「AFRIKA」ってなに? が、ある意味正解なサファリライフ

SCEJは8月28日、かねてから謎とされていた(?)PS3対応ソフト「AFRIKA」を発売する。で、アフリカの大地で何するの?

» 2008年06月09日 00時01分 公開
[ITmedia]

アフリカに行きたくなる

 2006年5月に開催された「SCEAプレスカンファレンス」において、雄大なアフリカの自然を背景に、シマウマやキリンが草をはみ、それら草食動物を狙う肉食動物の姿のみが上映されるや、憶測に憶測を呼んだ謎のプレイステーション 3対応タイトル「AFRIKA」がようやくどんなゲームなのかが判明した。

 フタを開けてみれば、すでにその答えは初公開の時から分かっていたのかもしれない。いわば本作は、気の向くままアフリカの大地に生きる動物たちの表情を、切り取っていくといった内容だ。それがジャンルを「SAFARI」(サファリ)としているゆえんだろう。

 サファリはスワヒリ語で“旅行”のことを表わす。目の前に広がる大地を前に、手段はこだわらず、ただ気の向くまま足の向くまま、心のおもむくままに大自然とそこに暮らす動物たちと出会い、その日の中での特別な“何か”を探すこととも解釈される。自分のスタイルで、自由に大地と触れあうことこそ、サファリであり「AFRIKA」なのだ。


 プレイヤーは基本的に、何をしてもかまわない。アフリカの広がる大地を徒歩やクルマで移動し、ただぼんやりそこのありようを眺めているだけでもいい。とはいえ、目的も必要となる。そこで、プレイヤーはフォトグラファーという職業が割り当てられている。依頼にそって、アフリカで暮らす動物たちの表情を撮影し、それで資金を得ることができるのだ。しかし、相手は自然。希望にそった動物に会い、そしてその瞬間を撮影できるとは限らない。プレイヤーはひたすら動物の気分次第に付き合い、決定的瞬間を狙うことになる。だからこそ、これだ! と思える瞬間があれば、プレイヤーは考えるまでもなく写真に撮影し、コレクションしておくことをオススメしておく。

どこに行ってもかまわない。そこにはアフリカの大地がただ待っている

やはり、近距離で迫力ある姿を撮影したほうが、ギャラも上がるというものだが、近づけばそりゃ逃げますよね


 また、「AFRIKA」では、さまざまな視点でアフリカを体験することもできる。各所に定点カメラが設置されており、動物の目線や鳥の視点から大地を見渡すことが可能なのだ。人の存在のない、ありのままの隙だらけの動物の姿を垣間見ることもあるだろう。なお、ありのままの自然ということで、時間経過で刻々とその姿を変えていく。場合によっては夜のサファリも楽しむことができるという。昼とはまったく異なる顔を見せてくれる。

人間の都合お構いなしの自然の営みを体感

サファリライフを過ごすうちに、本当のアフリカの風をにおいを感じるために旅立ちたくなるはず

出会った動物はライブラリに収録されていく。選択すると動物の写真と映像が閲覧でき、詳しい生態など知ることができる
「AFRIKA」
対応機種プレイステーション 3
ジャンルSAFARI
発売予定日2008年8月28日
価格(税込)5980円
(C)Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声