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ゆうこりんも応援してます――「Nicotto Town(ニコっとタウン)」正式版スタート共同記者発表会 (2/2)

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wk_080929nicotto06.jpg 40代でも似合うアバターデザインを心がけ、似合う服のラインアップを充実させていきたいとのこと。モデルはスクウェア・エニックスの和田氏とニフティの和田氏

 2Dの手描き風のアバターのデザインだけで約4カ月を費やし、ブランドの要ともいえる特徴的な目には400パターンほどが検討材料として議題にあがったと伊藤氏。街を歩くことから斜めの絵にし、歩き方も女性ならば内股になるようにしていると、思わず技術者の顔が曇ってくるほどのこだわりを重ねていると語る。最後発で最大クオリティを実現するために、アバターだけは妥協をしないという決意の表れとのことで、アバターは重ね着もでき、パーツのレイヤーだけで全部で50〜100ほどで構成されている。アパレルメーカーとの提携も考えられることから、縫い目まで見えるクオリティを実現したのだとか。10代の女の子が好むファッションはもちろん、チャイニーズや和服、お姉さん系など、豊富な服が用意されているほか、男性のために40代の方でも似合う服のラインアップも充実させていくとしている。また、30代のためのエリアや、10代だけ入れるエリアなどを作るプランもあるそうだ。

 ダウンロードが発生しないフラッシュ技術のバーチャルワールドを念頭にしており、仮想タウンはどこか懐かしい現代としている。伊藤氏は、スマイルラボの所在地が恵比寿にあることから、恵比寿近辺の街並みにしていると紹介した。すべて手描きで、時間軸も連動。夜には暗くなっていく。また、東京を基準にしてため、東京で実際に雨が降れば仮想タウンにも雨が降り、時には雪や桜も舞うこともあるとのこと。ユーザーからは雨が降るのであれば、ぜひ傘をアイテムに加えてほしいという意見も寄せられたと伊藤氏は、ユーザーの意見を極力反映していくと説明。時間帯によってオープンするゲームやイベントも行っていくようにしたいと語る。

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 日本初のにぎわっているバーチャルワールドを目指す「Nicotto Town -ニコっとタウン-」では、安全性を鑑みて午前10時からタウンが開き、深夜零時で閉まるようになっている(ゲームやブログは24時間遊べる)。チャットはセリフ状で誰にでも見られるように表示され、電話番号など教えてはならないとの啓もう活動も常時行っていくとのこと。またセリフの履歴は10行ほどしか残せない。伊藤氏は時間が区切られている方が、動きがあると付け加える。正式版では各自一戸建ての家が与えられ、コインをためれば増改築や内装、家具の入れ替えもできるようになっている。


wk_080929nicotto17.jpgwk_080929nicotto18.jpgwk_080929nicotto19.jpg ビリヤード台は5000コイン、天蓋付きベッドは4000コイン

 無料ゲームは9月29日に「ばば抜き」、「大富豪」、「7ならべ」、「スロット」を用意。10月以降はルーレットやパズル、対戦ゲームやパチンコなどを追加していくとのこと。すべてボタンを押せばスタートするもので、終了した段階でブログを書くか問われる。ログインしたユーザーの70%以上がブログに書くアクティブなコミュニティーサイトを維持していくことを目標にしており、月によってオススメのカテゴリーを提案して、特別なアイテムを配布するようなイベントも行っていくとしている。

wk_080929nicotto15.jpgwk_080929nicotto16.jpg 1人プレイの際は先住者である動物たちが相手となる

wk_080929nicotto14.jpg 和室の模様替え

 ビジネスモデルは基本的にアバターアイテムと家具アイテムの課金での収益となるが、ユーザーはタウンやブログ、ゲームによって稼げる無料コインを利用することで無料ショップでそろえることもできる。10月末より実装される課金による有料コイン(1コイン=1円)では、有料ショップでレアアイテムなどが購入できる。ちなみに無料コインと有料コインはまったくの別モノで、交換することはできない(アイテムは交換できるものもあるが、一部交換不可能なものもある)。正式版では1回ゲームをして2コイン、1回ブログを更新して10コイン、足あとを残して3コインと、獲得枚数をお試し版から改められている。

 今後はアイテム課金以外にも、BtoB収益も検討しており、1つのエリアをオリジナルで作って、エリア単位、建物単位での出店も誘致していきたいとのこと。質疑応答では、具体的なメーカー名などは触れなかったものの、年内(早くて10月中旬)には1社とタイアップした出店を考えていると明かした。

 記者発表会には応援としてタレントの小倉優子さんが駆けつけ、「Nicotto Town -ニコっとタウン-」を実際に体験。伊藤氏のアドバイスを受けながら、コインでの買い物やすでにタウンにいたユーザーとの触れあいをしてみることに。小倉さんは、限定アイテムの白いネコちゃんの着ぐるみを購入し、ユーザーとの会話を楽しんだ。

 なお、「Nicotto Town -ニコっとタウン-」では小倉優子さんお気に入りの限定アバターアイテムキャンペーンを行っており、タウン内のコイン交換所で小倉優子さんが記者発表会で着ていた洋服と同じものを、限定アバターアイテムとして毎週100着(計500名)に交換している。

wk_080929nicotto21.jpg 伊藤氏のアドバイスを受けて「Nicotto Town -ニコっとタウン-」に挑戦
wk_080929nicotto22.jpg 多くのユーザーに囲まれるゆうこりんの白いネコちゃん着ぐるみ
wk_080929nicotto20.jpg かわいい洋服などそろえてほしいと、アバターのかわいさに気に入った様子だった

 「Nicotto Town -ニコっとタウン-」は、サービス時間を区切るといった思い切った施策を打ち出し、アバターを通して日本ではなかなか広がっていかないバーチャルワールドでの生活を日常化させ、普及させようともくろんでいる。その上で、コミュニティーをベースとし、低スペックでも十分楽しめ、特にダウンロードを必要としないといったサービスを心がけている。スクウェア・エニックスとニフティの両和田氏も語っていたが、今はまだ具体的な数値目標を語るよりも、質の高いコミュニティーとして定着するよう、いかに育んでいくかを見守っている段階とのこと。満足できるサービスを提供できているのか、今後正式サービスを体験するユーザーが判断することになる。

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