落ちモノ+物理演算=? 即死系物理パズルゲーム「いりす症候群!」にハマる日々日々是遊戯

個人サイト「カタテマ」にて先日より公開中の、「いりす症候群!」というパズルゲームが現在のマイブーム。サイトの説明によると、ジャンルは「即死系物理パズルゲーム」。その名が意味するところとは……?

» 2008年10月31日 16時38分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

衝撃の結末は必見です

 いきなりだが現在、筆者の中で「いりす症候群!」というフリーのパズルゲームが大流行中である。1プレイは数分から長くて10分くらい。気分転換にちょうどいい長さなので、デスクトップの端にショートカットを置いておいて、仕事で詰まった時などに起動してはちまちまと遊んでいる。

 ゲームの目的は、上から降ってくる色とりどりの“なんか”(要するにブロック)を、同じ色同士ぶつけて消していくこと。よくある「落ちモノ」と違ってブロックを直接操作することはできないが、画面をマウスでクリックするとそこからブロックがポンと発射されるので、これを当てて落下軌道をずらしてあげるのがポイント。消しそこねたブロックが地面に落ちると画面下のゲージが減っていき、これがゼロになってしまうとゲームオーバーとなる。

 物理演算で制御されたブロックの動きはとにかくリアルで、ビリヤードのように狙った場所へ飛ばせたり、飛ばしたブロックがさらに同色のブロックを巻き込んで消える「連鎖」が起こったりすると、思わず小躍りしたくなるほど気持ちいい。一方、ちょっとぶつける場所がズレただけであらぬ方向へブロックがすっ飛んでいき、そこから玉突き衝突が起こって大惨事に……なんてこともよくあって、最初から最後までドキドキ、ハラハラがほどよく続く。多少運に左右される部分もあるが、どんなに絶望的な状況に見えてもちゃんと抜け道は残されているし、ブロック運に恵まれれば初心者でも思わぬハイスコアが飛び出したりする。ちょっと気分転換のつもりが「次はもうちょっと行けるかも……」と続けているうちに、気付けば何時間も経っていたりするから恐ろしい。

 あと恐ろしいと言えば、本作のストーリーも相当に恐ろしい。一定スコアごとに見ることができるイラストをつなぎ合わせると、ある1本のストーリーが浮かび上がってくるのだが……あわわわ。これ以上はネタバレになってしまうので、その衝撃の結末はぜひ自分自身の手で! とりあえず「2万点までは絶対にプレイすること」とだけ言っておきます。


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