新しいゲームとして生まれ変わった「キノスワールド 〜パジャマの騎士〜」(1/2 ページ)
GMO Gamesがサービスを予定している「キノスワールド 〜パジャマの騎士〜」の発表会を開催。韓国で生まれたゲームだが、日本向けにキャラクターやストーリーをリファインした横スクロール型MMORPGだ。
「キノスワールド 〜パジャマの騎士〜」(以下、キノスワールド)は、3Dグラフィックを活用した横スクロール型MMORPG。原作となっているのは、韓国・NFRONTが開発し、サービスされている「LUDIX Online」だ。
「ただし、これまでサービスされてきたオンラインゲームのように、韓国で作られたゲームをただ持ってきたわけではない」と語るのは、GMO Games代表取締役社長であるアンディ・クォン氏。タイトルが変更されているだけでなく、キャラクターもすべて日本のクリエイターに依頼して変更するほか、独自シナリオを導入してサービスするという。「日本のユーザー向けには、韓国のものではなく日本のゲームを提供したいと思う。当たり前のことをやっているだけ」(クォン氏)。
「キノスワールド」には、ゲームに登場するヒロインとして「レイチェル」というキャラクターが作られているが、これも「LUDIX Online」にはもちろん登場しない。日本で新たに作られたキャラだ。
GMO Games取締役兼プロデューサーであるユン・ジェス氏は、「『LUDIX Online』は韓国では商業的に成功しなかった。しかしこのゲームは“ダイヤの原石”のようなもので、ゲーム自体が悪いからではない」と語る。日本でサービスするに当たっては、“ゲームに意味を与える作業”をしたそうだ。
「キノスワールド」では、オープニングでレイチェルが登場し、夢の中にいる主人公(プレーヤー)に助けてほしいと訴えかけるところから始まる。パジャマ姿で起きたプレーヤーは、冷蔵庫の中に吸い込まれ、「キノスワールド」の世界に入っていく。
「LUDIX Online」では、こうしたストーリーや意味づけがまったくされていなく、キャラクターメイクも“パンツ1丁”の姿から始まり、いきなりゲームの世界に放り込まれるなど、不親切な部分がかなりあった。このためユーザーもその世界観に没入できなかった、というわけだ。「タイトルも日本と韓国でまったく異なるように、別のゲームとして考えてほしい」(クォン氏)。
なお「キノスワールド」だが、本日6月19日の午後7時より公式サイトがオープン。翌6月20日午後7時〜6月25日午後5時までの期間で「プレミアサービス」の参加者を1000名募集する。プレミアサービスは6月30日〜7月6日の1週間、毎日午後5時〜午後11時の6時間だけ開催される。なぜクローズドβテストではなく“プレミアサービス”としたかについてクォン氏は「映画の“プレミア上映“などと同じで、事前に公開するためにこの名称を付けた。『LUDIX Online』は2006年よりサービスが開始されているし、すでに内部でテスト済みだから」だとか。
「通常はクローズドβテスト、オープンβテスト、正式サービスという流れとなると思うが、その手順を取るのが正しいのか疑問だ。ユーザーに対して“テストだから”と言い訳をして、不具合があったら巻き戻しをしたりと、そのようなサービスの姿勢でいいのだろうか」(クォン氏)。
なお、プレミアサービスに参加した人全員に限定オリジナルアイテムがプレゼントされるほか、プレミアサービスのデータはすべて、オープンβサービスに反映されるとのこと。オープンβサービスは7月9日午後5時より登録が開始され、7月11日午後5時から開始される予定となっている。正式サービスは10月上旬より予定されており、アイテム課金方式でのサービスとなる。
レイチェルを中心にプロモーションを展開
ヒロインのレイチェルだが、CVを担当するのは宮崎羽衣さん。GMO Gamesオンラインゲーム事業本部の松木善史氏によると、宮崎さんはオープニングのナレーションで登場するほか、ゲーム内でもレイチェルのCVとして登場することになるそうだ。現在PCメーカーとのタイアップの話が進んでおり、PCを購入するとレイチェルの壁紙がインストールされているといった企画を考えているとか。レイチェルのブログも開設され、そこでは通常の日記形式の記事だけでなく、公式サイトに掲載されていないような内容を紹介していくことになるそうだ。「新人アイドルのように、ラジオなどに登場したりと幅広い展開を考えている」(松木氏)。
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GMO Games代表取締役社長 アンディ・クォン氏
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「年内で30万人のユーザーを獲得し、最終的には100万人のユーザーを目指したい」と語るGMO Gamesオンラインゲーム事業本部 松木善史氏