長く丁寧に遊んでもらうために――「ロード オブ ヴァーミリオン」オープニングセレモニー開催
スクウェア・エニックス初のオリジナル業務用ゲーム機「ロード オブ ヴァーミリオン」のオープニングセレモニーが、新宿のタイトーステーションで催された。
トレーディングカードゲーム機の新しい潮流となるか!?
スクウェア・エニックスは6月17日より、スクウェア・エニックス初のオリジナル業務用ゲーム機「ロード オブ ヴァーミリオン」の稼働を開始した。それに伴い、新宿にあるタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店5階フロアにおいて、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏や、本作プロデューサーの柴貴正氏、ディレクターの上原利之氏が登壇してオープニングセレモニーが催された。
「ロード オブ ヴァーミリオン」は、ファンタジーをベースにした世界観とストーリー、ロールプレイングゲームのようなゲームシステムを持つ、レバーとボタンを操作してプレイするネットワーク対応の業務用トレーディングカードゲーム。全国のユーザーとのオンライン対戦はもちろん、1人用のストーリーモードも充実している。自分のキャラクターを成長させる楽しみや、装備品などによるコーディネートで戦力を強化する要素が盛り込まれており、100種類を超える「使い魔カード」のイラストには天野喜孝氏や野村哲也氏といった著名なイラストレーターや漫画家が多数参加しており、コレクション要素も備えている。今後は新たなカードやストーリーを順次追加し、バージョンアップがはかられる予定だ。料金は1プレイ300円、コンティニューが200円、1プレイごとに使い魔カードが1枚排出される。

本作のゲームモードは3つ。全国のプレイヤーと対戦ができるオンライン対戦モードと、同一店内での対戦ができるローカル対戦モード、そして1人用ストーリーモードだ。手持ちの使い魔カードを登録して自分だけのパーティーを作成し、戦闘となる。戦闘終了後は、戦闘に応じた経験値と装備品を獲得し、専用ICカードに記録されるオープニングセレモニーではまず和田洋一氏が、まだ新品の「ロード オブ ヴァーミリオン」の筐体の前に立ち、スクウェア・エニックスとして家庭用ゲーム機でのノウハウを、どうアーケードに反映していくかが大事と語る。分かりやすさや使いやすさを重視しているが、目が肥えたユーザーにも楽しめると、昨年12月に行われた公開ロケテストの結果を受けての自信をのぞかせる。ただし、市場そのものは順風満帆とはいかないと厳しい一面があることにも言及。長く丁寧に遊んでもらいたいため、数を絞っての“適性出荷”をしていると述べた。
柴貴正氏もそれに続き、本作の概要を紹介。ロケテストの結果を反映して、ゲームそのものに手を入れたことに触れる。今後はユーザーとオペレーターとともに盛り上げ、飽きさせないよう次々とアップデートをし、数百枚単位でカードも販売していきたいと豊富を語った。
和田氏はスクウェア・エニックスブランドの施設などは、今のところ考えておらず、あくまでもタイトーステーションを中心に、スクウェア・エニックスとしてはゲーム機そのものを供給することに徹すると発言。“適性出荷”についての数量や目標数については触れなかったが、長く遊んでもらうために、一定の水準を確保していきたいとのこと。
ちなみに、柴氏と上原氏に話を聞いたところ、ロケテストからの変更点としては、ボタンの操作面とスピード調整などのユーザビリティを重視しているそうだ。要望を極力かなえるために苦労したとも。また、この手のオンライン対戦型ゲームの場合、資金やゲーム開始時期によって格差のようなものがハードルを上げているとの認識から、1人用部分を作り込み強化していると語った。
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会場となったタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店。開店前にはプレイヤーの列ができていた







