武器格闘アクションゲーム最新作登場! あのゲストキャラクターも……:「ソウルキャリバーIV」レビュー(3/3 ページ)
大ボリュームのシングルプレイヤーモード、まずはここでお金を貯めて……
「SC4」のシングルプレイヤーモードは全部で4つ用意されている。キャラクターそれぞれのストーリーを追いかけていく「ストーリー」、武器やパーツ、スキルなどをカスタマイズしたキャラクターを使用して塔を制覇していく「タワー・オブ・ロストソウルズ」、ノーマルキャラクターで8ステージを闘いぬく「アーケード」、そして、相手キャラクターの動きや強さなど、さまざまな設定を行って練習できる「トレーニング」だ。トレーニング以外のそれぞれのゲームをクリアすると、キャラクタークリエイションモードで使用できるポイントやパーツを入手可能。このポイントは、キャラクターの装備品はもちろんのこと、未購入キャラクターの購入や、「ミュージアム」のイラスト購入など、様々な用途に使うことができる。「ストーリー」では、進行するお話にあわせて、途中でパートナーとなるキャラクターが追加されることがある。ここでさまざまなキャラクターに触ってみるのもいいだろう。
「ストーリー」のノーマルモードは何度がそれほど高くなく、ボタン連打でもクリアできる程度。「キャラクターに興味があるけれど格闘ゲームが苦手……」という人もストーリーならばサクサクとクリアできる。
ファンサービスの要素は盛りだくさんだが、初心者にはやや不親切か……?
高解像度のイラストギャラリーや、新旧キャラクターの相関図など、ファン垂涎の要素が盛りだくさんの「SC4」なのだが、今までにシリーズに触れたことのない人に対してのアプローチがやや不十分な感がある。まず、マニュアルに技が掲載されていないので、いちいちスタートボタンを押して技表を調べなければならない。そのわりには、スタートボタンを押してから方向キーを2回下に入れなくてはならず(PS3の場合)、技表へのアクセスがスムーズにできないのが不満として挙げられる。カーソル位置を記憶しておいてくれれば、技を調べながらプレイができたのだが、ここは残念なところ。また、システムが複雑化しているわりには、チュートリアル全般が不親切で、初心者にはややハードルが高い印象を覚える。
次世代ハード、しかもマルチプラットフォームで展開するのであれば、今まで「ソウルキャリバー」シリーズを触れたことのない人に対しても、手厚いケアが必要だったのではないだろうか。対戦格闘ゲームは、他のゲームと比較しても、ひと通り遊べるようになるまでに覚えることが多い印象がある。そこをいかに「楽しくゲームをプレイしながら覚えさせるか」がメーカー側の課題になると筆者は思うのだが……。
「SC4」は、やりこみ要素が非常に多く、対戦格闘ゲームとしてもかなりバランスがとれているだけに、多くの人に触れてもらいたいタイトルだ。だからこそ、初心者に入りやすい施策がもっとあれば、オンラインでの対戦が盛り上がってくるはず。
格闘ゲームが苦手な人や、初めて「ソウルキャリバー」シリーズに触れる人は、まず「トレーニング」で、ひと通りのシステムを理解することを強くオススメする。覚えることが多すぎるからといってあきらめるのではなく、その先にある「キャラクターを意のままに操る楽しさ」をぜひとも体験してもらいたい。
なお、PS3とXbox 360版でロード時間を比較したところ、1vs1の場合は非常にスムーズに読み込みが完了するが、特定のステージ(プレイヤーキャラクター2名、敵キャラクター3名)の読み込みには若干時間がかかった。あくまでも筆者の環境下での計測のため、参考程度にとらえてほしいのだが、上記のステージ読み込みにかかった時間はPS3はソフトインストールなしで約20秒、インストール後は約9〜10秒くらい、Xbox 360版はだいたい12〜13秒くらいだった。
「ソウルキャリバーIV」 | |
対応機種 | プレイステーション 3/Xbox 360 |
ジャンル | 武器格闘アクション |
発売日 | 7月31日発売予定 |
価格(税込) | 7800円 |
LucasArts,the LucasArts logo,and the STAR WARS characters,names and all related indicia are trademarks of & (C) Lucasfilm Ltd. (C) 2008 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. &(R) or TM as indicated. All rights reserved. Used with permission.
※画面は開発中のものです
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