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» 2008年10月10日 03時45分 公開

東京ゲームショウ2008 セガブース:ただの箱が魔法の箱に――為末大選手も監修(?)の「レッツタップ」記者発表

開催中のTGSにおいて、セガは従来のWiiタイトルの操作感とは一線を画する新機軸を打ち出した「レッツタップ」の記者発表を行った。ゲストの為末大選手も開発にひと役かったとのこと……って、なんで?

[加藤亘,ITmedia]
3年ぶりのTGSでの登場となる中氏は、ようやく発表できたと感慨もひとしおだとか

 セガは東京ゲームショウ2008の初日にあたる10月9日、Wiiリモコンを持たずに遊べる操作性を実現した中裕司氏率いるプロペ開発のWii専用タイトル「レッツタップ」の記者発表が行われ、ゲストにサムライハードラーの為末大選手が登場した。

 「レッツタップ」は、Wiiリモコンを身近にある箱などの上に置き、その箱をトントンと叩いて“タップ”することによって箱からWiiリモコンに伝わる振動に反応して画面上のキャラクターが動く、かつてないプレイ感覚が最大の特徴。タップの強弱や間隔を使い分けるプレイも可能だ。

 ゲーム中には、5つのモードで10種類以上のバラエティ豊かなゲームを収録。どのゲームもシンプルなルールと直感的なタップ操作によって、これまであまりゲームをプレイしたことがない人でも簡単に楽しめる内容になっている。すべてのモードで最大4人で楽しめる。

 記者発表で中氏は、25年ゲームを作ってきてかなり新しいものが見せられると、ワクワクしていると挨拶。「レッツタップ」のゲーム説明を行った。タップボックスが同梱する本作は、Wiiリモコンというよりその箱が重要となる。ただの箱が魔法の箱となるわけだ。ただ叩くだけの操作に、強弱が反映できることで、時にはジャンプさせたり、慎重に綱渡りをさせたりと、アナログながら新しいゲーム性を実現している。

為末選手はファミリーコンピュータの頃からのゲーム歴を誇る

 いまだかつてない、コントローラに一切触れることなく操作するには体験するのが一番ということで、ゲストに陸上ハードルの第一人者、為末大選手が駆けつけた。為末選手は普段からゲームに親しんでおり、「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」ではソニックを使用してハードル競技のイメージトレーニングをしていたそうだ。今回の「レッツタップ」体験でも事前にしっかりと練習を積んでおり、中氏に勝利するのが目標とのこと。

 1回戦目の為末選手は、スタートこそよかったものの、2度転ぶというアクシデントで3位と振るわず。思わず「僕の箱があまりよくない」と難癖をつける場面も。慎重になった2回戦目では障害物も難なくこなし、終盤ぶっちぎりの1位に輝いた。練習が報われたと、最終3回戦では中氏への完全勝利を宣言する。そして運命の最終戦、その中氏が開発者の意地を見せ、なんと1位に。今回は為末選手と中氏の痛み分けということで落ち着いた。

 興奮すると強くたたきジャンプしてしまったりと、自分を押さえるのが難しかったと為末選手は勝負を振り返った。中氏は“ペンギンでも遊べるゲーム”という手軽さを為末選手に説明し、4人同時で遊べる点を強調した。

入念な練習があったようで、勝負は最後まで分からない混戦となった

 為末選手も気に入ったようで、ゲームと癒しの間にあるんじゃないかと気に入ったようで、会話のきっかけにもなるし、体が動いて反応が返ってくると発言。中氏は、そんな為末選手が練習できるようにと、400メートルハードルを収録することになったと発表した。為末選手にも監修してもらっており、ハードルの倒れる方向やハードルの置く間隔など、細かい指導が入っているとのことだ。なお、セガブースでは試遊コーナーも設けられている。

 「25年ゲームを作って来たが、今回ほど新しいものを思いつきいいゲームができたという感覚はなかった」と中氏が語るように、新たな可能性を確認してもらいたい。


タップするだけの操作は、新しい可能性を指し示した

「レッツタップ」には癒しの効果もある(?)ビジュアライザーも収録

記者発表ではWiiウェアタイトル「レッツキャッチ」の紹介も行われた。たかがキャッチボールで地球を救える。12月に1000Wiiポイントで配信を予定

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