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» 2009年01月08日 20時20分 公開

KONAMIを怒らせた「DJMAX」ってどんなゲーム?日々是遊戯

「ビートマニア」シリーズをはじめ、数々の音ゲーをリリースしてきたKONAMIが昨年、韓国PENTAVISIONの「DJMAX」シリーズを特許権侵害で訴えたという。この「DJMAX」シリーズって一体?

[池谷勇人,ITmedia]

確かによく似てます

「DJMAX Portable:Black Square」のパッケージ

 昨年12月、韓国KONAMIより「韓国PENTAVISIONの『DJMAX』シリーズに対し、特許権侵害で訴訟申し立てを行った」という発表があり、一部音ゲーファンの間で話題となっていた(リリース)。

 「DJMAX」シリーズとは、PENTAVISIONが主に韓国で展開している一連の“音ゲー”シリーズのこと。当初はPC用オンラインゲームとしてスタートしたが、その後「DJMAX PORTABLE」としてPSPに移植されたのをきっかけにブレイク。Wikipediaの説明によると、シリーズ1、2作目の合計販売本数は15万本を超えており、これは韓国国内おける韓国産PSP用ソフトの販売本数としては歴代第1位だという。

 今回KONAMIが同シリーズを訴えたのは、「DJMAX」がKONAMIの「音楽シミュレーションゲームに関する基本特許」を侵害しているとしたため。これについては、文字で説明するよりも、写真を見ていただいた方が早いかもしれない。以下の写真はすべて、昨年12月発売の最新作「DJMAX Portable:Black Square」のもの。


ゲームシステム、画面レイアウトなどは「ビートマニア」とほぼ同じ
上から降ってくる音譜に合わせ、タイミングよくボタンを押していこう
操作方法は、腕前に応じて4ボタン〜8ボタンから選ぶことができる

韓国語の楽曲もあるが、英語曲やインストゥルメンタルも多く、普通に楽しめる
CGや楽曲のクオリティはかなり高く、人気があるのもうなずける
言語設定で「日本語」を選べば、なんと日本語でもプレイ可能

 基本的なゲームシステムは、上から降ってくる音譜に合わせ、ボタンを押していくだけというオーソドックスなもの。使用するボタン数などに違いはあるものの、画面インタフェースやゲームのルールなど「ビートマニア」とそっくりな部分は多く、確かにKONAMIが怒るのも分からなくはない。

 一方で、楽曲やCGのクオリティは非常に高く、また日本人ウケしそうな曲も多く収録されているため、遊んでみると思いのほかハマる。上記のとおり画面表示などもオプションで簡単に日本語化できるため、わざわざ韓国から取り寄せたり、海外ゲーム取り扱い店などで購入したりして楽しんでいる音ゲーファンも少なくなかったようだ(PSP用タイトルは基本的にリージョンフリーなため、日本のPSPでもプレイ可能)。

 なお以前取材した“海外音ゲー”専門ゲームセンター「WORLD GAME CIRCUS」にも置いてあったが(関連記事)、最新作「DJMAX TECHNICA」は、シリーズ初のアーケード版として日本でも近々稼働が予定されていた。これは個人的な推測だが、おそらく今回KONAMIが動いたのは、この「DJMAX TECHNICA」の日本進出を懸念したからではないだろうか。

 ちなみにKONAMIと“韓国音ゲー”との確執は今に始まったことではなく、2001年には韓国Amuse Worldらの「EZ2DJ」シリーズに対し同様の訴訟を行い、このときはKONAMI側の勝訴で判決が確定している(ただしAmuse World側に命じられた賠償はかなり軽いもので、事実上の敗訴とする見方も)。判決が出るのはもう少し先になりそうだが、今後の動きを注意深く見守っていきたいところだ。

「WORLD GAME CIRCUS」に設置されていた「DJMAX TECHNICA」
操作方法はタッチパネルを使ったものへと一新されている
こちらは「EZ2DJ」の筐体。さすがにこれは怒ってもいいレベルだと思う

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