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» 2008年08月08日 15時23分 公開

遅ればせながらくねくねハニィの「E3に行って参りました!」 くねくねハニィの「最近どうよ?」(その25)(2/6 ページ)

[くねくねハニィ,ITmedia]

マイクロソフトのプレスカンファレンス

 現地時間の7月14日(月)午前10時30分からLACCのウエストホールでやってました。ハニィが見たところ、メディアはともかく、日本からのパブリッシャーさんたちの姿はまばら。「全世界でPS3よりもいっぱい売る!」ってスライドにして叫んでた強気のマイクロソフトがプラットフォーマーのカンファレンスの皮切りでした。

タイトルラインアップ

これからのXbox 360タイトルラインアップ
「Fallout 3」(Bethesda)
「Resident Evil 5」(カプコン)
「Fable 2」(マイクロソフト)
「Gears of War 2」(マイクロソフト)
「Banjo Kazooie: Nuts and Bolts」(マイクロソフト)
「Viva Pinata: Trouble in Paradise」(マイクロソフト)
「GuiterHero WorldTour」(Activision)
「Rock Band 2」(MTV Games)
「Last Remnant」(スクウェア・エニックス)
「Star Ocean: The Last Hope」(スクウェア・エニックス)
「Final Fantasy XIII(スクウェア・エニックス)

 話題はやはり「FF XIII」。ま、日本以外ではマルチプラットフォームは当たり前なのでね。日本の宝「FFシリーズ」を、多くのゲーマーの手にお届けするためにもうれしいニュースととらえています。このほかにも注目のタイトルが以下のとおり。

「LIPS」(マイクロソフト):平たく言うと、点数つきカラオケソフト。SCEの「SingStar」のXbox 360版といったところ。大きな違いは、このソフト経由でダウンロードしなくても、iPodやZuneなど入ってる楽曲も取り込める。便利だし簡単に手元の曲を楽しめるってのはいいよね。
「Scene It: Box Office Smash」(マイクロソフト):クイズゲームを複数人数で楽しめる。SCEの「BUZZ」似。ちなみに「Scene It」と言う名のペリフェラルも、「BUZZ」用ボタンペリフェラルと酷似してたりする。
「You're in the Movies」(マイクロソフト):専用ペリフェラル「Xbox LIVE Vision Cam(カメラ)」はEyeToyカメラを彷彿とさせる。カメラを使って映画を編集できるのがおもしろい。

Xbox 360ユーザーインタフェースの変更

  • アバター

 日本人のE3参加者からは、これは日本でもウケる! と評判だったアバター。SD化具合もWiiのMiiとPS3のHomeのアバターの中間くらい。程よいアバターって感じ。ハニィの感想では設定も髪、顔、服など、ライトユーザーも簡単に設定できる感じ。ものすごく詳細すぎると、ハードルが高いもんね。デフォルトでたくさんの設定ができるようになってる(洋服の種類とかも!)んだけど、どうやら将来的にはいろいろなアイテムを投入して課金する目論見があるっぽい(笑)。ま、これもPCのアバターユーザーなら特に違和感のないところでもあるけど。

 ハニィはマイクロソフトにちょっと意地悪な質問をしてみたの。「Miiを取り込んだソフトがあるように、このアバターを使ったソフトって出てくるもんなんでしょうか?」と。まるでWiiの真似しただろう的な失礼な質問にもかかわらず、マイクロソフトはやさしくさわやかに「いい質問だね! 考えてるよ!」って返してくれました。このアバターを使ったソフトをサードパーティにも作らせてくれるかってのも肝かもしれない。ま、「Call of Duty」がこのかわいいアバターを使うことはないでしょーけどね(笑)。

 さっそくコンテンツが準備されてて、 最大8人までアバター表示された仲間とチャットしたり、一緒にゲームをしたりする「Live Party」とか、写真の見せ合いっこをする「Photosharing Party」とか。ゲームやらんでもいいかも、みたいな道具になってきたなぁ(苦笑)。ここで待ち合わせして、「じゃ、そろそろ協力プレイであのゲームやろか?」的なバーチャルロビーにもなるわけね。

  • ダッシュボード

 7月に発表して、秋には早々にローンチするそうで、楽しみです。で、このダッシュボードとは何かよいうと、ダウンロード済のゲーム、映像、音楽などのアーカイブをアイコンカードとして3D表示し、アクセスしたいアーカイブのアイコンカードを一番前に動かす。これって、MS-DOSからWindowsになった時の感じかしら? 並んでるところにアクセスするんじゃなくて、もっと感覚的に操作するってことだと思う。

