スクエニ、気になる「クローズドメガシアター」の中身は?:東京ゲームショウ2008
昨年に続き、完全入れ替え制のクローズドシアターを展開していたスクウェア・エニックス。一体、この中では一体どんな映像が流されたのか?
スクウェア・エニックスブースでは、各種新作タイトルの試遊台のほか、通路に面した「オープンメガシアター」と、40分ごとの入れ替え制となる「クローズドメガシアター」の二つのシアターを展開していた。
このうちクローズドメガシアターの方では、「ファイナルファンタジーXIII」など注目タイトルの最新映像を含む約30分のムービーを上映。特に「ファイナルファンタジーXIII」が目当ての人は、ブース内でもここでしか見ることができないので注意しよう。シアター内で映像が上映されたのは、以下の10タイトル。
クローズドメガシアター内上映タイトル | 対応 |
---|---|
KINGDOM HEARTS MOBILE | 携帯電話 |
KINGDOM HEARTS coded | 携帯電話 |
KINGDOM HEARTS 358/2Days | DS |
KINGDOM HEARTS Birth by Sleep | PSP |
The 3rd Birthday | PSP |
DISSIDIA FINAL FANTASY | PSP |
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE | Blu-Ray |
FINAL FANTASY XIII | PS3 |
FINAL FANTASY AgitoXIII | PSP |
FINAL FANTASY VersusXIII | PS3 |
これを見て気付いた人もいるかもしれないが、実は映像の内容は基本的に、8月に開催されたプライベートイベント「DKΣ3713」で上映されたものとほぼ同じ。残念ながら「DKΣ3713」に行けなかった、惜しくも抽選に漏れてしまったという人は、ぜひこの機会に見ておくといいだろう。逆に「DKΣ3713」に参加していた人だと、ちょっと肩すかしを食らうかもしれない。
ただ、さすがにあれから2ヵ月以上が経っているので当然と言えば当然だが、一部「DKΣ3713」出展時とは内容が異なっているものもあった。
まず「The 3rd Birthday」では、少しではあるがゲームの目的らしきものが語られた。どうやら今回、アヤは人類を時のねじれから救い出すため、単身「オーバーダイブ」によって過去へ向かうことになるようだ。
また「DISSIDIA FINAL FANTASY」では、「DKΣ3713」の時点では未公開だった、「FF5」のバッツやエクスデス、「FF6」のティナ、ケフカの映像が追加されていた。特にティナはこれまでファンの間でも参戦が待ち望まれていた一人で、ようやく正式に発表されて一安心、という人も多いのではないだろうか。
「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」の映像では、一部が新カットに差し替えに。また新情報としては、今後「FF7」と「FF7 AC」の間の空白を埋める、野島一成氏による描き下ろし小説が発売されることも明らかとなった。
そして「FINAL FANTASY Versus XIII」の映像では、周囲をガラスに囲まれた部屋で会話を交わす、主人公とヒロインのカットが追加に。さすがに声はまだ入っていなかったものの、すでにセリフの字幕は付いており、会話内容から主人公の名前が「ノクティス」、ヒロインの名前が「ステラ」であることが判明していた。また相変わらず、最後には大きく「PS3 ONLY」の文字が表示されていたのも印象的だった。
クローズドシアターで明らかになった新情報としては、おおむねこんなところだろう。また、もう一方のオープンメガシアターの方では、今冬〜来春にかけ発売予定の新作タイトル群を主に紹介。基本的には直近のタイトルが中心だが、映像の最後には、2009年3月に発売が決定した「ドラゴンクエストXI 星空の守り人」の最新ムービーも上映されるのでこちらもお見逃しなく。
The 3rd Birthday
DISSIDIA FINAL FANTASY
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE
FINAL FANTASY XIII
FINAL FANTASY AgitoXIII
FINAL FANTASY VersusXIII
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