PvP全面仕様変更など発表――「エミル・クロニクル・オンライン」ユーザーカンファレンス(2/2 ページ)
さて、都市防衛戦がどちらかと言えば戦闘系キャラクター向けなのに対して、都市奪還戦に欠かせないのがバックパッカー系の職業だ。都市を取り戻す方法はただひとつ、破壊されたシンボルのガレキを除去し、さらに7つすべてを建て直すこと。その間にもDEMとの戦闘はもちろん起こり、一度建築したシンボルには再びDEM襲い掛かってくる。奪還戦は防衛戦に比べて、よりプレイヤー同士の連携が必要になるだろう。都市が占領されてから奪還するまでの時間が、短ければ短いほど、ショップで特別セールが開かれるといったメリットもあるらしい。フィールドチャンプとなったプレイヤーには、チャンプとしての義務と責任も生じる……ということで、攻防戦への参加が強く期待されそうだ。
都市防衛戦に限り、参加したプレイヤーにはその貢献に対してCP(Contribution Point)が付与される。このCPはモンスターの殲滅やダメージだけではなく、味方への回復や蘇生、支援、さらに憑依などを含む総合的なものとなるそうだ。たまったCPは特殊アイテムとの交換が可能で、その中には以前のWRPで交換可能だった物も含まれている。また、爆弾のつまった箱のように都市防衛戦で役立つ武器や罠も入手でき、CP交換リストは週代わりで内容が変化する予定だ。
この都市攻防戦だが、モンスターの強さとプレイヤー側の参加人数、クラス/スキルとのバランスの兼ね合い。シンボル自体のHPをどの程度に設定するかといった調整が難しく、まだまだ検証が必要な状況ということで、8月中旬までにバランス調整テストを行い、8月末〜9月にかけての実装を目標としている。
続けてECO運営チーム 水落貴嗣氏がステージに登場。「ECO the NEXT〜進み始める物語〜」として、ECOの今後のストーリー展開が語られた。これまでの大規模アップデートSAGA0からSAGA8までで、ECOにはさまざまな謎とそれを解くためのキーワードが散りばめられてきた。エミル、タイタニア、ドミニオンそれぞれの世界があり、なぜタイタニアは「ウォーターフォール」に結界を張り、自らの世界を閉ざしてしまったのか。オープニングイベントで見られる、過去に起きたDEMの襲来とその痕跡であるSAGA6で登場したマイマイ遺跡。DEMとはそもそも何か? ――など、謎は挙げていけばキリがない。今までは謎のまま残されてしまったストーリーを今後は徐々に補足し、アップデートともに解明できるよう、進めていくという。
今後行われる大きなゲームバランス調整
ユーザーが気になる今後のECOの展開についてだが、新フィールドチャンプシステム、ウェストフォード都市攻防戦がすべて実装された後には、「ECO・チューンアップ」と題した大幅なゲームバランス調整が入る予定だ。特にユーザーからの不満が大きい職業による有利・不利、スキルバランスを重視し、全38職業が持つ計694スキルについて見直しを行うという。
第1次調査では101スキルの調整をまず実施し、強化されるスキルが53種、バランスを保つために弱体化されるスキルが39種、仕様変更やマイナーチェンジされるものが10種あるとのことだ。 年内はこのバランス調整だけではなく、次なるSAGA9実装も予定されており、「癒し」と「憩い」がキーワードのタイタニア世界がいよいよプレイヤーの前に開ける他、レベル99武器作成イベント、バックパッカー系向けの要素などが含まれているという。
この他8月8日〜9月5日まで行われる、ゲーム内イベント「花火大会」やネコマタ(白)、ダウンロード商品のシステム変更などが発表された。イベント終了の挨拶として堀氏は「ようやく新フィールドチャンプシステムについて皆さんにお伝えすることができた。これからもSAGA9、チューンアップなどでユーザーの要望にこたえていきたい」と述べた。
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