2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界感じるヴァナ・ディール(第3回)(1/2 ページ)

ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。夏にどこにも旅行に行けないアナタ! ヴァナ・ディールでも充分に夏を満喫することはできますよ!! パスポートも旅費もいらない、お手軽な旅行気分と洒落込もうじゃありませんか!

» 2008年07月30日 14時34分 公開
[山本博幸(ねこひげLLC),ITmedia]

夢を買うイベント「モグボナンザ」。結果のほうは……

倉庫キャラと合わせて40口のボナンザマーブルを購入したが、どれも完敗。1等を勝ち取った人と、ぜひフレンド登録したいものだ。そしてオコボレを……

 今からさかのぼること約2カ月半ほど前の5月16日。「FFXI」サービス開始6周年記念イベントとして「モグボナンザ」が開催された。期間中、現実世界でたとえるところの宝くじに代わるアイテム「ボナンザマーブル」を、1キャラクター10口まで購入できたのだが、その当選番号の発表が6月30日に行われたのである。この日の前日の夜、僕は夢を見た。モグボナンザで2等が当たった夢だ。「1等」ではなく「2等」というところが、自分の控え目な性格が良く出ている……と同時に、夢の中でさえ大きな夢を持てないスケールの小ささが悲しい(ちなみに1等の賞品は1億ギルor各種装備品1種類、2等の賞品は1千万ギルor各種装備品1種類のどちらかを選ぶことができる)。

 とにかく、2等当選の夢を見たもんだから「FFXI」にログインするのが楽しみで仕方がない。寝起きでうまく機能しない自分の脳をできる限りフル回転させ、椅子に座りじっくり当選番号をチェックしてみた。何度も何度も、当選番号とモグボナンザマーブルの番号を照らし合わせてみたが、当選していたのは5等の賞品「ミラテテ様言行録」が2つのみ。ほかの当選番号にはかすりもしなかった。やはりしょせん、夢は夢でしかなかったのか……。

ヴァナ・ディールで南国気分を味わおう!

 もろくも崩れ去った一獲千金の夢物語は、ヴァナ・ディールの景色でも眺めて早々に忘れるに限る。何と言っても現実世界の季節は夏真っ盛り。開放的な気分になるには丁度良い。前回はコンシュタット高地まで出歩いたので、今回はその隣接エリアの「バルクルム砂丘」にでも行ってみよう。なぜなら、ここには「海」と「砂浜」という、夏を満喫するには欠かせないシチュエーションがすべて揃っているからだ。どうせ、現実世界で海に遊びに行くプランなどないのだから、せめてヴァナ・ディールでは常夏気分を味わいたい。海を眺めていれば、そのうちモグボナンザが大外れした僕の傷も癒えるだろう……。

バルクルム砂丘はアウトポストテレポの施設を利用すれば、一瞬で到達できるお手軽なリゾート地。そのほか、白魔法の「テレポホラ」や「テレポデム」からチョコボで移動など、アクセス方法もたくさん。低レベルの冒険者も、比較的目指しやすいエリアとなっております

 僕がバルクルム砂丘に到着したときは、正に常夏気分を味わえるほどの快晴で、波打ち際にもほかの冒険者が1人もいないという、プライベートビーチ状態。「FFXI」のサービス開始当初は、レベル上げに勤しむレベル10台の冒険者で賑わっていたが、グスタベルグ地方の「コロロカの洞門」が実装されてからというもの、めっきり冒険者の数が少なくなっている。たまにフライ族のNM「Valkurm Emperor」を狙っている、高レベルの冒険者がいるくらいだ。昔とは違ってすっかり活気がなくなってしまったエリアだが、だからこそ常夏のビーチを独り占めできるという、最高のぜいたくが味わえるのだ。誰もいない砂浜に座っていると、寄せては返す波が僕のちっぽけな傷をすべて洗い流してくれているように思えた。

水面に目を凝らすとさまざまな種類の魚が泳いでいるのが見える。ちょっとしたアクアリウムも堪能できる

違法のやりかたで釣りをする冒険者に喝を入れるゴブリン族が、今日も波打ち際を駆け巡る。お勤めご苦労様です!

その他のバルクルム砂丘の風景

白い砂浜に見事に咲き誇る、さまざまな南国テイストの木々たち。砂浜にひっそりと咲くピンク色の花が、何とも愛おしい

日中だけがバルクルム砂丘の魅力ではない。朝、夕、夜と時間帯に合わせてめくるめく景色が移り変わっていく。南国の島を手に入れたような気分だ

バルクルム砂丘と隣接しているエリア「セルビナ」は漁業で賑わう小さな町。2008年6月10日に行われたバージョンアップで、アイテム配達員やノマドモーグリも利用できるようになった

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた