Xbox 360はSTGファンの“最後の楽園”となるか?日々是遊戯

マイクロソフトは12月5日、Xbox 360で発売予定の最新シューティングゲームを集めた体験会イベント「Xbox 360 シューティング フェスタ!」を、東京・秋葉原にて開催した。

» 2008年12月08日 17時47分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

言ってるそばから1タイトル増えました

 先日発売されたばかりの「オトメディウスG(ゴージャス!)」をはじめ、ここのところ良質なシューティングゲームが続々と集まってきている印象のあるXbox 360。今後もケイブの「デススマイルズ」、5pb.の「怒首領蜂大往生 ブラックレーベルEXTRA」、「ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA」、トライアングル・サービスの「シューティングラブ。200X」など多くの新作がラインアップに上がっており、シューティングゲームの不人気が叫ばれる昨今、シューティングゲームファンにとってはまさに“最後の楽園”となりつつある。

 そんな中、マイクロソフトは先週の金曜日、東京・秋葉原にてXbox 360のシューティングゲームばかりを集めた体験会イベント「Xbox 360 シューティング フェスタ!」を開催。会場では今回初出展となったXbox 360版「デススマイルズ」をはじめ、未発売の作品も含む10タイトル以上のシューティングゲームが試遊可能となっていたほか、豪華賞品をかけた「怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA」のスコアアタック大会や、“IKD”氏ことケイブの池田恒基氏、「デススマイルズ」のキャラクターデザインを手がけた漫画家の井上淳哉氏らによるトークショウなども行われ、まるでここだけ「シューティングゲーム全盛期」にタイムスリップしたかのような盛り上がりを見せていた。ハードメーカー自ら、こうした動きをバックアップしてくれているのは心強いかぎりだろう。

会場では最新のXbox 360用シューティングゲームをいち早くプレイすることができた
今回が初のプレイアブル出展となった、Xbox 360版「デススマイルズ」には長蛇の列が!
右スティックで使い魔を自由に操作できるなど、360版ならではの要素が多数搭載されるようだ

IKD氏(中央)、井上淳哉氏(右)らによる「デススマイルズ」トークショウも人気を集めた
Xbox 360版の新要素「Xモード」を使用した「怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA」のスコアアタック大会
Xbox 360用シューティングゲーム一覧。吉原氏も「調べてみてびっくりした」というほどの数

 ちなみに冒頭、開催の挨拶を行ったマイクロソフトの吉原淳氏によると、現在Xbox 360でプレイ可能なシューティングゲームは全25タイトル、今後発売予定のものも含めると全30タイトルにものぼるとのこと。そのリストは以下のとおり。

パッケージソフト(★印は今後発売予定)

式神の城III
旋光の輪舞Rev.X
RAIDEN FIGHTERS ACES
雷電IV
オトメディウスG(ゴージャス!)
シューティングラブ。200X(★)
怒首領蜂大往生 ブラックレーベルEXTRA(★)
ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA(★)
デススマイルズ(★)

Xbox LIVE アーケード(★印は今後発売予定)

Geometry Wars: Retro Evolved
Mutant Storm Reloaded
Crystal Quest
ギャラガ
タイム パイロット
スクランブル
Heavy Weapon: Atomic Tank
Alien Homind HD
Jetpac Refuelled
Gyruss
XEVIOUS
Battlestar Galactica
Mutant Storm Empire
OMEGA FIVE
Rez HD
トリガーハート エグゼリカ
斑鳩
Geometry Wars: Retro Evolved 2
Galaga Legions
Shred Nebula
R-Type Dimensions(★)

 確かに、今どきここまでシューティングゲームが充実しているハードというのもちょっとないかもしれない。タイトル数もさることながら、「Geometry Wars: Retro Evolved 2」などのオリジナルタイトルから、「斑鳩」や「Rez HD」といった過去の名作まで幅広い品揃えや、「遊びたい!」と思ったらすぐにネットワークからダウンロードして遊べる手軽さも魅力のひとつ。ケイブの池田氏も「『デススマイルズ』が成功すれば第2弾以降も検討していきたい」と前向きな発言をしており、今後もさらなるラインアップの充実に期待できそうだ。

 ――と、言ってる矢先に吉原氏から発表されたのが、バンダイナムコゲームスの「PowerUp Forever」。こちらは800マイクロソフトポイントで、12月10日よりXbox LIVE アーケードにて配信予定とのことだった。さっそくまた1本タイトルが増えてしまったが、シューティングゲームファンにとってはますます目が離せないハードとなりそう!?

ゲーム内容はいわゆる「Geometry Wars」系の全方向スクロールシューティング。破壊した敵を吸収・同化することで自機が進化していき、それによりフィールド全体が自機を脅威と認識、さらなる巨大な敵を送り込んでくるのが特徴とのことだった
(C)2008 NBGI
(C)BLITZ GAMES STUDIOS LTD. 2008


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」