ハートフルがキーワード――王道カジュアルMMORPG「Legend of LUNA」先行プレイリポート(1/2 ページ)

NHN JapanのMMORPG「Legend of LUNA」の先行プレイで分かった“ハートフルさ”をあますところなく紹介したい。

» 2008年11月07日 15時53分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]

 11月20日よりプレオープンサービス開始となる、NHN JapanのMMORPG「Legend of LUNA」。韓国では「LUNA Online」として、すでに2007年12月から正式サービスされている本タイトルは、“ハートフルファンタジー”をキーワードに、可愛いキャラクターやモンスターといった見た目に加えて、プレイヤー同士の助け合い・繋がりに重点を置いた、コミュニケーションを促進するための各種機能が実装されている。今回プレオープンサービス前に、メディア向けの先行プレイを体験してきた。プレイできたのはキャラクター作成から序盤までと、アバターアイテムや釣りシステムなどのごく限られた部分ではあったが、「Legend of LUNA」らしさが分かるスクリーンショットをたくさん撮ってきたので、紹介していこう。

2つの種族と3つのジョブから選んでキャラ作成

 まず最初にLegend of LUNAはインタフェースや操作性を含め、たいへんオーソドックスなライト系MMORPGである。序盤のプレイでは既存のMMORPGと比較して特長的な部分は見当たらないが、その分オンラインゲームに一度でも触れたことのあるプレイヤーならば、説明なしでもサクサク進められる分かりやすいシステムになっている。本リポートでも、とりあえずはキャラクター作成から順を追って解説していく。

 キャラクターは「エルフ」「ヒューマン」の2つの種族から選べ、それぞれ男女の性別がある。エルフは初期ステータス値でINTやDEXに優れ、ヒューマンはバランス型という多少の違いがあるが、職業は種族に関係なく「ファイタ」「メイジ」「ローグ」の3つが用意されている。ある程度、種族と職業の適正はあるだろうが、最初はそこまで悩まずに、とりあえず外見や好みでキャラクターを作成しても問題なさそうだ。あとは顔と髪型のタイプを選び、名前をつければゲーム開始となる。キャラクタースロットは5つ確認できたが、正式サービスまでに全て開放されるかどうかは不明。

 また、テストプレイを行った時点では未実装であったが、日本独自の仕様としてキャラクター作成後には、NPC「ルナ」によってなぜプレイヤーがこの世界に降り立ち、何のために戦ったりクエストをこなすのか? というバックストーリーが説明してくれるらしい。

ヒューマン(男)

ヒューマン(女)

エルフ(男)

エルフ(女)

キャラクター情報とアイテムインベントリ。画面下部にはチャット欄とスキルアイコンの設定欄、左上にHP/SPと取得経験値バーが配置されており、インタフェースについては既存MMORPGとほぼ一緒

 今回はチュートリアル無しの韓国バージョンゆえに、エルフでローグな新規キャラクターは、村とも呼べない小さな初心者エリア「派遣隊駐屯地」からゲーム開始となる。まずはここで、最初の簡単なクエスト依頼をいくつか受け、言われるがままに駐屯地の外にいるモンスターを倒すのがお約束。クエスト報酬は経験値やお金だったり、回復アイテムなど序盤には役立つものばかりなので、すぐにレベル4〜5には成長できるはずだ。

 アイテムが足りなければ座ってHP/SPの回復も可能。ただし、「Legend of LUNA」のモンスターは基本的にすべてアクティブなので注意が必要だ。モンスターごとにプレイヤーを感知する距離が異なるだけで、最弱モンスター「スライム」ですら近づきすぎれば襲ってくるため、回復しながら席を離れるという時などは、安全な駐屯地まで毎回戻っておこう。

 基本操作はほとんどマウスのみで、移動は目的地を左クリックし、モンスターをシングルクリックするとターゲット、ダブルクリックすれば自動的に相手が倒れるまで攻撃が始まる。あとは覚えたスキルを設定しておいたショートカットを押せば、攻撃や支援スキルを使ってくれるというスタイルだ。消費アイテムとスキルにはディレイが生じるため、使うスキルの順番やHP回復タイミングを考えるのはプレイヤー次第である。経験値バーが100%になればレベルアップし、ステータスへのボーナスポイントを獲得。これを割り振ることで自分だけのキャラクターを育成できる。転職後に覚えられるスキルには、ステータス値に依存するものもあるため、同じ職業でもタイプによって戦闘スタイルは異なってくる、というわけだ。

 テストプレイでは初期装備のままでモンスター討伐系のクエストをいくつもこなしたが、回復アイテムもさほど使わないまま20分程度でレベル5になれた。

とりあえずはモンスターを倒したり、特定のアイテムを集めてくるお使いからスタート。クエストを持っているNPCの頭上には大きなアイコンが出るので、やがて大きな村が拠点になっても、すぐにNPCを見つけられる
1対1ならばどの職業でもモンスターに負けることはない。ただしLv1のスライムでもアクティブモンスターなので、うっかりしていると囲まれてることに注意
フィールド上でまれに出会う、形は同じだが巨大なモンスター。これはエリート系モンスターなので、まだまだこのレベルでは近寄っただけで瞬殺されちゃいますよ、とのこと。遠巻きにスクリーンショットを撮ってみた

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた