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» 2008年08月08日 14時16分 公開

ピカチュウ、ソニック、ポケモン――ゲームが由来となった遺伝子たち日々是遊戯

日々新しい遺伝子が解明され、命名されている昨今だが、先日「ピカチュリン」という遺伝子が大阪バイオサイエンス研究所の研究チームにより発見された。もちろん名前の由来は……。

[池谷勇人,ITmedia]

化学の世界でもピカチュウは人気なのか?

 先日、大阪バイオサイエンス研究所の研究チームにより、視覚情報を脳に伝達する際、重要な働きをするタンパク質が発見され、「ピカチュリン」と命名されたとのニュースが報道された。ネーミングの由来は、もちろん「ポケットモンスター」のピカチュウをもじったもの。我々が普段見ている映像は、網膜が受けた光を“電気信号”として脳へ伝えたものなので、その意味ではぴったりなネーミングと言えるかもしれない。

 同じようにゲームが由来となった遺伝子のネーミングとしては、体の各器官を形成する際に作用するという遺伝子「ソニック・ヘッジホッグ」(こちらは発見者がソニックのファンだったため)や、がんを引き起こすカギになるという「ポケモン」遺伝子というものもあった。なお、後者は「POK Erythroid, Myeloid ONtogenic factor」の頭文字をとって「POKEMON」と命名されたとのことだが、こちらは「がんとポケモンのイメージが結びつくのは良くない」とし、2005年に「Zbtb7」に改称されている。

 約2万種類存在すると言われているヒトの遺伝子だが、現時点でその働きが分かっているのはほんの一部。もしかすると今後も、こうしたゲーム由来の遺伝子が命名されるかもしれない……? それにはまず、研究者がゲームファンであることが重要なのだが。

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