 このダッシュボード、ユーザーが「いらないよ、そんなの」って思ったら、使わなくていいのよ。今までのインタフェースのままでもXbox 360は機能しますのでってことらしい。ま、これにしないと遊べないものも出てくるから、「しないでおこう」って人はあんまりいないとは思うんすけどね。

 いずれにしてもランニングで機能の追加などがされるみたい。ネットの時代ってこれがすばらしい。マイクロソフトお得意のアップデートってやつですよ。

  • Xbox Primetime

 ダッシュボード上のアーカイブとして「Xbox Primetime」なる面白そうなコンテンツが。要はライブで行われるクイズショーなどに家から参加できるってもの。マイクロソフトテレビ局みたいなこともやるんですね〜。紹介されてた「1 vs. 100 Live」、「Xbox TRIVIA」などは、ホストサーバーが運営するショー。観客としてはもちろん、プレイヤーとして参加できるのだ。実際に勝者は賞品ももらえたりするみたい。もうちょっとお気軽なものでは「Uno Rush」が紹介されてました。これは仲間といきなりカードゲームが始められるってもの。

映像コンテンツの強化

 Xbox 360でオンラインレンタルができるようになったっちゅーからこれはびっくり。Xbox LIVE マーケットプレイス上でダウンロード購入してた人たちは、特別なアカウントを作る必要もなく、自動的にNetflix Inc.(アメリカのオンラインレンタル最大手)の会員にもなっちゃうわけで、決済もここでできちゃうわけだ。これはマイクロソフトが独占契約しちゃったもんで、かなりインパクトがあった。1万個以上の映像コンテンツがここで手に入れられちゃうっていうから、レンタルビデオ(DVD? ブルーレイ?)屋もあがったりですな。

マイクロソフトカンファレンスまとめ

 ハードコア向けではXbox 360にかなわないってのは褒め言葉だったんだけど、きっとマイクロソフトはそれだけで満足しない貪欲(どんよく)な会社なんだな、と感じるハニィだったの。だってダッシュボード/アバターだって、「LIPS」、「Scene It: Box Office Smash」、Xbox Primetimeだってまさにパーティゲームでしょ? つまりライトユーザー獲得へ本格的に動いてるってことじゃない? いかにマーケットが呼応するのかが見ものです。

他の記事であまり触れられてないところで、ハニィが日本のソフト開発者の方々に強調したいところはマイクロソフトのプラットフォーム戦略のすごいところ。というか、狙ったわけじゃないのかもしれないけどね。北米に限るんだけど、Xbox 360で作って発売したサードパーティタイトルの優位性について。

 マイクロソフトの発表によると、過去12カ月において各プラットフォームにおけるソフトウェアの売上高とそのサードパーティに依存する比率に関しては下記の通りなの。

Xbox 360

  • 全タイトル売上:27億ドル(約3000億円)
  • 内MSタイトル:5億ドル(約550億円)
  • 内サードパーティタイトル:22億ドル(約2450億円)

Wii

  • 全タイトル売上:21億ドル(約2300億円)
  • 内任天堂タイトル:10億ドル(約1100億円)
  • 内サードパーティタイトル:11億ドル(約1200億円)

PS3

  • 全タイトル売上:11億ドル(約1100億円)
  • 内SCEタイトル:1億ドル(約110億円)
  • 内サードパーティタイトル:10億ドル(約1200億円)

 売上の半分をプラットフォーマーである任天堂が持っていく構造のWiiと、売上の90%以上をサードパーティに依存するPS3という、いずれも極端なバランスのハードの中で、Xbox 360のバランスの良さには度肝を抜かれた。自分のタイトルはハードを牽引することに寄与しつつも20%(5分の1)以下。後はサードパーティさんが儲けてくれる状況になってる……。マイクロソフトがマーケティングなどでサードパーティをサポートしているってのもあるんだろうけど、エンドユーザーのロイヤルティの高さがこの結果を呼んでいるんだろうね。ある程度の規模のタイトルを開発するにあたって、まずはXbox 360からと多くのサードパーティが考えるのは、こういう安定感なのかもしれません。

 また、SCEが苦労してる「Home」を横目に、ダッシュボードをさらっと発表しちゃうところが余裕を感じさせるかなと。ハニィはこれを見た瞬間にSCEを思んばかって水戸黄門の2番の歌詞が耳に流れたわ。日本でもこれを期に、Xbox 360を普及させてもらいたいんだけど、残念なのがほとんどのダッシュボードのコンテンツと映像コンテンツは日本ではローンチ未定ってこと。いろいろビジネス上あるんでしょうけど、日本だけ置いていかないでね〜。

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