桜庭さんは遠くから弓で打つのがお好き――「白騎士物語 -古の鼓動-」シークレットパーティ

SCEJは、オフラインとオンラインの2つの顔を持つ「白騎士物語 -古の鼓動-」のユーザー招待イベントを開催。女優の東原亜希さんと、格闘家の桜庭和志さんが4人プレイに興じた。

» 2008年12月11日 03時19分 公開
[加藤亘,ITmedia]

Webコミック&ゲーム内SNSの導入といった新情報も公開

甲冑の騎士に両脇を守られながら、左から東原亜希さん、日野晃博氏、桜庭和志さん

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、12月25日に発売を予定しているプレイステーション 3用ソフト「白騎士物語 -古の鼓動-」のシークレットパーティを秋葉原UDXにて開催した。今回のシークレットパーティには、公式サイトで参加を募ったユーザー100名が招待されている。


がっちりガード

 会場はゲーム中に登場する「バランドール城」をイメージし、かなり凝った作り。甲冑を着込んだ衛兵や、サーブする男性や案内する女性が従者のような衣装を着込んで行き交っている。さながら一夜限りの宴といった様相だ。シークレットパーティには、レベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏がゲームを紹介。ライブパートの説明では、ゲストとして女優の東原亜希さんと、格闘家の桜庭和志さんが招かれ、ステージイベントとして体験プレイが行われた。

 「白騎士物語 -古の鼓動-」はレベルファイブの制作による大作RPGで、壮大な世界観の中で、巨大な騎士に変身し、“ヒーローとして生きていく”王道のストーリーパート(オフライン)と、PlayStation Networkを利用し“仲間たちと生きていく”ライブパート(オンライン)を両載する2つの顔を併せ持つ。日野氏は、オフラインとオンライン2つの顔を持つ本作のコンセプトについて、「ファンタジーでヒーローものがやりたかった」と説明。ファンタジー世界でのヒーローといえば、やはり王や姫を守る騎士(ナイト)ではないかと考え、開発の基礎を構築していったと語った。

 開発初期で日野氏は主人公に「変身」と言わせたいと会議にかけたが、当初は思わしくない反応だったと3年におよぶ開発期間を振り返る。本作は、プレイステーション 3という新しいハードにおいて誰もが待ち望む“スケールの大きなRPGが発売されてほしい”という思いを受けて制作された、まさに“王道”のファンタジーRPGを体現している。同じフレームの中に、大小入り乱れて登場する戦闘シーンについては、全身が入りかつ大きく見えるとして巨大化した姿の大きさを7メートルくらいと割り出しデザインされたという裏話も飛び出した。

 ここで日野氏は、「白騎士物語 -古の鼓動-」の公式サイトにおいて、12月10日よりWebコミック「白騎士物語 -episode0-ドグマ戦記」が公開されていることを明かす。このコミックは、「白騎士物語」で描かれる世界にさかのぼること1万年前の戦いを舞台に、ゲームの物語やキャラクターにつながるストーリーが紡がれる。どうやら、PS3版に登場するキャラクターたちも名前と姿を変えて登場するとのこと。


 続いて日野氏は、もう1つの顔ともいえるオンラインモードを紹介する。企画段階からシングルプレイのほかに、オンラインでも遊べるタイトルにしたいと構想を練っており、さまざまな要素を収録している。もちろん、自分の分身となるアバターも細部に渡って修正でき、自分はもちろんのこと、好きなタレントの顔も再現できると日野氏。ロビー機能の役割を果たす「広場」では集合場所であるほか、コミュニケーション、ショップでの購入やカスタマイズを可能としている。

 さらに新情報として、ゲーム内SNSともいえる「ジオネット」が紹介された。「ジオネット」では、プレイヤーの日誌や訪問記録の閲覧、メールの交換が行えるほか、自己紹介コメントなどを編集できるマイページ機能や、フレンド登録などが用意される。オンラインモードではクエスト配信も予定されているとのこと。

「ライブパート」を東原亜希さんと桜庭和志さんに遊んでもらいましょう

 ここで、会場に女優の東原亜希さんと格闘家の桜庭和志さんが登場。SCEのスタッフ2名とともに、4人での「ライブパート」を体験することになった。東原さんと桜庭さんはそれぞれ自分のアバターを作成して参加となったのだが、日野氏も感心するほどそっくりのデキ。東原さんは弓矢を、桜庭さんは大剣を担当することになった。

 2人が挑戦したクエストは、何かと突出してしまう“ロバート隊長”を守りながら敵を倒していくというもの。巨大なボスモンスター「ギガース」に一度は倒れるものの、2度目にはロバート隊長の回復にも注意しながら、部位ごとに攻撃し徐々にギガースを弱らせ、桜庭さんの一撃で見事倒すことができた。

 体験プレイ後、東原さんは「小さい時からRPGを遊んでいますが、動きも映像もすごくリアルで楽しかったです。ストレス発散になりました」とコメント。桜庭さんは「初めて触ったので難しかったですね。慣れればもっといろいろできると思います」と延べると、東原さんが弓を使用していたことに触れ、「ボクも弓を使いたかった」と残念がる。日野氏は「やはり桜庭さんのキャラに合わないと思いまして」と返すも、即「いえ、ボクのキャラです」と意外な一面を披露した。

そっくりなアバターで仲間とプレイ

会場は中も外も雰囲気ばっちり。とてもシークレットイベントと言えないほど目立っていた
「白騎士物語 -古の鼓動-」のオフラインモードとオンラインモードが遊べる試遊台が設置されていた。実に初のプレイアブルとなる

イベントの冒頭と最後には、本作の主題歌を歌うKAZCOさんによるライブも

スクリーンショット

オフライン


オンライン



「白騎士物語 -古の鼓動-」
対応機種プレイステーション 3
ジャンルRPG
発売予定日2008年12月25日
価格(税込)6980円
プレイ人数オフラインシングルプレイモード(1人)、オンラインマルチプレイモード(1〜4人)
Created by LEVEL-5 Inc.
(C)Sony Computer Entertainment Inc.


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. /nl/articles/2412/18/news207.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/22/news034.jpg 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. /nl/articles/2412/21/news019.jpg 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. /nl/articles/2412/22/news036.jpg 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. /nl/articles/2412/17/news042.jpg 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. /nl/articles/2412/22/news020.jpg 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」