「ニンテンドーDSi」を触ってきた「任天堂カンファレンス 2008.秋」

10月2日に行われた「任天堂カンファレンス 2008.秋」の会場内に、新型DS「ニンテンドーDSi」が置かれていた。その隣には「ニンテンドーDS Lite」の姿も。せっかくなので並べて写真を撮ってみた。

» 2008年10月03日 02時37分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 11月1日に発売される新型DS「ニンテンドーDSi」(以下、DSi)には、新たにカメラ機能「DSiカメラ」と、ミュージックプレーヤー機能「DSiサウンド」が搭載されている。「ニンテンドーDS Lite」(以下、DS Lite)と比較すると、液晶ディスプレイが3インチから3.25インチへと拡大したのに対し、厚さは21.5ミリから18.9ミリとなるなど、2.6ミリの薄型化に成功。重さも約218グラムから約214グラムになるなど、わずかながら軽量化にも成功している。

 発表会場にて、DSiとDS Liteを比較できる機会を得たので、画像を交えながら紹介していこう。

photo DSi(写真左)とDS Lite(写真右)の天面。DSiに外側カメラが設けられているのが一番の特徴だが、細かく見ていくと、充電ランプや電源ランプがRボタン側からLボタン側に移動している

photo DSiとDS Liteの底面。DSiのほうがすっきりとした印象を受けるのは、ゲームボーイアドバンスのカートリッジスロットがなくなったことに加え、L/Rボタンのデザインが変更されていることにも影響があると思われる

photo DSiにはステレオヘッドホン/マイク接続端子しか残っていない

photo 先にも少し触れた通り、L/Rボタンのデザインに手が加えられている。また、DSiとDS Liteでは、ACアダプタ接続端子の形が異なるのが分かる

photophoto DS Liteでは電源ボタンのあった位置にSDメモリーカードスロットが用意された。タッチペン・タッチペンホルダーの位置は変わらないものの、約87.5ミリから約92ミリにタッチペンの長さが伸びている

photo DS Liteでは何もなかった左側面だが、DSiにはボリュームが設けられた

photo DSiの電源ボタンは、本体を開くと現れる。下画面の左下近くにあるのがそれだ

「DSiカメラ」「DSiサウンド」に触れてきた

 発表会後に行われたソフト体験会の場にはニンテンドーDSiが置かれており、新たな機能である「DSiカメラ」「DSiサウンド」に触れることができた。

 DSiカメラには、特殊効果のない「ふつうのカメラ」、画面をスライドしてゆがませることができる「ゆがみカメラ」、ペンやスタンプを使ってらくがきができる「らくがきカメラ」、カメラ画像が白黒で表示され、タッチしたところが元の色に変わる「色つけカメラ」、タッチしたところの色が変わる「色かえカメラ」、鏡を映したように見える「かがみカメラ」、顔をうつすといたずらアイテムが勝手にくっついてしまう「いたずらカメラ」、顔をうつすと表情が勝手に変わってしまう「表情カメラ」、2人の顔を合成する「顔合成カメラ」、2人の顔の似てる度(どれくらい似ているか)を判定する「似てる度カメラ」、フレーム(穴の空いた写真)を使って写真を撮れる「フレームカメラ」といった11種類の遊べるカメラが用意されている。

 会場ではこの中から、ゆがみカメラ、色かえカメラ、いたずらカメラ、似てる度カメラを遊ぶことができた。ゆがみカメラの特徴は、撮影後にゆがみを加えるのではなく、撮影前からゆがませられることにある。調整がうまくいかなかった場合、下画面右上にある「ゆがみをもどす」をタッチすれば、一瞬で元に戻るのも便利だ。

 いたずらカメラは、一度認識した顔を自動で追尾するしつこさ(?)が売りで、いたずらアイテムには“ちょびひげ”“猫耳”など10種類を用意する。似てる度カメラは、2人の顔がどれくらい似ているかを6段階で評価してくれる。最低ランクは“他人級”、最高ランクは“本人級”となっている。ちなみに、記者と説明員のお姉さんの似てる度は16%で“他人級”だった。

photophotophoto 色かえカメラ。ルイージの帽子と長袖がマリオと同じ赤色になったり、黄色に変化しているのがお分かりいただけるだろう

 DSiサウンドでは、SDメモリーカードに保存したお気に入りの曲などを再生できる(AACフォーマットの音楽ファイルのみが再生可能)。音楽は単に聴くだけではなく、メロディーの中の好きなフレーズだけを繰り返し再生したり、再生速度や音程を変えることができる。

 記者が気になったのは多彩なビジュアライザーで、中でも「スーパーマリオブラザーズ」のビジュアライザーが目を引いた。DSiサウンドでは、L/Rボタンで合いの手を入れられるのだが、スーパーマリオブラザーズのビジュアライザーでLボタンを押すとコイン、Rボタンを押すとジャンプの音が発生する。

 しかも、上画面のマリオがボタンを押したタイミングに合わせ、ジャンプしてコインを手に入れるという演出付きだ。思わず音楽を聞くことを忘れて没頭してしまったのだが、こういった仕掛けも何とも任天堂らしいと感じた。

photophoto スーパーマリオブラザーズのビジュアライザー

photophotophoto そのほかにも魅力的なビジュアライザーを搭載している

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