされて帰ってくる心配もなさそうなので、安心して冒険に挑める。

いくつもの島からなる海の楽園モスコビア

 さっそく、新マップのモスコビアに出発。モスコビアへは港街アルベルタの埠頭にいるNPCに1万ゼニーを支払うことで船で移動できる。この段階ではクエストなどは必要なく、運賃さえ払えば誰でもモスコビアの街に入れるようだ。なお、6月10日午前10時までは、プロンテラ、アマツ、コンロン、龍之城、アユタヤからの無料転送NPCも設置されている。

 モスコビアの船着場に到着し、さっそく街の中を……と思ったら、民家やNPCはよく見かけるものの、いまいち街らしくない。どこも山や林が多く、どちらかというと集落といった雰囲気だ。しかし、山道を大きく迂回していくと大きな門が。どうやらここから先が、街の中央部のようだ。

 モスコビアはロシアをモチーフにしているということで、ほかの街とは違う独特の雰囲気を漂わせている。見るからに裕福そうな街並みの中には、店頭を飾るオブジェ、豪華な劇場など、見どころが盛りだくさん。街の奥にある皇宮に入ってみると、国王のチャール・アレクセイ3世とご対面。皇宮の広さは山岳都市フェイヨンにある寺院と同じぐらいで、迷子になるプレイヤーが出たほどの広さを誇る企業都市リヒタルゼンのレッケンベル本社ほどの広さはないので、迷わなくてすむだろう。

画像 アルベルタの街の右下にある埠頭からモスコビアへ移動。コンロンに行けるNPCの下にいるモスコビア広報大使に話し掛けるだけでOKだ
画像 船を下りてすぐ目の前にいるNPC、ベルバイェフに話し掛けると、何やらクエストらしき会話が
画像 船着場には別の船も。ベルバイェフとの会話で出てきたイワノフが船の持ち主。こちらもクエストに関係しているようだ

画像 中央部の入口にある大きな門。ロシアの雰囲気をかもし出している
画像 門をくぐった先の広場の中央にカプラ職員を発見。すぐ右側には宿屋があって、距離も近いので、攻城戦時のベースキャンプとして使われることもありそう?
画像 入り口が巨大なマトリョーシカになっているひときわ目立つお店。建物上部にある線路を小さなマトリョーシカがかわいらしく走っている。特に意味はない……らしいが、つい気になってしまう(笑)

画像 こちらは街の右奥にあるステージ。舞台裏にさりげなく置かれたオブジェも手が込んだ作りに。ユーザーイベントなどの舞台にはもってこいの場所と言える
画像 皇宮では国王とご対面。ほかの国の王様や偉い人のなかには、クエストの重要人物として関わってくることもあったが、モスコビアの王様はどうだろう?

 街の探索を終えたところで、次はいよいよダンジョンへ……と行きたいところだが、モスコビアダンジョンに入るには入場クエストが用意されている。カギとなるのは、クジラ島。クエストを進めてクジラ島に行くと、その最後にダンジョンへとたどり着けるようだ。ちなみにこの入場クエストは、開始レベルの制限がないほか、報酬として大量の経験値と、開けるとさまざまなアイテムが手に入る古い紫色の箱、もしくは古く青い箱をゲットできる。経験値の量や報酬アイテムは、クエストをどんなルートで進行したかによって変化するようだ。

画像 物語を進めるとイワノフの船に乗れるように。飛行船のようなイメージだろうか
画像 クジラ島ではさらなる物語が待つ。いったいどんな秘密が?
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  5. /nl/articles/2411/05/news138.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  6. /nl/articles/2411/22/news205.jpg 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  7. /nl/articles/2411/23/news025.jpg 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  8. /nl/articles/2411/22/news047.jpg 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  9. /nl/articles/2411/22/news051.jpg 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた
  10. /nl/articles/2411/22/news198.jpg ユザワヤが教える“引っ張るだけで簡単に畳めるエコバッグ”の作り方が100万再生 便利でかわいいアイテム完成に「何枚あってもいい」「最高です」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた