2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界感じるヴァナ・ディール(第8回)(2/2 ページ)

» 2008年12月24日 18時05分 公開
[山本博幸(ねこひげLLC),ITmedia]
前のページへ 1|2       

ダンジョンをオーダーできるモブリンズ メンズモンガー

 2008年12月18日に「モブリンズ メイズモンガー」という新たなコンテンツが導入された。ジュノ下層にあるゴブリンが経営するショップ「Muckvix's Junk」のNPC「Goldagrik」からもらえる専用のアイテム「メイズタビュラ」「メイズバウチャー」「メイズルーン」を使って、冒険者自らがメイズ(ダンジョン)のクリア方法、出現する敵の種類や能力などをオーダーできるという、これまでの「FFXI」にはないコンテンツで、参加可能人数は1〜6人となっている。

 詳しい解説はお決まりのセリフ「公式ホームページを参考に」で済ませるとして、実際にプレイした感想としては、小規模のアサルトと言ったところか。出現する敵の強さは基本的に、パーティメンバーのなかで最もレベルが低い冒険者に合わせられるようだ。それならソロでも何とかなるかと思ったら大間違い。かく言う僕も一度ソロ(赤魔道士)で挑戦してみたところ、敵の強さは「ちょうど良い相手」から「強そうだ」までのレベルで、ソロだとかなり厳しい。ギリギリの戦いで何とか1体の敵を倒したものの、それ以上は進めないと判断して退散してしまった。明らかに消化不良だった僕は、友人に連絡して6人パーティを結成し、再びメイズへと潜ることにしたのだ。

メイズバウチャーはクリア条件を、メイズルーンはそれ以外の詳細な設定を行うためのアイテム。メイズタビュラはこれら2つのアイテム情報を記録する基盤のようなもので、種類によってマス目に違いがある。メイズルーンに関しては、パズルの要領でメイズタビュラにはめ込む必要がある

メイズの入口はジュノ下層のチョコボ屋にある井戸「Maze Mongers Shopfront」。ここに設定済みのメイズタビュラをトレードして、規定額を払うとメイズに入れる。まだ実装されて間もないコンテンツなので、ゴールデンタイムには多くの冒険者が集う

ここがメイズの入口。NPC「Packapic」からクリア条件やメイズの耐久度(制限時間)などが確認できる。音楽を変更することも可能

 今回のメイズはメイズバウチャー01でクリア条件を「敵の殲滅」に、そしてメイズルーン106で「メイズパール」の所持アリ、メイズルーン109で入口にいるPackapicからテンポラリアイテムを購入できるように設定した。というか、これらのメイズ専用アイテムは、最初にGoldagrikからもらえるもばかりなので、メイズを始めて間もない冒険者はすべてこの設定になる。メイズ内を徘徊する敵は、スケルトン族とエレメンタル族の2種類。どちらも厄介な敵である。今回はパーティメンバーの中に黒魔道士がいなかったため、エレメンタル族の殲滅に時間がかかった。とは言うものの、制限時間30分以内に敵を全滅することに成功し、見事クリアとなった。やはりパーティメンバーがいると心強い。

 クリア条件を満たすと出現する宝箱を開けると、経験値と専用のポイント「モブリンマーブル」が手に入った。モブリンマーブルはテンポラリアイテムと交換する際に必要になるほか、Muckvix's JunkにいるNPC「Chatnachoq」がメイズタビュラ、メイズバウチャー、メイズルーンと交換してくれる。なお、モブリンズ メイズモンガーは地球時間で1日に1回のみプレイ可能だが、ほかの冒険者に便乗すれば何度でも楽しめる。つまり繰り返しプレイすれば、メイズのオーダーも思いのまま。ダンジョンメイク系のゲームが好きな冒険者は、やみつきになりそうなコンテンツだ。

2回目に挑戦した際、出現した敵はコカトリス族とドゥーム族。どうやらランダムでも変化するようだ
メイズパールを使うと、あと何体の敵を倒せばいいか教えてくれる。何度でも使用可能
メイズ探索中に小さな木箱「Forcer」を見つけた。破壊すると下に「???」があり、調べた冒険者がテンポラリアイテムを入手できる

宝箱からは、まれにメイズルーンなども手に入るらしい。今回は残念ながら経験値とモブリンマーブルのみ
帰還の際は入口を目指すか、メイズ突入時に自動的にアイテム枠に入っている「メイズコンパス」を使用する。メイズ内で戦闘不能になると経験値が減少するので、危なくなったら退散を!
今回のモブリンマーブルを使って、新たな頭装備「アイパッチ」をゲット。コルセアにはベストマッチ!?

(C)2002-2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. /nl/articles/2412/18/news207.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/22/news034.jpg 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. /nl/articles/2412/21/news019.jpg 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. /nl/articles/2412/22/news036.jpg 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. /nl/articles/2412/17/news042.jpg 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. /nl/articles/2412/22/news020.jpg 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」