2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界:感じるヴァナ・ディール(第4回)(1/2 ページ)
ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。今年の夏も残りわずか。悔いを残さないためにも、前回に引き続き夏を堪能できる名スポットを探訪してきました。
ヴァナ・ディールの夏を締めくくる一大イベント
現実世界で夏真っ盛りな8月に、ヴァナ・ディールでも夏の風物詩と呼べる夏祭りイベント「あますず祭り」が同月1日から18日まで開催された。この期間中は夜になると特定のエリアで祭り囃子のBGMが流れ出し、夜空には大きな花火が上がる。それだけでも充分に夏のお祭り気分が味わえるのだが、3国には「間違い探し屋」、「射的屋」、「ヒヨコ屋」の露店も出店しており、今年の夏は去年とは違った賑わいを見せていた。さらにアイドル戦士ミュモルが活躍するヒロインショーも楽しめるとなれば、これはヴァナ・ディールの探訪をそっちのけで足を運びたくなってしまうのも仕方がない。特にヒロインショーなんてイベントは、かなり大昔にデパートの屋上かどこかで見た特撮戦隊モノのヒーローショーを思わせる、何ともノスタルジックな企画ではないか。僕はさっそくラテーヌ平原からチョコボに乗って、夏の最後の思い出を作るべくサンドリア王国へと直行した。
ミュモルちゃんのヒロインショーに参戦!
サンドリアに到着した僕は、イベントのガイド役を務めるMoogleから話を聞いて、すぐさまヒロインショーの会場である北サンドリアへと向かった。鍛冶や木工ギルドがあるエリアに架かっている桟橋でしばらく待っていると、アイドル戦士ミュモルと、悪役のUllegore(ウルゴア)が登場してヒロインショーの幕が開く。ショーの内容は陽気なお祭り会場を陰湿な雰囲気に変えてしまう魔王ウルゴアからヴァナ・ディールのお祭りを守るためにミュモルが戦うという分かりやすい設定。ミュモルは大勢のプレイヤー(=観客)からたくさんの応援をもらうことで必殺技を発動できるようになるらしく、開演中は大勢の冒険者がミュモルに対して、応援に関する感情表現コマンドを繰り広げる光景が見られた。
僕もそれに交じってミュモルを応援していると、応援パワーがMAXになったミュモルがウルゴアに強力な必殺技「ダンシングフォース」を発動した。この瞬間、ミュモルが発動したダンシングフォースに該当する踊りをウルゴアに対して行うと、ミュモルとのシンクロが成功し、その合計回数によってMoogleからイベント限定のアイテムがもらえるのだ。今年の目玉商品は胴と両脚装備の青い水着。僕は水着の装備を持っていなかったので、ショーの観戦中は内容そっちのけでミュモルを応援し、ほかの冒険者と力を合わせてウルゴアと戦った。こうして僕は念願の水着を勝ち取ったのだった。やったぜ!
祭りならではの露店を楽しむ
あますず祭りの催し物はヒロインショーだけではない。冒頭でお伝えしたように南サンドリアで「間違い探し屋」、バストゥーク港で「射的屋」、ウィンダス森の区で「ヒヨコ屋」が出店されており、100ギルを支払うだけでちょっとしたミニゲームを楽しむことができる。さらにヒロインショーで入手した上下の水着を装備した状態だと、通常よりも難易度が高い「ハードモード」が選択可能に。全3種類のミニゲームで規定のスコアを出すと、景品としてHQ(ハイクオリティ※1)の水着がもらえるのだ。ハードモードだけあって規定スコアを出すのに時間はかかったが、何とかHQの水着を入手することに成功。またもややったぜ!
3国に出店された露店
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