やり込みが充実した、簡単操作でハチャメチャバトル、オンラインバトルアクション登場「ゲットアンプド2」レビュー(1/2 ページ)

簡単操作で爽快なオンラインバトルアクションが楽しめる「ゲットアンプド2」。クローズドβテストに参加して分かった、オンラインゲーム初心者でも楽しめる気軽さと、やり込み要素が充実している本作の魅力をお伝えします!

» 2008年09月30日 12時55分 公開
[福井よしゆき,ITmedia]

もやしっ子、宇宙最強を目指す!

 オッス、オラもやしっ子! 最近激務のおかげか、会社と自宅を往復するだけの不健康生活をおくっているライター・福井です。少し大柄な人のデコピンでもくらった日には、ふっ飛ばされてしまう程ですよ。このままじゃいかん。もっと強い男になりたいなぁ。……そんなことを考えていると、背後から気配が……。この気は、編集者のKさんだ!

「福井くん、そんなもやしっ子なキミでも、指先を少し動かすだけで、束になった敵を一網打尽にできるとしたら……どうする?」

「間違いなく実行しますね」

「じゃあおれについてこい!」

「はい!」

 Kさんについていくと、PC前に座らされた。画面には「ゲットアンプド2」と表示されている。聞いたことがある。「ゲットアンプド2」は、確かクローズドβテストを開始したばかり。サイバーステップが運営する3Dオンラインアクションバトルゲームだ。

「このゲームをやってみるんだ! もやしっ子なキミでも多人数入り乱れてのハチャメチャバトルが簡単に遊べるぞ」

 ふっ、また一杯喰わされたようだ。だが、指先ひとつで敵を倒せるというシチュエーションには、一男子として興味をそそられる。

「オラ、わくわくしてきたぞ!」

 なんて言いながら、ゲームをプレイすることに決めた。「ゲットアンプド2」の舞台は2120年、地球第2の衛星、浮遊都市ウイングダム。ここでは、ゲットアンプドトーナメント(以下、GAT)という格闘大会が開催されている。世界各地、さらには地球外からも最強の名を求めてあらゆる猛者が続々と集結してくることから、大会はさながら宇宙最強決定戦のといった位置づけのようだ。こうなりゃ、宇宙最強になってやるぜ! 見てろ、Kさん。もやしっ子の根性を!

キャラクターのスタイルを決めよう!

 さっそくプレイを開始。まずは、キャラクターの作成だ。バランスのとれた“格闘家”、攻撃力の高い“超人”、トリッキーな動きで翻弄する“踊り子”など、5種類のなかからスタイルを選択可能だ。一撃必殺を狙ったり、素早い動きで翻弄したりと、選んだスタイルによって戦い方が違うようだ。ここでの選択はこれからの戦いを左右する重要なものになるはず。超人という名前にも心惹かれたのだが、筆者は格闘家を選んだ。いち格闘家が超人を倒すってなんかかっこいいじゃない!

スタイルには、それぞれ男と女の2パターンがある。見た目で決めるという選び方も1つの手だ
スタイルはショップで売られており、購入すれば最初に選択したもの以外に変えることもできる

ボールは色によって壊し方が異なる。弱攻撃や、強攻撃、ジャンプ攻撃などの出し方をここで覚えよう

 スタイルを決めると、大往生老師という道場の師範代が登場。なんでも、老師は、トーナメントへの参加者の選別役をやっており、老師が行う試験に合格しなければ、トーナメントに出られないという。い、一体どんな試験が、待っているのか……。ひょっとしたらこっちが大往生させられてしまうんじゃないかと、内心ビビっていた。しかし、そんなもやっし子の予想に反して、老師の試験とは操作方法を教えてくれるという、いわゆるチュートリアルだった。現れるボールを攻撃ボタンで破壊していくことで、無理なく操作に慣れることができた。名前は怖いがなんとも優しい人だ。すべてを破壊すると、無事に試験が終了。なんとか合格したようだ。実力でトーナメントの切符を手にした筆者。待っていろ、全国の猛者たちよ!

多人数での戦いで上位を目指せ!

控室は全員一緒。所属チームは各自で決められる。赤・青・赤青のどちらでもOK、のいずれかを選ぼう

 修行を終え、GATが行われているGATスタジアムへと足を運んだ。ここでは、最大8人で争う個人戦や、2チームに分かれて戦うチーム戦が戦える。修行を終えたばかりの筆者は、オラ、負ける気がしねーぞと意気揚々だった。

 ルームリストを見て、空いている部屋を探す。きっと、部屋の中の空気は、戦いを前にしたプロボクサーの控室のようにピリピリしているに違いない。恐るおそる入室してみる。普通マンガだったら、部屋の角っ子にいるグループが「おい、あいつ新人だぜ。いっちょカモにしてやるか……」なんて言うところだ。しかしルーム内は予想外に和やかなムード。中にいたプレイヤーは笑ったり、うなづいたりなどと、多彩なエモーションを出すキャラクターを操りながら、みなチャットを楽しんでいた。和やかな雰囲気で、これがデビュー戦となる筆者もリラックスできた。

 今回のバトル形式は、4対4のチーム戦。ステージは、2つの山の間に掛っている吊り橋の上という、危険と隣り合わせの場所だ。吊り橋の向こうで待ち構える相手チームへダッシュ! もやしっ子から脱却すべく、連続攻撃を仕掛けた。しかし、素早く動き回る相手に、なかなか当てられない。それどころか、攻撃をしている最中、背後に回られ反撃される始末。さらに、ジャンプ攻撃をしようとしたら、吊り橋から落ちてしまったりと、散々な内容。結局そのままチームは大敗してしまった。チームの足を引っ張った罪悪感から、申し訳ない気持ちになる。やはりここは、もう一度大往生老師に鍛えてもらわなければ! 修行をやりなおすことに決めた。

 大往生老師のもとで何回か修行をしてみると、ジャンプ攻撃のコツをつかめた。ジャンプ攻撃は、相手の攻撃を避けつつ攻められるので、他のプレイヤーもよく使っていた。これでいい勝負ができるはず。再びGATスタジアムへ向かい、勝負を挑んでみることにした。今度のステージは、ストリートバスケのコートのような場所。落ちる心配がないので、ジャンプ攻撃も繰り出しやすい。すると、デビュー戦とはうって変わって、攻撃が決まる決まる! 縦横無尽にステージ内を動き回り、隙を見せているプレイヤーには必殺技を繰り出す。アチョー! 豪快に相手を吹っ飛ばした。思ったとおりの攻撃が決まると、めちゃくちゃ気持ちいい! そのまま勢いに乗って戦うと、なんとか3位に入ることができたではないか。1位とまではいかなくても、デビュー戦は最下位だったのだから、喜びもひとしおだ。勝利の味を噛みしめた筆者は、そのまま時間を忘れてプレイに没頭。あれ? 外がもう明るいよ。よし、出社前にもうひと勝負だ!

吊り橋から落ちたら大ダメージ! ステージの形を把握することが勝利のカギとなることも
戦い方によっては、バトル後に特別賞として、ボーナススコアがもらえる
必殺技にはド派手なエフェクトが! ただし、空振りすると隙が大きいので、注意が必要
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