ゲームオン、同社の人気タイトルが一堂に会する「ゲームオンフェスタ2008」を開催(1/3 ページ)

ゲームオンは10月19日、同社の運営するオンラインゲームを集めたファンイベント「ゲームオンフェスタ2008」を、東京・池袋の池袋サンシャインシティにて開催した。

» 2008年10月20日 17時57分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
ゲームオンとしては初の大規模オフラインイベント。来場者数はトータルで5000人以上にのぼった

 「RED STONE」や「Soul of the Ultimate Nation(SUN)」など、ゲームオンの運営タイトルを集めたオンラインゲームイベント「ゲームオンフェスタ2008」(入場無料)が、10月19日、東京・池袋の池袋サンシャインシティにて開催された。

 会場内はタイトル別にコーナーで区切られており、それぞれの世界観をモチーフにした展示やアトラクションが楽しめる構成。メインステージでは、「RED STONE」の世界大会出場権をかけた「WCG 2008 日本大会決勝戦」をはじめ、まだ正式サービス前の新作タイトル発表会なども行われ、こちらも大いに盛り上がっていた。ここではステージイベントの内容を中心に、会場内の様子をお伝えしていこう。

「RED STONE」ドイツ行きの切符をかけ、6チーム24人が激突

 当日のイベントの中でもっとも注目を集めたものといえば、やはり「RED STONE」の「WCG 2008 日本大会決勝戦」だろう。ステージ上では、オンライン予選を勝ち上がってきた強豪6チームが激突し、決勝トーナメントにふさわしい熱戦を繰り広げた。ちなみに本大会は、世界74カ国が参加するゲームイベント「World Cyber Games(WCG)2008」の一環として行われたもので、優勝チームは、11月にドイツ・ケルンで行われる世界大会への切符を手に入れることができる。自分たちの「代表」が誰になるのか――という期待も含め、参加者たちの注目度はかなり高かったようだ。

 結局、6チームによるトーナメントを制したのは、予選1位通過の「シーサイドコテージ」を、激戦の末見事決勝で破った「ハッピースイーツ」チーム。このチームは剣士+ウィザード+ビショップ+ネクロマンサーという防御重視の編成で、1回戦〜決勝までで取られたスコアはわずか6点(1人倒すと1点入り、20点先取または時間切れ時点でスコアの多かったチームの勝利)という、守りの固さがとにかく印象的だった。組み合わせの相性によってワンサイドゲームに陥りやすい本作において、この安定感はお見事というほかない。特に準決勝、決勝では、本作にしては珍しく時間切れまでもつれ込む長期戦となり、どちらかに1点入るだけでも観客から「おおー!」という歓声があがるほどの好勝負が展開された。世界大会でもその粘り腰の戦いで、存分に日本勢の強さを見せつけてきてほしいところだ。

根強い人気を誇る「RED STONE」。ステージ周辺は代表チーム決定の瞬間を見ようとするファンたちでいっぱいに
レベルやアイテムなど、条件は互いに互角。あとはチームの戦略と、個々のプレイヤースキルが勝敗を分けた

優勝チームが決定した瞬間。敗れた「シーサイドコテージ」も、ここまで勝ち上がってきただけあってすばらしい戦いを見せてくれた
見事優勝した「ハッピースイーツ」のメンバーと、「RED STONE」開発元であるL&Kロジックコリア社長、ナム・テグォン氏(中央)

「FIFA ONLINE 2」本日からオープンサービス開始!

 事前の発表では「シークレット」として詳細が伏せられていた午後のステージでは、現在クローズドβテスト中の「EA SPORTS. FIFA Online 2」のサービスについて、スペシャルゲストも迎えつつ発表が行われた。これによると、なんとオープンサービス開始は10月20日、つまり本日から。発表の翌日からいきなりプレイ可能というサプライズに、会場は大きな拍手に包まれていた。

 ステージでは、本作のプロデューサーである村上満氏がゲーム内容について説明。村上氏によると、本作はオンラインゲームとしては初のFIFA公認サッカーゲームで、世界30リーグから合計1万人以上の選手を実名で収録。プレイヤーは好みの選手を獲得・強化しながら自分だけのチームを育て、オンラインで他のプレイヤーと戦っていくことが可能だという。またオープンサービスでは、新たに2対2の対戦形式や、4人まで参加可能なトーナメントモードなども実装されることも明らかにされた。

 また、ここでステージ上には、なんとスペシャルゲストとしてサッカーコメンテーターのトニー・クロスビーさんも登場。リバプール出身のトニーさんのために、村上氏がリバプールを使用して試合シーンを実演してみせると、「ナニヤッテンダー!」「ファールダヨー!」と、まるで本物の試合を見ているかのように大興奮。残念ながら村上氏のリバプールは、マーケティング部・舘竜太氏の操るマンチェスター・ユナイテッドに0-2で負けてしまったのだが、トニーさんは「ワタシガヤッタラ、リバプール勝ツヨー!」とプレイ意欲満々の様子だった。ちなみにトニーさんは今回、本作のテレビCMにもナレーションとして出演しているので、放送された際にはぜひチェックしてみてほしい。

突然のゲスト、トニー・クロスビーさんの登場に、会場からは大きな歓声と拍手が起こっていた
トニーさんお気に入りのリバプールを選んだ村上プロデューサー。しかしいきなり先制点を決められてしまい大ピンチに

2人の試合を見ながら、大興奮のトニーさん。しかし応援もむなしく、村上氏のリバプールは敗北……
会場で初公開となったCM映像。キャッチコピーに合わせて、「マジカヨー!」といった、トニーさんのナレーションが入る
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」